高学歴ニートに共通する特徴と就職するべき職種10選

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大学・大学院を卒業したもののニート状態になってしまった方は、一刻も早く抜け出したいと思われているはずです。

高学歴だからこそ、専門職を含めた仕事も選択肢に入ってきます。

しかし公務員や医師、起業家といった仕事は、不可能ではないものの難易度が高めです。

本記事では、高学歴ニートの方に共通する特徴と就職するべき仕事を10個ご紹介します。

あくまで個人的意見として、また個人の適性や職場によって向き不向きは変わることを前提でお読みください。

高学歴ニートの特徴や共通点

高学歴でニートになってしまった人の中には、自分が希望する職種や業界で就活を頑張ったけど、運に恵まれずどこも内定をもらえなかった、もしくはもらえたけど納得できず辞退した人など、いろいろな人がいると思います。

ここから言えるのは、高学歴ニートの人はその真面目な性格ゆえ、一つの業界しか見えていなかったために、就職がうまくいかなかった可能性があるということです。

高学歴ニートだからこそ、様々な業界で活躍できる可能性があります。

ここからは、高学歴ニートの方が就職するべき、活躍できる可能性がある仕事、業界を10個紹介したいと思います。

1.医療業界

医師、歯科医師、薬剤師などは入学・卒業までが大変ですが、看護師、理学療法士、作業療法士などの仕事は比較的挑戦しやすいと思います。

国家資格を取得する医療系の仕事は、不況に強く安定志向の方におすすめです。

大卒の学力があれば、技術を学んで国家資格を取るのは十分に可能です。

特に看護師は需要が多く、資格を取れば就職先に困ることはないでしょう。

>>ニートから看護師になるには?必要な資格、条件、待遇

2.IT技術者

プログラマーやエンジニア、システム設計技術者など、IT系の情報処理・通信技術者です。

求人倍率が高めで、高待遇の求人が多く、デスクワークである点も魅力です。

未経験でも資格・勉強次第で就職の道が開けます。

学力があれば情報セキュリティスペシャリスト・基本情報技能者・システム監査技能者などの高度な資格を取って、スペシャリストになることも可能です。

>>未経験ニートからプログラマーに就職する方法、ホワイト企業で働くには?

3.教育業界

大学を出て教員免許を持っていれば、学校教員になるという選択肢があります。

また家庭教師や塾講師も、学歴や受験の経験が活かせる仕事です。

最近では、不登校や引きこもりの子どもを専門に指導する教師も増えているそうです。

普段接する相手は基本的に高校生以下の子どもなので、子どもが好きな方におすすめの仕事です。

>>ニートがバイトで塾講師になるために必要なこととおすすめ求人サイト2つ

4.介護福祉業界

介護福祉系の仕事は、高齢化が進んで人材不足のところが多く、未経験・中途採用でも売り手市場といわれています。

また、最近では待遇を改善する動きがあり、派遣などの多様な勤務スタイルも出ています。

現場の仕事から始めて、介護福祉士・ケアマネージャー・社会福祉士国家資格などの資格を取得してキャリアアップすることも可能です。

>>ニートには介護職しかないは本当?必要な資格、勤務時間や適性

5.観光業界

「観光立国」を目指す日本では外国人観光客が増えており、また東京オリンピックも開催されることから観光産業の仕事、通訳や外国語のできるホテルスタッフなどの需要は高まっています。

TOEICなど英語の資格を持つ方、語学力に自信がある方なら、正社員も夢ではありません。

>>ニートはTOEICで仕事の幅が広がる?TOEICで有利になる職種

6.販売・飲食業

販売や飲食業の仕事は、専用の求人サイトがあるほど人手不足が叫ばれています。

パートやアルバイトなどの非正規雇用が中心ですが、大手では大卒以上の学歴を求められる場合が多く、頑張り次第で昇給・正社員登用の可能性があります。

ただし、どの店舗で働くかによって待遇が異なるので、自分に合った職場かどうか吟味しましょう。

7.営業

営業はどの企業でも必要な仕事で、常に慢性的な人手不足です。

最近では営業における内向的な性格のメリットも指摘されており、向いていないと思っていても、実は活躍できる仕事かもしれません。

正社員の求人が多く、初任給・昇給・昇格では大卒が有利で、ニートやフリーターからでも比較的仕事が探しやすい職種といえます。

>>ニートでも営業マンになれる?営業職に向く人とは?


8.農業

第一次産業の就業者数は減り続けており、農家は常に人材不足に悩んでいます。

そこで近年は会社型の農業法人が増え、これまで農業に縁のなかった人でも新規就農がしやすくなっています。

新卒で就農するという選択肢を視野に入れる学生もいるようです。

情報技術を使った栽培やネットによる販路拡大など、高学歴の若者の知識が活かされるという期待もあります。

>>ニートは農業に向いている?メリットと求人の探し方

9.建築業界

大工や内装工など建設関係の仕事は、東京オリンピックや都市開発に向けて需要が確実に増しています。

体力が必要な仕事ですが、最近では東大や京大、早慶を出て大工を志望する学生もいるそうです。

まずは見習いからでも、将来的にはとび技能士、建設施工管理技士、一級建築士など資格を取って高収入の道も開けます。

>>ニートが建築業界で一流になる方法!ステップアップに必須な4つの資格

10.ネットビジネス

アフィリエイト・せどりなどのネットビジネスは、ネット環境さえあれば元手なしで誰でもすぐに始めることができます。

高学歴である強みを活かし、ネットビジネスで戦略的に収入を得る人もいます。

東大や京大を経てネットビジネスに参入する人や、中には親より稼ぐネオニートと呼ばれる人も存在します。

ただし稼げるようになるまでが相当難しく、外でアルバイトをしたほうが稼げるのは確かです。

まとめ

ここに挙げた仕事の多くは、基本的に学歴はあまり重視されません。

しかし、大学で学んだ思考力や判断力はどの仕事でも役立ちますし、資格を取ってキャリアアップする際には学力があったほうが断然有利です。

ニートから公務員になるといった”一発逆転”を目指すよりも、まずは学歴にこだわらず就職して徐々にステップアップしたほうが、ハードルも低いと思います。

ただし「ブラック企業」には注意して、できる限り働きやすい職場を見つけましょう。


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