中年ニートの女性は、実は沢山いるのをご存知でしょうか。
広い意味で言えば、専業主婦も「中年ニートの女性」に該当するのです。
長年無職でいると、どうやって就職活動をすれば良いのか、またどんな仕事が向いているのか、分からなくなりますよね。
そこで、中年ニートの女性が働ける職場や仕事はどんなものがあるのか、お伝えしていきます。
目次
1. 訪問ヘルパー
中年ニートの女性が働ける職場としてまず挙げられるのが、訪問ヘルパーの仕事です。
訪問ヘルパーは高齢者の家に訪問し、料理や掃除など日常生活の支援を行う仕事です。
この仕事のメリットとして、仕事に取り組みやすいということが挙げられます。
仕事内容は日常生活に関連することが多いです。
新しく覚えることが少ないので、中年ニートの女性でも取り組むことができます。
また利用者から、またはご家族から見ても、若い職員よりも中年女性の方が信用され、頼られることも多いです。
職場は社会福祉協議会等の福祉事業所が求人を出しています。シフト制なので自分の予定に合わせて働くことができます。
また年末年始や長期休暇に出勤すると、割増賃金になるだけでなく、職場からも重宝されるようになります。
2. 清掃
次に挙げられる仕事として、清掃業務があります。
清掃も日常生活で掃除をしている人であれば、取り組みやすい仕事です。
注意するのは、清掃は決められた時間内に終わらせなければいけないということです。
特にホテルでの清掃業務の場合、チェックインするお客様が来るまでにキレイにしなければいけません。
その為、速さと正確さが求められる仕事でもあります。
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3. 工場
黙々と仕事をしたい人は、工場での仕事がオススメです。工場には中年女性が多くいます。なので、同世代の友人を作ることも可能です。また工場で作った製品を安く買うこともできます。
工場の求人の探し方として、派遣会社を利用することをオススメします。
派遣で働くメリットとして、自分の都合に合わせて働くことができるということです。
「パートタイムで働きたい」「土日休みたい」といった希望に合わせて、仕事先を紹介してくれます。
また、合わなくなったら辞めることができるというのも派遣のメリットです。
まずは工場でどんな仕事をしているのか、見学することから始めることをオススメします。
>> 25歳職歴無しの引きこもり女が工場のパートとして就職するまで
中年ニート女性が働くときの心構え
中年ニートの女性が働くときの心構えとして、「仕事に真摯に取り組むことを忘れない」「心の中で線引きをする」ということが必要です。
女性の職場は人間関係がギクシャクしていることがあります。
いざ仕事をしても、女性同士のイザコザに巻き込まれて、仕事を辞めてしまう場合も多くあります。
仕事を続けるためには、まず仕事に真面目に取り組みましょう。
報告・連絡・相談はこまめに行いましょう。
教えてもらったら「ありがとうございます」と笑顔で答えることで、好印象を持たれます。
また、ニートであったということで、陰口を言う女性もいます。
もし陰口を言われたと知っても、「あの人はそういう人なのだ」と心の中で線引きをしましょう。
陰口を止めることはできないので、気にしているだけムダです。職場にいるときは仕事のことだけ考えていましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
中年ニートの女性は年齢やブランクの為、働ける職場は限られています。
しかし別の視点で見れば、選り好みしなければ働くことは可能だということです。
どんな仕事に就いても忘れないでほしいのは、就職したら新人です。
周囲の目や年齢、ブランクのことは気にせず、仕事を覚えることに集中しましょう。
そして、女性同士のイザコザには関わらず、距離を置きましょう。その姿勢が、仕事を続けるコツです。