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ニートで30歳を過ぎて先のことを想像すると、さまざまな不安が出てくると思います。
しかし、30代からでも人生のやり直しに遅すぎることはありません。
30代ニートを脱出するために必要な心構え、おすすめの職種、資格などについてまとめます。
30代のニート率
2011年に内閣府の行った調査によると、引きこもり状態にあるニートは全国に約70万人、そのうちおよそ6割が30代以上とのことです。
25~29歳の若者よりも中高年のニートが増えているのは、間違いのない事実です。
私は20代前半にかけてニート経験がありますが、その時点で人生はもう終わりだと絶望していました。
働き盛りの30代でニートになった場合の苦しみは、本当に計り知れないものがあると思います。
この辛さは、きっと経験した人にしか分かりません。
それまで社会人として働いていた人が、仕事の人間関係などを理由にニートになる場合もあります。
それに加えて親の高齢化という問題も出てくるため、国全体で一刻も早く支援すべき状況だと思います。
30代ニートを脱出するには
30代になると親の高齢化などの問題もあり、健康・精神的な不安だけでなく経済的な不安も大きくなってくると思います。
しかし、ここで焦ってしまうと余計に自信をなくすことになりかねません。
年齢が上がるにつれて自力で社会復帰することは難しくなるので、まずは一人で何とかしようとせず、第三者に自分の状況を話して支援を求めましょう。
サポステでは39歳の方まで相談を受け付けていますし、地域の就職相談窓口は数多くあります。
鬱や対人恐怖などの症状があれば、まずカウンセリングを受けるなど、心のケアを最優先にしましょう。
働く以前に大切なのは、人と話すことに慣れ、体力をつけることです。
日々健康維持に努め、サポステの講座やボランティアなどでもいいので、人と話すことに慣れていく練習をしましょう。
引きこもり期間が長い場合は、脱出するためにはそれだけ長い時間がかかりますが、ここは焦らずに自分のペースで動くことが大切です。
ゆっくりでも前に進んでいれば、いつかは必ず希望が見えてきます。
30代ニートにおすすめの職種は?
仕事を探す際は、待遇や規模などで選ぶよりも、まずは今の自分にできそうな仕事から選ぶことが大切です。
年齢や収入を考えると正規雇用が理想かもしれませんが、非正規の仕事も積極的に探しましょう。
現代は3人に1人が非正規雇用ですから、30代で非正規であっても珍しくありません。
肉体労働や単純作業、深夜労働など、あまり興味のない分野や苦手な分野にも目を向けてみてください。
自分の適性とあまりかけはなれていると辛いですが、本気でニートから脱出するためには、年齢がネックになる分、人があまりしたがらない職種にトライする姿勢も必要です。
また、企業が「急募」の求人を出すことがあります。
人材をすぐに採用したいという意向があるので、30代未経験でも面接にたどり着きやすいでしょう。
モスバーガーやローソンは中高年採用を積極的にしていますし、少子高齢化の影響により、多くの企業は次々と中高年層・シニア層の積極採用に動き出すはずです。
世の中にはまだあなたの知らない仕事がたくさんありますので、あまり悲観せずに探していきましょう。
30代ニートにおすすめの資格は?
資格にチャレンジして、人生をやり直したいと考える方も多いと思います。
ビルメンテナンス業の入門的資格「ビルクリーニング技能士」や、高齢化で需要が増している「介護福祉士」などは、30代からでも取得を目指す人が多い資格です。
しかし医師や司法試験などの難関資格を除いては、資格が就職の決定的な決め手になることは残念ながら少ないようです。
年齢が高くなればなるほど、職務経験や実績を求められるからです。
簿記や宅建など独学で取得できる資格もありますが、そのための勉強に時間を要してしまうと、さらに空白期間が増えてしまうことになります。
若ければ若いほど有利なので、まずは働くために社会生活に慣れることを考えましょう。
資格を第一の目的にするのではなく、自分に合った仕事に就くことを第一に考え、そのスキルを補う過程で資格を取るという心構えが大切です。
まとめ
30代ならまだまだ十分に体力があり健康です。
ニートを脱出したいという気持ちがあれば、年齢は関係ありません。
一歩踏み出すことは大変ですが、自分を信じてあきらめずに行動してみましょう。
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