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最近は若い人ばかりでなく、40歳を超えるような高齢のニートも増えてきています。
高齢ニートはそろそろ親が年金生活に入るので、かなり切迫した状況になっていることも多いです。
そのため、若年ニートよりも就職への危機感が強くなっていることでしょう。
しかし、高齢ニートの就職環境は厳しいものとなっています。
本記事では高齢ニートでも就職しやすい方法や職業をご紹介します。
高齢ニートの現況
高齢ニートとなると、就職は非常に厳しいものになります。
まず、高齢ニートを受け入れるような企業がほとんどありません。
若いニートであれば、まだ伸び代があるとみなされて、積極的に採用する企業もありますが、40歳を超えるような高齢ニートはそれまでの経歴や実際の能力を見ることなく、突っぱねられることはざらです。
次に、ニートを支援するようなサービスの多くが若年者のニートを対象としており、高齢ニートへの支援は少なくなっています。
政府も民間も若年ニートの対策で精いっぱいで、高齢ニートまで手が回らないのです。
こうした現状であるために、高齢ニートはなかなかニートから抜け出すことができないことは理解しておきましょう。
ニートから抜け出すためには、職業能力を高めるか、職種の希望を下げるか、どちらかを選ぶ必要があります。
職業能力を高める
ハローワークでは、職業訓練の受付を行っています。
IT、営業、介護福祉、デザインなど様々な分野の職業訓練を無料で受講することができます。
受講期間はおよそ半年ほどなので、時間をかけてしっかりと職業能力を身に付けることができます。
さらに、ハローワークからの就職支援を受けることができるので、身に付けたスキルを活かした職業に就職しやすくなります。
しかも、雇用保険を受給できない高齢ニート向けには、職業訓練受講給付金というものがあります。
収入や出席などの要件を満たせば、月10万円と交通費をもらうことができます。
素晴らしい制度ではあるのですが、筆記試験や面接があり、倍率も高いことが多いです。
若年者の方が優先される傾向があるので、高齢ニートには受講自体が厳しいものがあります。
しかし、ダメ元で挑戦して、受講できればラッキー程度で考えるとよいでしょう。
>>ニートでも職業訓練をすれば就職できる? 職業訓練で身につく主な3つのスキル
職の希望を下げる
高齢ニートの中には、ずっとニートの人もいますが、かつて正社員として働いた人も数多くいます。
そういった人は、働くなら絶対に正社員での採用でなくては、と考えてしまっています。
しかし、高齢ニートを正社員として採用しようと思う会社は少ないです。
正社員にこだわって就職活動をしたところで、多くが門前払いとなってしまいます。
正社員になれる確率はかなり低いので、希望を下げて、もっとなりやすい派遣社員やアルバイトから始めましょう。
年下の正社員から指示をされるのは嫌かもしれませんが、正社員になったところで高齢ニートには年相応の立場ではなく、新入社員と同レベルの待遇であることが多いです。
ただ、正社員を諦めろというわけではありません。
まずはアルバイトや派遣社員で収入を得ながら、就職活動を行えばよいのです。
無収入で正社員を目指し続けるよりも、生活は安定しますし、面接でもニートよりもフリーターの方が評価は高くなります。
高齢ニートでも就職しやすい企業
高齢ニートでも就職しやすいのは、やはり人出が極端に足りない職業です。ここでは2つの職業を紹介します。
介護職
1つ目は介護職です。
高齢者は増えるばかりで、介護ができる人材が求められています。
夜勤もありますし、力仕事も多いので大変な仕事ではありますが、経験を積めば介護福祉士などにステップアップも可能ですので、将来性もあります。
トラック運転手
2つ目は、トラックの運転手です。
ネット通販が一般化した今、運送業界は常に人手不足に悩まされています。
ですので、大型免許取得費用を負担してまで採用している企業まであります。
介護職と同様、体力的にかなり大変な職業ではありますが、運送業界の勤務体系が見直されている段階であり、将来は今よりも労働環境が改善されることが見込まれます。
まとめ
以上、高齢ニートが就職しやすい方法や職業をご紹介しました。
高齢ニートには厳しい状況ではありますが、ご紹介した内容を参考にして、ニート脱出を目指してみてください。
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