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ニートの時期にはさまざまな葛藤を抱えて、職場で活かせる専門的な技術を習得するまでにいかなかった人も多いのではないでしょうか。
国や地方公共団体が運営主体となっている職業訓練について探ってみましょう。
職業訓練って誰でも通えるの?
一定の条件が必要です
職業訓練校には、ニートの状態を脱して就職してもらうことを目的にしたものや、非正規雇用であった状態から正社員へなってもらうことを目的にするものなど、各訓練により、目指すところは様々に設定されています。
こういった職業訓練校に通うには、年齢制限や正社員であった時期から一定年数以上が経過していることなどの条件が必要です。
また、受講は数か月に及ぶものもあるため、その間の生活費や交通費として、一日五千円などの給付金をいただきながら学べる職業訓練校の場合もあります。
ただし、授業の8割以上に出席することなど、この給付金の受け取りにも該当のための条件があります。
給付金だけを目当てにした受講生が増えないために必要な条件ともいえます。
対象外でもあきらめないで
もし、自分が職業訓練の受講対象から外れていてもあきらめることはありません。
しごと支援のこういった情報を提供している窓口である、ハローワークや各都道府県、市区町村自治体のしごとセンターの窓口に、ありのままを話してみてください。
また、お住まいの地域にある公民館のロビーや、役所には市報などの広報誌が置いてあるので、仕事についての相談窓口はどこかを探してみましょう。
道は開けます。
大事なことはあきらめないことと、そして、孤立しないことです。
職業訓練で身に付く技術
パソコンの事務的スキル
ワードやエクセル、パワーポイントといったパソコンの事務処理ソフトの技術が、今や就職先で必須である場合は多くなりました。
職場で求められるレベルまで、これらの技術を教えてくれるカリキュラムがあります。
webに特化したスキル
ホームページの構築や画像処理ソフトなどの、より専門的なスキルを学ぶことができる訓練校もあります。
ECショップの運営会社を社内見学できるなど、独学では実現しない内容も入っているカリキュラムです。
教えてくださる先生たちにとっては、生徒たちが技術を習得して就職をしたという実績の高さにより、再び、次の生徒を迎えることが許可されるという仕組みです。
大変に熱心で、脱落者の出ないように、授業を進めてくださいます。
社会人としてのマナーやコミュニケーションスキル
会社で仕事をするということは、日々人の中にいて、人を相手に「報告、連絡、相談」をするということです。
また、電話の出方にもマナーがあります。
基本的なことのようでありながら、会社の新人研修でなければ、なかなか学ぶ機会のないこういた内容を教えてくれるカリキュラムです。
一般の会社の中のスペースに通うことができ、自分と同じ訓練生と机を並べて社会人としてのコミュニケーションのルールを学んでいきます。
社員の方とともに、営業の現場に同行できる場合もあります。
職業訓練を受けた後は就職できる?
就職する門戸は開かれています
カリキュラムによっては、実習先の企業が訓練修了生の就職を受け入れている企業もあります。
しかし、これは他の就職活動と同じで、就職が約束されているわけではありません。すべては受講生の努力次第です。
職業訓練の修了生は、大変にためになったと感想を述べる場合がほとんどです。
一人では学べなかった、苦手意識が克服できた、自分の勝手なイメージが間違いだったと気づくことができた、など、受講生によって得たものは大きいようです。
ニートになるのは、真面目な人だと言われます。
こんなことを教えてもらえてラッキーだと、楽しむくらいの気持ちの余裕が、受講に際してぴったりではないでしょうか。
ここに書いた以外にも多くのカリキュラムが用意されています。
数ヵ月という、自分のために使える時間やエネルギーがある場合には、このシステムを活用してみましょう。やり遂げた先に、就職先の可能性は広がっているはずです。
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