ギャンブルで借金、彼女にも振られ人生に絶望。26歳で車中生活だった無職が派遣から始めて正社員に就職できるまでの道のり

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私は40歳男性です。現在製造業でリーダーをしています。部下もいて指導する立場にあります。

私が無職になったきっかけは「人生にいいことはないんだ」と悲観し抜け殻となってしまったことです。

26歳だった私は就職もしていて彼女もいました。しかし、ギャンブルにのめりこみ借金を抱えて疲れていた私に追い打ちをかけるように彼女から振られ、生きていく希望を見失います。

さらに不運は続いて仕事で大きな損害を出してしまうのです。社内では左遷となりその職場の人間関係になじめず退職しました。これが無職となるきっかけです。

絶望しかない。親も身内もいない車中無職生活

無職になってから不安がたくさんありました。お金もないし住むところもなく車中生活をしていました。親も身内もおりませんので行く当てもありません。

とにかく何もない状態になりました。本当に死んでしまいたいと思うようになります。

ある時、夢を見ました。自分の親や親しかった人が昔の思い出のように何とも言えない気持ちになりました。

おなかもすいて、今この現状を変えなきゃならない、就職せねばと何とか立ち上がることができました。

根気強くハローワークに通い、ついに人材派遣会社に入社!

それから私はハローワークへ通いました。前職から期間が空いていたので断られることも多く自分が働けそうな職種がなかなか見つからないでいました。

しかし根気よく諦めずにいたとき、自分の持っている資格に合った仕事が見つかるのですがなんと人材派遣会社でした。窮地だった私は寮もあるからとりあえずここでしのごうと安易な気持ちで入社しました。これが私の人生を決めたのです。

派遣会社に勤めて3年がたったころ「正社員にならないか?」と派遣先の部長に言われました。すごくうれしかったですね。そのころには借金も完済していました。

彼女はいませんでしたけれど私はもう昔の私ではないんだと辛かったあの時と全く違う実感があふれるほどわきました。それから正社員となりその後結婚して、二人の子供に恵まれ、家も購入しました。就職して頑張ってきたことで私は自分の力で幸せを手に入れたのです。

「無職=悪」というのはもう古い

無職は世間では物珍しかったり否定的な立場に受け止められる傾向にありますが、無職は悪いことではないし様々なライフスタイルが選べる今の時代に働くことは正義だなんて時代はもう古いと思います。

また幸せのつかみ方や感じ方も人それぞれです。私の場合は自分が生きていくための手段が就職でした。今では家族を幸せにするものとなっています。

就活していた当時も就職氷河期と言われていた時代に仕事を選べる立場にないのに、偶然にも派遣という形でしたが仕事に恵まれました。それが今も続けていってるのですが仕事も人との出会いのようにめぐりあわせなんだなと思います。

そして会社を好きになることで自分の境遇も変わっていき、その見返りかのようにまた会社も自分が好きなのかのように恩恵をたくさん与えてくれます。私は今の会社が大好きだしたくさんの恩もあります。

今辛くても絶望せず何度でも立ち向かう勇気を持ってほしい

今現在、無職で就活している人へ言いたいです。

焦らないで縁を待ってみるのもいいと思います。やりたいことが見つからなければゆっくり自分を分析してみるのもいいです。「最低何年は我慢」とよく言いますがもうその考えも古いと思います。やりたいことや好きなことに時間が使えるようになってほしいです。

そのためには自分をよく知ることが大事です。また、思わぬ運命的な出会いのような仕事に巡り合えるかもしれません。辛くても絶望してもあきらめないことが大事で、ダメだったとしても何度でも立ち向かうほどの勇気を身につけてほしいです。

最後に就職したら好きなことをぜひ見つけてほしいです。できることなら集中してできることがいいです。なぜならそれが自分にとって一番やりがいがあることだからです。

それを見つけたらそのことについてはだれにも負けないよう知識や技量を身に着けてほしいです。自分を変えられるのは自分だけなんだとどうか自信をもって就活に挑んでほしいと思います。

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