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私は30歳の時に、関東で派遣社員をしていましたが、どうしても正社員の仕事がしたく転職活動を始めました。
しかし半年以上職は見つからず、やむを得なく仙台の知人の飲食店で働き始めました。
ただそこは完全なブラックで拘束時間ばかり長く、時給もしっかり頂けず、生活苦になりました。
2年半我慢しましたがもう限界で、本気で転職することを決心しました。
まずはあらゆる転職サービスに登録
実はその前に生活苦であることを行政に相談しており、生活保護の相談をしていました。
そんな職場にいたものですから、精神的にもおかしくなり、何とか申請も通ったのです。
無理なら派遣の仕事をしながら、転職活動しようと思っていたのですが、これで何とか余裕を持って転職活動をする準備が整いました。
まずはあらゆる機関に自分の情報を登録しました。
ハローワークには週2回行き、インターネットの転職サイトも5社以上登録し、日々新しい職が無いか探していました。
また街を歩いている時の視線も変わりました。
自分と同年代の人が働いている姿を参考にしたり、店に掲載している募集広告も小まめにチェックをしました。
年齢的にも甘い事は言っていられないので、継続して働けそうであれば、様々な業種に応募をしてみました。
不採用の通知と孤独な土日
しかし、来るのは不採用の通知ばかりです。
連絡が来ればまだいいんですが、全く反応が無い企業も多かったです。
高卒でろくな資格も無い私は門前払いなのか、こちらからしつこく連絡も出来なかったので、八方塞がりになる事も多かったです。
一番精神的にきつかったのが土日でした。
土日は一切就職活動が出来ず、不安が募るばかりでした。
不採用で心を痛めても、まだ動いていれば何とか気持ちの切り替えは出来ましたが、土日は一切活動が出来ないので、気持ちが沈むばかりでした。
最初のうちは友人などに連絡して気を紛らわしていましたが、そんなにいつも連絡は出来ず、必然的に一人の時間が増えていきました。
また無職であるため、金銭的に余裕がないのでろくに外出も出来ず、家に閉じこもる時間も増えていきました。
辛い無職期間、支えになったのは映画だった
そんな中で支えになったのが大好きな映画でした。
月500円でしたが動画配信サイトに登録し、時間を決めて映画を観ました。
例えば2時間転職活動したら1本だけ観ようといった感じです。
気持ちが塞ぎがちになってしまうので、そういった自分の好きな趣味をうまく活用して、何とか時間を繋いでいました。
3か月経った頃です。
さすがに焦りを感じたので、私は更に本腰を入れて、就職活動を始めました。
すると履歴書にたった一言書き加えただけで、書類選考も通りやすくなったのです。
転職活動が成功した履歴書のある一言
「これが最後の転職だという意気込みで活動しております」
履歴書に書いたその一言だけでも、企業の受けるイメージは変わったようです。
開き直りでは無いですが、どうせ落ちるなら、自分の気持ちを最大限にぶつけてみようと思い、面接の場を頂いた際は後悔しないように、感情を最大限にぶつけ始めました。
もちろん型にはまった正解の答えは知っているんですが、あくまでも自分らしさを大切にしてみたんです。
実際今の会社は学歴や資格だけではなく、その人の人間性を観る会社が多いそうです。
実際私も何度か面接に行き、真剣に思いを伝えると、相手は意外に聞いてくれるものでした。
人間追い詰められて、本領を発揮できるのだと改めて感じました。
そして今の会社から、営業事務として採用の連絡が入ったのです。
面接のときは若い社員が多いと聞いていたので駄目だと思いましたが、やはり人間性を買ってくれたようで、今はこの会社で正社員として働いています。
まとめ
就職活動は自分との戦いだと思います。
時間をどのように使うかで自分の未来は変わるものだと、改めて気づかされる時間でした。
でも、それでも苦しくなる時はあります。
そんな時私はハローワークに足を運ぶことをおすすめします。
あそこは職を紹介してくれるだけでなく、そういった求職者の不安を払拭するようなアドバイスをくれたりします。
閉じこもりがちにならずに、求職活動をする習慣を作り、仕事を探すべきだと思います。
絶対に止まらないような環境を作るのも、とても大切な事だと感じました。