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29歳男性、物流関係の職場で商品の管理をしています。
倉庫内の商品の管理、入出庫作業、アルバイトさんや派遣さんの監督などが主な仕事内容です。
私は27歳になるまで正規雇用経験一切なし、ニート時代には貯金が1万円以下になったことも。
そんな私の就職までのストーリーをお話します。
一般的な就職活動はしていないのですが、就職にも色々な方法があることを知って頂けたら幸いです。
自己分析の結果「仕事したくない」。ニートになるまでの軌跡
私は就職活動で躓きました。
そもそもやりたい仕事もなければ武器になる資格もなし。
自己分析した結果出てきた答えは「働きたくないし社会に出たくもない」でした。
3年生の10月頃に就活を嫌々始めたものの、すぐに放り出しました。
4年生になる頃にはもう自分が社会人適性のないことを悟り、就職する気を一切なくしていました。
卒業後は学生時代からの飲食店バイトで食いつなぐ日々。
とはいえ、バイトだって好きでしているわけではありません。
なんたって自己分析は「仕事したくない」なのですから。
25歳の時にはバイトも嫌になり辞めてしまいました。
次の仕事はすぐ見つかるだろ、と高を括っていましたが甘かった。
自分に対しての見通しがです。
一度仕事を辞めると全く何もしたくなくなり無事ニートへ。
ニート期間は、趣味の読書をしたり2ちゃんねるに書き込みをしていて一日が終わっていました。
半年もすると貯蓄もなくなりました。
人生崖っぷちだとは思っていましたが行動する気力は湧いてきませんでした。
好きな時に休める日雇いバイトを始める
流石にお金がなくなったので仕方なく日雇いバイトを始めました。
日雇いバイトを選んだのは、好きな時に休める、からです。
常勤のアルバイトならば週5で拘束されたり、残業するケースも出てきますよね。
日雇いならそこまで真面目に働かなくていいだろ、という安直な考えでした。
日雇いでは色々な現場に行きましたね。
そこで少し自信がつきました。
学生時代は野球に打ち込んでいたので体力はある程度ありました。
周囲がキツくて敬遠するコンテナ荷卸や引っ越しも特に問題なくこなせました。
「体力勝負なら俺って結構いけるな」と感じていました。
そんな折、日雇いで仕事をしていた物流センターの社員の方から「正社員にならない」と声をかけられました。
力仕事が多い現場でもあり定着率はお世辞にも良いとは言えない企業でしたが、自分の強みの体力が活かせそうだと思って受けてみることにしました。
ぶっちゃけて言えば、高い志があったわけでもありません。
向こうから声をかけてきたのだから受かる確率は高いだろうという打算、日雇いよりは稼げるだろうという期待、最悪合わないなら速攻で辞めればいいという開き直りが正直な心境でした。
正社員を続けられているのは自分の強みが出せる仕事だから
現場の社員の人からの推薦があったためかあっさり面接は通りました。
人手不足の業界ですから、人を選んでいられないというところが実情でしょう。
こうして、ニートから日雇いを経て27歳で初就職。
就職するという強い意志も無く、就職のための努力もほとんどないままラッキーな形で拾われました。
それから2年ほどたちますが、なんとか働いていけています。
今でも特別仕事は好きではありませんし、辞めたいなと思うことも正直あります。
それでも続けていけるのは自分の強みが出せるからでしょうか。
私の場合の強みは体力があることだけでした。
我ながら情けないですが仕方ありません。
結局、人間は強みや特徴を発揮できる場所にいることが大切なのだと思います。
人ができないことをやれる、人より少しでも優れた部分がある。
そういった自信は人生の充実につながります。
自分の強みが活かせる場所があるならば、人間はそこでなんとかやっていけるものなのですね。
まとめ
なんとなくニートになりなんとなく就職できた私、それでも一応やっていけています。
ナンバーワンになる必要はなく、少しでも自分の優れているものがあるなら生かせる場所はあります。
こればかりはやってみないとわかりません。
無職から就職を目指すならバイトでいいから何か仕事を始めてみてはいかがでしょうか。
その中で意外な強みが見つかるかもしれませんよ。