母が倒れて止むを得ず退職。そして26歳でニートから販売・接客業(アルバイト)に就職した話

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私は現在、29歳で、去年可愛い我が子を出産した一児の母です。

現在は子育てに奮闘し、主婦をしていますが、再就職先で出逢った彼と結婚して今の幸せを手に入れました。

就職1年目で母が倒れ、退職

私は22歳の時に大学を卒業し、一般企業に就職しました。

当時は過去最大の就職氷河期で50社受けて1社受かるのがようやくの時代でした。


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そんな中、2社から内定をもらいなんとか就職することができたのです。

大変なことが多かった就職1年目、ようやく慣れてきた頃、母が倒れました

それも、回復が見込めないほどの重症です。

病院に着いた頃には残り数時間の命と言われ、大手術の後なんとか一命を取り留めました。

しかし、後遺症もひどく車椅子どころか寝たきりの状態になってしまいました。

当時はまだ40代の母を施設に入れるという判断は私達には出来ませんでした。

そこで、出来るところまで在宅で介護をするという選択をしました。

父は働かなければいけなかったので、私は職場を離れることにしました。

死にたいと思うほど辛い介護生活

仕事を辞めたことより、初めての介護に苦労ばかりの記憶しかありません。

ただ、私は職場を離れたことを後悔したことは1度もありません。

何度も死にたいほどツラい思いをしたこともあった介護生活でしたが、当人である母が一番ツラかったと思います。

何より、今は先生も驚くほど回復してくれたので、在宅で介護をするという選択をしたことを心から良かったと考えています。

ニートになって一番嫌だったことは、元職場の人に会ったとき、私の苦労も知らず、「どうやって生計立ててるの?実家とかいいよね。」と言われたことです。

再就職のきっかけ

当時の私は、状況を考えると家を離れることは難しいと感じていました。

ですが、再就職を諦めたわけではありませんでした。

私が26歳の時、母の体調が落ち着いた頃、デイサービスの利用日が多くなりました。

それに伴い、安定した自分の時間を週に3日は確保できるようになったので、近所でアルバイトを探すことにしました。

アルバイトの情報誌やインターネットサイト、地域のアルバイトを募集したチラシなどをほぼ毎日見ていました。

その時、新しくオープンするカフェのオープニングスタッフの募集を見つけたのです。

すぐに家族に相談して、応募の電話をしました。

良い感じの会社で、後日面接をすることになり、その数日後合格の連絡を頂き、とても喜んだことを覚えています。

まとめ

今振り返ると、自分で良さそうな企業を見つけてすぐに連絡・行動したことが良かったと思っています。

やはり行動を起こさなければ、前には進むことはできませんでした。

自分の状況はより大変になりましたが、前進できて良かったと思っています。

そして、ニートから抜け出し再就職したことは、大変なことも多いですが、自分の世界を広げ、より明るく楽しい生活を送るきっかけになりました。

私の体験談が同じような境遇の方の励みになれば嬉しいです。

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