火葬場の仕事はニートでも高収入?内容や給料、仕事は楽?

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パッといきなり「火葬場に就職したい」と考える人も、中々少ないとは思いますが、火葬場のお仕事って、どのようなものか気にはなりますよね。

やはり最後のお別れをするのだから、給与もそれなりに貰えるのかな、と何となく考えている人もいるかもしれません。

という訳で、ここでは、火葬場の仕事内容や給料、楽なのかどうかについて書いていきます。

火葬場の仕事内容は主に3つ

一口に仕事内容、といっても、採用時に自分の担当が決まっている場合が多いでしょう。

職場によっては、複数の業務を兼任することもあるかもしれません。

また、守秘義務の関係上、あまり細かい内容は分からないのでザックリとしたものになりますが、ご了承下さい。

炉前業務

ご遺族の方を案内したり、表だって様々な準備などをやったりする仕事内容です。

裏方業務ではないため、丁寧な対応やマナーが必要となるお仕事といえますね。

火葬業務

火葬炉を運転し、遺体を焼くといった仕事内容です。

日本の火葬では、骨を残すことを習慣としているため、遺体を骨だけ残す技術が必要となるようです。

また、実際に遺体を焼くことに対して抵抗感があるか否かで、向き不向きがハッキリ分かれる業務とも言われています。

この業務を行う人には「火夫」や「火葬技師」といった呼び方もあります。

清掃業務

火葬炉を効率よく使うために、お骨を回収した後、綺麗に掃除をする仕事内容です。

予約の件数などが多い時には、迅速に行う必要があるため、こちらもコツを掴む必要がありそうです。

広い意味での清掃作業も含まれる場合、火葬場内や外周りの掃除も意味することでしょう。

火葬の一連の流れ

火葬場へ行ったことがある人なら分かると思うのですが、行ったことのない人向けに、火葬業務の一連の流れも書いておきます。

  1. まず、霊柩車が到着するのを、台車を用意して待ちます。
  2. 次に、棺を霊柩車から出して、動くことのないよう、台車に載せて固定します。
  3. それから、ご遺族の皆様などを炉前へご案内します。
  4. 故人の名の確認をし、棺の窓を開けて、「最後のお別れ」をします。
  5. その後、炉の扉を開けて棺を入れ、お焼香の台の準備などをします。
  6. ここで火葬業務の人が火葬をし、お骨を集めて収骨台へ行きます。
  7. そして、ご遺族の皆様へ箸を渡して、お骨を拾ってもらいます。

遺骨を風呂敷に包んで、喪主へ渡したら終了となります。

火葬場の給料について

大体の給与の相場は、月に22万前後のところが多いです。

アルバイトやパートの場合は、時給1300円前後が大体の相場のようです。

特にこれといった資格は不要な職場なので、そういう職場へ就くのだと考えると、少し良い金額だと思います。

向き不向きがハッキリ別れると思うので、その辺りが自分に向いていれば、十分に良い職場になり得るといえるでしょう。

火葬場の仕事は楽なのか

「え、遺体を焼くの?」と動揺したり、なんだか怖くなって気が滅入ったりする人にとっては楽とはいえないでしょう。

また、ご遺族の方との対面もあるので、感受性が豊かすぎる人にとっても、悲しみややり切れない気持ちに同調してしまう可能性があるといえますね。

逆に、その辺は全く気にならず、むしろ誇りを持って仕事を全う出来そうだという人にとっては、楽な仕事だといえます。

まとめ

給料については、格段に良いという訳ではないですが、最後のお別れを担うわけなので、昼間働くにしては良い金額だといえます。

研修期間を設けているところもあるので、自分が本当に責任を持って成し遂げることが出来るものかどうか、そこで判断出来るのも良いところですね。

また、ご遺族の方たちとの対面などは、デリケートな機会でもあるので、きちんとしたマナーで接することが出来るかどうかも大事なところでしょう。

この記事が、火葬場の仕事について気になっているニートの人の参考になれば、嬉しいです。

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