20代後半のニートは多い?就職するために残された3つの道

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20代後半のニートともなると、ただでさえ厳しい世間の目がより厳しくなってきて肩身の狭い思いをしていることと思います。

また、引きこもっているニートも多く、社会とのつながりも乏しいので、強い孤独感を覚えているでしょう。

本記事では、20代後半のニートがどれだけいるのか?や、20代後半ニートから就職するための方法をご紹介したいと思います。

20代後半のニートは割合、どれだけいるのか?

内閣府が毎年発表している『こども・若者白書』(平成28年版)によれば、25歳から29歳までの人口は653になります。

『こども・若者白書』の中では、ニート(就業、学業、職業訓練のいずれもしていない人)の概念と同じものは使っておらず、その代り、若年無業者という似たような概念を使っています。

若年無業者は、15歳から34歳で求職活動をしていない人の中で、家事や通学をしていない人のことを言います。

職業訓練と求職活動という違いがあり、同じ概念とは言い切れませんが、ほぼ同一とみなしてもよいでしょう。

さて、20代後半の若年無業者(ニート)の数はどれほどなのでしょうか。

『こども・若者白書』では、2015年時点で17万人と推計しています。

ちなみに、若年無業者全体でいうと、56万人となります。

20代後半の仲での割合で言いますと、およそ2%となります。

50人に1人がニートということですので、クラスに1人いるかいないか程度の割合です。

20代後半のニートは非常に多いということがおわかり頂けたかと思います。

なお、30代前半及び後半のニート数は、17万人、19万人と同水準か増加しています。

この傾向は2006年以降続いていることから考えると、20代後半のニートは30代になってもニートのままの可能性が高いということです。

ニートからの脱却が急務であることがわかります。

20代後半のニートが就職するには?

20代後半になると、就職活動に若さという武器を使うことはもうできません。

大卒で既卒や第二新卒がもてはやされるのは卒業後3年以内であることも踏まえれば、それも当然でしょう。

そのため、がむしゃらに就職活動を行うだけでは、ニートからの脱却は難しいでしょう。

しっかりと戦略を立てる必要があります。

20代後半のニートが、ニートを抜け出すには3つの道があります。

公務員を目指すか、民間企業に就職するか、資格や職業訓練を行うか、の3つです。

公務員

まず、公務員ですが、20代後半は年齢制限が迫っています。

どの市町村でもおおよそ30歳が上限となっています。

また、勉強期間は半年から1年かかると言われていますので、その期間も踏まえて、間に合うかどうかを確認しましょう。

また、公務員は筆記試験よりも面接が難関ですので、面接に向けて想定問答集を作成する、家族や友人に練習を手伝ってもらうなど事前準備をしっかり行いましょう。

>> ニートが公務員試験を受ける方法!合格確率、面接の内容は?

民間企業への就職

次に、民間企業への就職です。

20代後半ニートだと、正社員で就職できる業界は人手不足の業界に限られます。

運送業界や飲食業界、介護業界などは人手不足が深刻であり、他の業界に比べれば書類選考が通りやすく、面接に行ける可能性が高くなっています。

他の業界で働きたいのであれば、正社員ではなく、派遣や契約、アルバイトなどでその業界に入り経験を積んだうえで、転職活動を行う必要があります。

とりあえずは非正規雇用での就職を目指すので、正社員での採用よりもハードルが低く、すぐにニートから脱却できる可能性があります。

>> ニート脱出には人手不足の業界を狙うのがおすすめ

資格、職業訓練

3つ目は、資格や職業訓練を行うことです。

すぐさま就職するのではなく、手に職をつけて有利に就職活動を進める方法です。

自宅で学習して資格取得を目指すのはもちろん、専門学校に通うことも考えられます。

ハローワークを通じての職業訓練に通うのも良いでしょう。

ただし、それ相応の時間がかかりますし、専門学校に通うならお金がかかります。

そうしたデメリットが受け入れられるのかを確認しましょう。

特に、20代後半ニートには金銭的な余裕がない方が多いですので、親から援助等が得られるのか、しっかりと検討しましょう。

>> ニートは専門学校に行けば就職が有利になる?資格の種類と自分に合った学校の探し方

まとめ

以上、20代後半ニートの人数と、就職するための3つの方法をご紹介しました。

20代後半でニートを抜け出さなくてはずるずるとニートを続けることになってしまいます。

ぜひ本記事を参考にして、ニートから抜け出してください。

>> 20代ニートからの就職体験談はこちら

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