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大学進学率が50%を超える現在、大学生の数が増えたために、大学中退者も増加していく傾向があります。
大学を辞めてからアルバイトもせず、そのままニートになってしまう人も数多くいます。
そこで、本記事では大学中退者を取り巻く就職環境と大学中退ニートが就職するにはどうしたらよいのか、について書いていきたいと思います。
大学中退者を取り巻く就職環境
まず、大学中退者を見る目は非常に厳しいものがあります。
学力的には高卒よりも高くポテンシャルもあると判断されますが、一方で、途中で学業を投げ出した中途半端な人だと思われてしまいます。
就職しても、途中で仕事を投げ出すのではないかと疑われることが多いです。
実際、中退には様々な理由があり、本当にただ投げ出した人もいれば、経済的に困窮し学費を払えなくなった人もいますし、病気で大学に通うことが困難になったという人もいます。
しかし、そういった理由は面接にならないと相手に伝わりません。
書類上ではどんな理由でも中退であることには変わりないのです。
まして、ニートともなれば、より見る目が厳しくなるのは言うまでもありません。
以下では、大学中退ニートが就職するにはどうしたらよいのか、2つのケース別に見ていきたいと思います。
1. 正社員での採用を目指す
アルバイトで経験を積む、資格を取得するなどせずに、正社員募集の求人に真正面から体当たりするケースです。
このケースで注意すべき点は、業種職種が限られるということです。
たくさんの求人を見るとわかりますが、条件の良い求人は漏れなく大学卒業以上の経歴が応募条件となっています。
ですので、大学中退では受けることができません。
実際に受けられる求人は高卒以上、あるいは学歴不問のものとなります。
その多くは飲食店や個人向けの営業マン、介護業界など肉体的、精神的にきついと言われている仕事です。
きつい仕事での正社員の就職になる可能性が高いですが、今後のステップとして考えるのであれば悪い選択肢ではありません。
一度正社員になってしまえば、次に就職活動をするときには正社員経験者として評価されますので、ニートであるときよりも断然有利になります。
2. アルバイトをしながら正社員登用を目指す
アルバイトをしながら、正社員登用を目指すケースです。
アルバイトなら、正社員よりもハードルが低いですので、大学中退ニートでもわりと簡単に働き始めることができます。
大卒や院卒であれば、高学歴がネックとなってアルバイトに受からない事もありますので、これはメリットと言えるでしょう。
アルバイトからの正社員登用はあることはありますが、あまり多くないのが現実です。
正社員登用を期待して年単位の時間を費やすよりも、アルバイトをしながら就職活動を行うのが得策と言えるでしょう。
アルバイトをしていることで労働意欲が高いと見なされますので、ニートのまま就職活動を行うよりも断然有利になります。
また、アルバイトをしている業種や業界が、正社員として応募する企業が同一の方が好印象になりますので、アルバイトを選ぶときには、どの業界、業種で正社員になりたいのかを見据えておくとよいでしょう。
大学を中退した女性の場合は?
女性の場合、男性との違いはほとんどありません。
正社員をまっすぐ目指すにしても、アルバイトをしながら就職活動をするにしても、女性だからといって、面接で不利になるということはほとんどありません。
ただ、女性の方が就職しやすい業種、業界があります。
一般的に女性が多い職場であれば、女性であることが有利と考えてよいでしょう。
例えば、保険や化粧品の営業、アパレルやケータイショップの店員、飲食店でのホールなどは女性が勤めることが多く、就職もしやすいです。
そうした業種、業界を狙えば、男性よりも早く就職する事が可能です。
>>医療系大学を中退後ニートになり、介護資格を取って正社員になった話
まとめ
以上、大学中退ニートを取り巻く就職環境と実際に就職する道をご紹介しました。
大学中退ニートでも正社員で働くことは決して不可能ではありませんので、上記を参考にして就職活動に励んでください。
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