ニートの就職体験談

医療系大学を中退後ニートになり、介護資格を取って正社員になった話

投稿日:2017年3月26日 更新日:

初めまして。

今回は、女性の私が医療系大学を退学し、怠惰なニート生活を経て、最終的に特別養護老人ホームで正社員として働けるようになるまでの話をしたいと思います。

今、かつての私のようにニート生活で苦しんでいる人や、これから社会復帰を考えている人の何か参考になれば幸いです。

目次

「あなたは向いてない」医療系大学で先生に言われた言葉にショックを受けニートに

私は高校卒業後、医療系の大学に進学しました。

「人の役に立ちたい」という想いから医療の勉強を頑張ってきました。

しかし、実習では知識があるだけでは通用しません。

日々出る多くの課題に加えて指導者からのプレッシャーに耐える日々。

元々コミュニケーションがあまり得意ではない私は実習に行くだけで精一杯でした。

実習は不合格。

加えて学校の先生から「あなたはこの仕事に向いていない」と言われ、ショックを受けました。

「こんな学校にいても意味がない」と両親に相談し、大学を辞めることにしました。

出口の見えない毎日、自堕落な半年のニート生活

大学を辞めた当初はすごく気が楽でした。

毎日好きな時間に起きて、好きなことが出来たのでとても楽しかったです。

しかし、一ヶ月も過ぎると、自堕落な生活へと変わっていきました。

生活が昼夜逆転し、体重も増加しました。

「このままではいけない」と思っていても、どうすれば良いのか分からず、約半年ニート生活を続けることに。

ニート脱出のきっかけは元バイト先からの電話

ニート生活から抜けることになったキッカケは、元バイト先の先輩からの電話でした。

「元気でやっているか?」と聞かれ、私は今の生活をありのまま話しました。

すると先輩は翌日、食事に誘ってくれたのです。

そこで私は泣きながら大学中退に至るまでの経緯や、これからどうしたらいいのか分からないといったことを先輩に話しました。

話を聞いていた先輩は、「もう一度うちで働いてみないか。」と提案してくれました。

にすることもなかった私は、「はい」と返事をし、元バイト先でもう一度働く事に。

バイトを始めたことで積極的に行動するように

最初は朝起きるのが大変でした。

加えて身体を動かす仕事だったので、帰宅したときはクタクタでした。

しかし、バイト後の食事はとても美味しかったです。

ニート中は時間になったらただ食べていた、ということもあって、「美味しい」という感覚がなくなっていました。

そして何より、休日がとても嬉しかったです。

買い物に出かけても引け目を感じることはなくなったので、積極的に行動するようになりました。

バイトとして働く中で変わった考え

バイト生活を続けていくなかで、「自分と同じようにひきこもりで苦しんでいる人がいるのではないか」と考えるようになりました。

そんな時、母親から通信制の大学で社会福祉士の受験資格を得られるということを聞きました。

社会福祉士の仕事について調べると、介護や貧困など生活に困っている人に対して、福祉サービスを用いながら支援を行うという仕事でした。

通信制の大学なら働きながら勉強も可能だと感じました。

しかし、バイトの給料だけでは学費などまかなえないことが分かりました。

色々考えた結果、バイトを辞めて地元に戻ることにしました。

先輩には申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、先輩は「やりたいことが見つかって良かったな」と言ってくれました。

介護職と通信制大学の勉強の日々

地元に戻った私は、通信制の大学の入学手続きをする傍ら、仕事探しをしていました。

すると地元の介護施設で臨時の介護職員を募集しているのを見つけました。

社会福祉士として働く為にも、介護の経験はしといた方がいいかなと思い、応募しました。

しかし、仕事を覚えながら勉強する日々は想像以上に大変でした。

結果的に仕事を休む日が続き、職場に迷惑をかけては申し訳ないと思い、8ヶ月で辞めました。

土日休みを優先し、勉強のかたわら工場で働くことに

次の仕事を見つけるにあたって最も重要視したのが、「土日休みであること」でした。

通信制の大学とはいえ、年に何回か大学へ行って講義を受ける日がありました。

ほとんどが土日に行われる為、介護施設で働いていた時は休みの確保が難しかったからです。

ハローワークで色々探した結果、派遣社員として工場で働くことに決めました。

工場の仕事は毎日同じ作業を行うので、仕事を覚えるのが楽であったこと、土日休みなので大学で試験を受けたり、講義を受けたりすることが可能になりました。

1月に社会福祉士の国家試験があったので、12月末まで働きながら勉強を続けることが出来ました。

国家試験受験のため1ヶ月引きこもって勉強から就活へ

年が明けてからは勉強漬けの日々です。

働いている時も国家試験の勉強はしていましたが、フルタイム勤務だったので中々勉強時間を確保出来ませんでした。

なので、食事と睡眠、入浴や家事以外は全て勉強にあてていました。

国家試験の前日には試験会場近くのホテルに宿泊し、勉強していました。

国家試験は無我夢中で取り組みました。

終わった後は解放感でいっぱいでしたが、すぐに「仕事を探さなければ」と思いました。

国家試験終了の翌日から求職活動へ

試験が終わった翌日からハローワークに通い、求職活動を行いました。

最初は社会福祉士の資格を活かした仕事を探すことに。

しかし社会福祉士の実習の中で、「自分は人生経験が足りない」と感じていたのを思い出しました。

20代半ばで人生経験もあまりない人が相談員をやっても、信用されないのではないかと考えました。

そこで、まずは現場経験を培いたいと思い、介護の仕事を探しました。

以前は「社会福祉士になる上で、介護の仕事は体験しておこうかな」という軽い気持ちでした。

しかしこのときは、「将来的に自分の力になる為に、経験を培いたい」という明確な思いがありました。

特別養護老人ホームの求人を見つけるも、試験合格結果まで保留に

そんな中、隣の市にある小規模の特別養護老人ホーム(以下、特養)の求人を見つけました。

興味を持った私はハローワークの職員に相談し、施設見学を行うことにしました。

その特養は最近出来た施設ということもあり、設備や機械が新しかったです。

施設見学をした後、施設の職員と話をしました。

その中で、自分の今までの経緯を話し、将来的に社会福祉士の資格を活かして働きたい、しかし自分は現場経験が乏しい、なので介護の仕事をして現場経験を培いたい旨を話しました。

施設の職員はすぐに働けないかと提案してくれました。

しかし、私はすぐには頷けませんでした。

もし社会福祉士の試験が不合格だったら、また働きながら勉強する必要があります。

そうなると1から仕事を覚えながら勉強することになります。

そう考えた上で、働くかどうかは国家試験の結果が出てから返事をしますと伝えました。

施設側も納得してくれました。

国家試験合格、そして特養で正社員として採用

無事国家試験に合格し、社会福祉士の資格を取得することが出来ました。

そして特養に正社員として採用され、介護員として働き始めました。

現在、働いて1年になります。

大変なことも多いですが、日々やりがいを感じています。

あの時バイト先の先輩から声をかけられなければ、私はずっとひきこもっていたかもしれません。

ニート生活から抜け出したい人は、是非自分から外に出ることをオススメします。

小さなキッカケで、人は変われます。

大事なのは、自分から動くかどうかです。

 

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