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私は現在40歳の男性で、事務職に勤務している者です。
ここでは、私が25歳職歴なしで乳酸菌飲料子会社の工場総務課へ就職できた体験談を話したいと思います。
2年留年し24歳で大学を卒業後、無職になる
私は大学に18歳で入学し、24歳で卒業しました。
といっても医学部のような6年制ではありません。
単位が足らず、普通の4年制大学で2年留年したのです。
実は4年生の時に内定を貰った企業がありました。
しかし、いざ卒業間近になって単位が足りないことが確定し、就職できませんでした。
その後5年生の時にはバイトに明け暮れ卒業できず、結局6年生になってやっと卒業できたという訳です。
しかも卒業した時期が9月。
半期で単位が足りたから、という理由で秋に卒業しました。
もちろん内定先もありません。
秋に卒業して内定を貰える所などありませんが、一刻も早く卒業したかったので取りあえずなんとかなるかと思っての行動です。
こうして私は無職になりました。
約1年半、農家の実家で無職として過ごす
私の実家は岩手の田舎になります。
そこで私の親は、米を作りながら左官をやるという、兼業農家をしています。
無職で帰ってきた子を、親は当然手伝わせようとします。
そのため無職とはいいながら、ちょこちょこ農業なり左官なりの親の手伝いはしていました。
ただこの頃は「働く」ということに責任感がなく、2~3日手伝っては寝坊で休み、2~3日手伝っては休みの繰り返しで、はっきり言ってダメ人間でした。
更にはスロットにはまっていたので、勝った負けたで働く意思などありませんでした。
親にキレられ25歳でやっと就職活動へ
その後だらだらと過ごしながら実家にいると、親は当然怒ります。
「さっさと仕事見つけてこい!!」
跡を継いでもらおうとしていたようですが、あまりの体たらくっぷりに外で仕事を見つけさせようという気に変わったようです。
しようがないので職安へ…。
何がいいのか分からない状態で仕事を探すことになりました。
「営業の募集が多めだから営業職にしようかな?」
などと安易に考えていたのですが、何個か適当にピックアップした中から当時付き合っていた彼女が選んだのが「工場総務課員の募集」です。
聞いてみるとその理由は、
①募集資格が「短大卒以上」で、大学を卒業した甲斐がある仕事
②給料が総務課員にしてはマシ(ボーナスが基本給の5か月分でした)
③有名な企業の子会社である
ことでした。
言われるままに応募してみると、筆記・面接ともに難なくクリア。
どうやら筆記テストの結果がよく(後で聞きました)、国立大卒ということが大きなプラス要素になったようです。
まさかの内定取り消しの危機!?
その後、「○月○日からきてください」と言われ、準備していました。
しかし、その日近くになっても音沙汰がありません。
痺れを切らして電話をしてみると、本社から「4年制の大学卒なんかいるのか?」と言われ、稟議が通らないとのこと。
しかしこちらも就職準備をして待っていたので、「今頃になって断られても困ります。なんなら訴えます。」と、今考えると恐ろしい位の強気の態度で挑みました。
結果的には稟議が通り、就職できることになりました。
私が採用担当者だったら、「訴える」と言ってくる人は、一度入れてもなんとか辞めてもらおうとしますが、実際そのような嫌がらせはなかったので、よかったです。
まとめ
こうして無事無職職歴なしから就職できたのです。
こんな私からのアドバイスとしては、
①職歴がなくてもなんとかなる
②それよりも働きたいというやる気が大事
③何となしに入った大学が、学歴社会の世の中評価された
④つまりその時はムダかと思っても、経歴を埋めるためにやれることはやっておいたほうがいい
⑤親は泣かさない
です。
特に①は、下手に他の同業者で働いてきた人よりも、まっさらな人の方が教えやすいので、ある意味有利かもしれません。
ですので職歴がないということはあまり気にせず、やる気を持って就職活動に挑んでほしいと思います。
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