ニートの就職体験談

交通事故、子宮、卵巣がんの手術を経て39歳職歴なしで書道師範として就職するまで

投稿日:2017年5月25日 更新日:

私は現在、書道師範をしている39歳のゆう子です。

私は29歳の時に交通事故に遭いました。

事故の後遺症の治療中に子宮体がん、卵巣がんと診断され、すぐに全摘手術を受けました。

その結果、やむを得ず無職となったのです。

手術は成功したものの、数々の後遺症に悩まされました。

しかし、リハビリや漢方治療、自然療法、養生を行い、ようやく10年で克服しました。

その間に調理補佐の仕事を経て、書道師範免許を取得後、書道師範となりました。

29歳で交通事故に遭い、ガンと診断、無職、長いリハビリ期間を経て

私は、29歳という若さで死線をさまよい、卵巣、子宮、リンパ節などを摘出しました。

そのため、手術後は体調不良が続き、本当に生きることだけで精一杯の毎日。

女性特有の後遺障害や、アトピーなど色々な症状に悩まされました。

抱えている症状が複雑多岐にわたり、西洋医学では対応できない領域の為、32歳の時に東洋医学の漢方に、私は一筋の望みを託すことに。

漢方の先生方のご指導により、食生活、生活習慣を徹底的に洗い出し、すべてを改善していきました。

先生のご指導のもと、食生活と生活習慣を見直すことで少しずつですが、体調が回復していくのが分かりました。

毎日、精一杯努力していたのですが、仕事ができる体になるまでには、本当に長い長い時間がかかりました。

その間に、母親に仕事をするよう言われ、何度も口論になりました。

母は、親戚やご近所の方、色々な方々から、「娘さん仕事はされているの?」と聞かれ、世間体もあり、やりきれない思いをしていたようです。

その時は、まだ病態が回復しておらず、仕事をやりたくても、仕事ができる体力がありませんでした。

私は、母にやる気があっても体力がないことを訴え続けました。

最初は全く理解してもらえず辛い思いをしましたが、何度も自分の症状を訴えるうちに、母親も理解を示してくれるようになりました。

私もご近所の方に仕事のことで聞かれた時には、心苦しい思いを何度も経験しました。

リハビリ後、無職の私が調理補助の仕事に就き、書道師範免許を取得後、書道師範となる

漢方の先生方のご指導の甲斐もあって、私の体は少しずつ回復に向かい、パートならできる体力もついてきました。

もともと料理好きもあって、病院食を学びたいと思い、34歳の時に病院の調理補佐パートとして三年間勤務しました。

病院の調理補助という体力仕事を経験して、本当に自分がやりたかった仕事が見つかりました。

パートのお仕事をしている35歳の時に、小学生の時から高校までの10年間習っていた書道をもう一度やりたいという気持ちが強くなり、私は書道教室に通い始めました。

書道は10年近いブランクがありました。

しかし、やり始めるとブランクの事も忘れ、書道に没頭しました。

私は本当に書道が好きで、書道をしているだけで毎日が楽しくてワクワクしました。

飽きっぽい性格の私が、唯一10年間も続けることができたのが書道でした。

段位が上がるにつれて書道教室の日がますます楽しみになっていきました。

この時、私は書道を極め、書道師範になると決心したのです。

そして、日々の研磨を積み重ね三年半かけて、39歳の時に書道師範教授免許五段を取得、硬筆は免許初段を取得しました。

まとめ

私は29歳で死の淵をさまよい、人生のどん底を30代に経験し、失うものは何もありませんでした。

数々の偶然が重なり、私は生きています。いえ、生かされています。

偶然の一つが欠けると、私はもうこの世にはいませんでした。

人生は一度きり、自分の命は、生かしていただいている命、そう思うと生きる希望と喜びを噛みしめて、気概をもって生きていこうと自然に考えられるようになりました。

好きなことに挑戦して道を極めるのに、年齢は関係ありません。

一生涯を貫く仕事に出逢えて今は本当に幸せです。

現在は、公共の施設で週に一度、自宅で週二日、生徒に指導する日々を送っています。

仕事をしたくてもできなかった頃の自分の不甲斐なさをバネに、夢を諦めず、努力を続けて本当に良かったと思います。

強い熱意と希望さえあれば、おのずと道は開けていきます。

最後に、私の経験談が少しでも同じような境遇の方のお役に立てることができれば幸いです。

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