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就職活動に失敗してしまうと、人格を否定されたような気持になって意気消沈してしまい、ニートになってしまうことは珍しいことではありません。
しかし、そのままずるずるとニートを続けてしまっては、どんどんと就職から遠ざかってしまいます。
ニートが長期化してしまえば、希望する業界や会社に入ることは難しくなることでしょう。
そこで本記事では、就職活動に失敗してニートになってしまった人がするべきことをご紹介していきます。
すぐに就職活動を再開する
就職活動に失敗してニートになった場合、既卒扱いとなります。
既卒とは、大学や専門学校を卒業した後に、正社員として働くことが無かった人のことを言います。
新卒に比べれば恵まれた状況ではありませんが、既卒向けの求人は数多くありますし、ハローワークなどの就労支援のサービスを受ける事もできます。
しかし、既卒の恩恵を受けられるのは3年よりも短いでしょう。
わずかでも正社員経験がある第二新卒が、入社して3年未満と言われますので、正社員経験のない既卒はもっと短いと考えられます。
それ以後は既卒ではなく、ただのニートとして扱われてしまい、就職活動は難航することでしょう。
就職活動を行う際は、安易にハローワークを使うのは避けましょう。
求人数は非常に多いのですが、そこから既卒向けの求人を探すのは大変です。
カラ求人であることも多いですし、掲載されている情報量が少ないためにわかりにくい求人ばかりになっています。
既卒でも、新卒の就職サイト、社会人向けの転職サイトに登録することができますし、既卒専門の転職エージェントを利用することもできます。
どのサイト、エージェントにしても、ハローワークよりも既卒向けの求人、求人の情報量が多いので、就職活動を進めやすくなります。
できる限り空白期間が短くなるように、迅速な行動を取ることがポイントになります。
ニート歓迎!職歴なしでも登録できる求人サイト5選とメリット・デメリット
公務員を目指す
民間企業での就職を諦めて、公務員を目指すという方法もあります。
この場合、できる限り早く勉強を開始する必要があります。
公務員試験は非常に範囲が広く、勉強時間が多く必要です。
特に大卒程度試験では、勉強時間が1,000~1,500時間かかると言われており、期間にすれば半年から1年もかかります。
また、公務員試験には年齢制限があります。
自治体によって上限年齢は違いますが、おおよそ30歳が上限になっています。
勉強期間が半年から1年かかることを踏まえれば、上限ぎりぎりになっているニートもいることでしょう。
早くニートから抜け出すためには、すぐに勉強を開始しなければなりません。
ただ近年、公務員試験はペーパーテストよりも、面接が重視される傾向にあります。
試験勉強をしっかりやったからといって、面接対策をしていなければ面接で落とされてしまうことも珍しくありません。
試験勉強の対策だけではなく、なぜ公務員を目指したのか、どうしてニートになったのか、なぜその自治体を選んだのか、といった質問にしっかり答えられるように面接対策はしておきましょう。
学校に通いなおす
より就職に強い学校に通いなおして、手に職を付けるという方法もあります。
多くは専門学校ですが、看護師や柔道整復師、保育士、理学療法士といった資格を取得することができます。
そうした資格の多くが就職に直結していますので、容易にニートを抜け出すことができるでしょう。
しかしながら、長い期間がかかります。
少なくとも2年以上かかりますし、その上で試験が必要になることが多いです。
一発で合格すればよいですが、不合格ならまた一年延長ということがほとんどです。
ですので、しっかりと勉強する必要があり、楽な道ではありません。
また、少なくないお金がかかります。
授業料は年間100万円を超えることが普通ですので、親や自分の懐具合と相談しましょう。
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まとめ
以上、就職活動に失敗したニートがすべきことをご紹介しました。
どれを選ぶにしろ、すぐに行動を起こすことが大切になります。
出来る限りニート期間を短くするよう頑張りましょう。
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