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ニートというと男性を思い浮かべがちですが、実際には女性のニートも数多くいます。
ニート=男性という世間のイメージから、女性ニートに向けた対策などはあまり取られておらず、なかなかニートから抜け出しにくいといった現状があります。
そこで本記事では、女性ニートについて、ご紹介します。
女性ニートの増加
総務省の調査によりますと、女性ニートの割合はおよそ4割を占めるという結果になっています。
世間一般の認識よりも、女性ニートの数がずっと多いことがお分かり頂けるかと思います。
女性のニートが増加している原因はいくつかあります。
男性と同じように、病気や精神疾患、家庭の事情で働くことができなくなって引きこもってしまいニートとなる場合もありますし、就職活動の失敗からニート、フリーターに留まってしまうこともあります。
ニートになる理由は基本的には男性と変わらないので、女性ニートの割合も多いものとなっています。
しかし、女性ニート特有の理由もあります。
次項では、女性ニート特有の理由である結婚と家事についてご紹介します。
女性ニートの結婚や家事について
女性特有の理由としては、結婚と家事があります。
まず結婚についてです。
多くの人が学校を卒業した後は就職しようと考えます。
その一方で、就職はせずにそのまま結婚して家庭に入りたいという女性も数多くいます。
男は仕事、女性は家庭という昔ながらの価値観ではありますが、いまだに根強く残っています。
そのまま結婚できればよいですが、様々な事情で破談となってしまい、そのままニートになる女性が後を絶ちません。
次に家事についてです。
女性の無職者は「家事手伝い」と呼ばれることが風習としてありました。
実態はニートなのに、家事手伝いという言葉に踊らされている女性がいまだにいます。
自分がニートという認識がないので、就職や資格取得などの対策を取らず、ずるずるとニート期間が伸びてしまいます。
家事自体を否定するわけではありませんが、仕事をしていなかったり、教育や訓練を受けていなかったりすれば、定義的にはニートです。
家事手伝いという言葉に逃げず、ニートであると自己認識する必要があります。
こうした状況から女性のニートが増加しています。
女性ニートが仕事に就くためには?
ニートを脱出するために、仕事に就きましょう。
仕事に就くにはまずハローワークに行って、求職登録を行いましょう。
ニート向けの公的な支援を受けることができるようになります。
加えて、就職サイトに登録しましょう。
ハローワークよりも幅広く、豊富な求人を持っていますので、希望する求人を見つけやすくなります。
サイトによっては、エージェントが就職活動をサポートしてくれますので、初めての就職活動の人でも安心です。
どの就職サイトも登録や利用は無料となっていますので、ぜひとも登録しましょう。
あとは、ひたすら応募です。
ニート経験者の就職活動は非常に厳しく、門前払いにされることも多いです。
そのため、就職活動が長期化しがちになりますので、途中で諦めることなく、根気強く就職活動を続けましょう。
女性ニートにおすすめの資格3選
女性ニートにおすすめの資格をご紹介します。
一つ目は日商簿記検定2級です。
日商簿記検定2級を持っていると、事務員に採用される可能性が高くなります。
事務員は女性が採用されることが多く、資格を取得することでより採用確率が高くなります。
二つ目は介護職員初任者研修です。
介護業界に入るには必須の資格です。
介護業界は人手不足ですし、今後も老人は増え続けるので、非常に入りやすい業界です。
最後に、ネイリスト技能検定です。
ネイリストは女性の独壇場と言える職業です。
ネイリスト自体に免許は必要ありませんが、サロンに就職するにはネイリスト技能検定を取得が必須と言えます。
まとめ
女性のニートについて、現状や就職の仕方等をご紹介しました。
女性のニートだからといって特別なことはなく、現状や対策は一般的なニートと変わりません。
本記事を参考にして、ぜひニートからの脱出を目指しましょう。