中高年ニートの支援をしているサービスを3つ紹介

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世の中のニート支援の多くは若年層向けとなっており、中高年のニートはややないがしろにされています。

しかし、全く支援サービスがないわけではありません。

そこで、本記事では中高年ニートでも利用できる就職支援サービスを3ご紹介します。

1. ハローワークの公共職業訓練

ハローワークでは、もちろん求職票を見ることができるので、直接就職に向けて動き出すことも可能ですが、中高年ニートの多くはいきなりの就職する自信がないことでしょう。

そこで、ハローワークには職業訓練というものがあります。

ここでは、溶接やCADデザイン、電気設備やビル管理といった就職に直結する訓練を受けることができます。

メリットは無料で受講できることです。

訓練期間はおおよそ半年もの間、就職に直結する訓練を無料で受講できるのです。

また、収入条件や訓練の出席条件を満たすことができれば、月額10万円の手当と通所手当の職業訓練受講給付金をもらえることもあります。

デメリットは、試験や面接があることです。

人気のあるコースでは、試験や面接の良し悪しで受講できるかが決まります。

その際、若年者の方が優先される傾向にありますので、中高年には不利になってしまいます。

また、メリットで言及した職業訓練受講給付金については、受講後にハローワークからの就職支援を断ると不支給になります。

なので、例えば、溶接を学んでいて途中で向いてないと思っても、溶接以外の分野で就職すると給付金はもらえません。

2. パーソナルサポートセンター

パーソナルサポートセンターは、様々な団体が連携して、支援を必要としている人々に手を差し伸べています。

障がいのある人や、DV被害で家を追い出された人、ひとり親世帯、自然災害での被災者などの支援しており、ニートや引きこもりも支援の対象となっています。

メリットは、履歴書の書き方や簡易的な職業訓練といった就職のサポートだけでなく、住居の紹介やお金の使い方の指導など生活全般に渡る総合的なサポートをしてくれることです。

生活全般を指導してくれるので、しっかりとその指導が身に付けば、就職した後もニートに戻りにくくなります。

デメリットですが、社会において困っている人すべてに対して手を差し伸べるという幅広さなので、あくまでやってくれるのはサポートのみです。

したがって、就職活動や本格的な職業訓練は自発的に行わなければなりません。

要はコツを教えてくれるだけなので、就職への意思がある程度強くないと効果が薄いかもしれません。

 

パーソナルサポートセンターの公式サイトはこちら

>> 公式サイト

3. 自立就労支援センター

地域によって、市町村が運営していたり、NPOが運営したりしています。

自立就労サポートセンター、就労支援センターと微妙に名前が違うこともあります。

運営団体や名前も違えば、支援内容も違います。

個別相談や職業体験など段階的に行うことで就職を支援するところもあれば、共同生活寮でコミュニケーション能力を磨きつつ就職を目指すところもあります。

支援に様々な違いがありますので、一概にメリット、デメリットを言及しづらいのですが、メリットとしてはハローワークやパーソナルサポートセンターに比べて、支援がより細かく充実しています。

企業とつながりの深いセンターもあるので、就職と直結していることもあります。

一方、デメリットですが、お金がかかることがあります。

市町村の運営ではお金がかかるところは少ないですが、NPOの場合は指導料を取ることもあります。

共同生活寮などでは月謝が必要になりますし、それほど安い代金とは限りませんので、預貯金が無い場合は利用が難しいでしょう。

まとめ

以上、中高年のニートが利用できるサービスを3つご紹介しました。

どのサービスにも一長一短がありますので、自身の状況にあったサービスを選んで、就職を目指しましょう。

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