ニートにつきものの不安と焦りとどう付き合うべきか?

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ニート生活が長くなると、不安や焦りが大きくなってきます。

でもその気持ちをずっと抱え込んでしまうのは、健康上決していいこととは言えません。

ニートで引きこもり、うつになった経験を踏まえ、私なりの不安や焦りへの対処法を紹介します。

批判・偏見よりも肯定的な情報に触れよう

ネット上ではニートに対する否定的な意見や誤解などがあります。

これは不安や焦りを生み出す原因になるので、心が不安定なときは見ないほうがいいです。

私もニートになった頃、ネットでニートや引きこもりについて否定的な記事を見るたび、もう自分はダメだと絶望的な気持ちになっていました。

今だから思いますが、その情報が自分にとって正解というわけではありませんので、うのみにして振り回される必要はないのです。

何が自分にとって正解なのかは、簡単には分かりません。

ただ、人生をやり直せたとか、遅咲きで成功したなどの肯定的な情報もたくさんあります。

本を読んだりして、自分が勇気をもらえるようなポジティブな情報にたくさん触れるようにしましょう。

こんな自分も捨てたものではない、そう気づかされるはずです。

不安な気持ちは紙に書き出してみる

今感じている不安や焦りの気持ちを、面倒でもノートに書き出してみてください。

パソコンやスマホでも構いませんが、手書きが効果的です。

紙に書き出すことで、その不安や焦りが客観的に見えるようになります。

中には「大したことではないかも」と思えることもあるのではないでしょうか。

時間をおいて見てみると、第三者的な目から、冷静に解決策が思い浮かぶかもしれません。

頭の中だけで考えていると、いくらでも空想が広がります。

ニートで苦しいときは、それこそネガティブな考えが頭の中であっという間に広がってしまうのです。

しかし書くとなると、頭に浮かんだことをすべて書き出すことはできません。

ネガティブな想像が広がりすぎず、自分の考えを客観的に見ることができます。

少し気持ちが楽になるかもしれません。

定期的に運動して体力をつけておく

ニートになると、運動量が減って体力が低下しがちです。

体力がなくなると、うつ状態や意欲の低下を招くので、どうしても考えが悪い方向へと向かってしまうのです。

これではニートから抜け出そうとしても、社会復帰までに時間がかかってしまいます。

私の引きこもりが3年以上も続いたのはそのせいです。

ニートになったときは「この先どうしよう」と運動もせずに毎日考え込んでいました。

考えれば考えるほど、悪いことばかりを想像して不安で動けなくなり、本当に生き地獄でした。

そうならないためにも、ぜひ今日から運動を始めてほしいと思います。

外出できるならウォーキング・ジョギングなどの有酸素運動がおすすめですが、部屋の中でもラジオ体操や筋トレなどの運動ができます。

適度に体を動かせば気持ちがスッキリして、夜の寝つきも良くなるでしょう。

運動は「継続すること」が大切なので、無理のない範囲で日々取り組んでいきましょう。

まとめ

ニートでいることの不安や焦りは、なかなか周囲に理解されないからこそ辛いものです。

しかし、あなたは決して一人ではありません

同じように悩んでいる人はたくさんいて、それを理解し助けてくれる人は必ずいます。

辛いときはどうか一人で抱え込まず、受け止めてくれる人に相談してほしいと思います。


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