ニートの就職体験談

デイサービスを退職した私がニートになり介護職に復帰するまでの話

投稿日:2017年3月26日 更新日:

私は、今でこそ介護の現場に復職していますが、一度介護の現場を離れニートになりました。

この記事では、私が株式会社系のデイサービスを退職し、現在の介護職に復帰するまでのお話を書いていきたいと思います。

目次

単身上京、無資格からの介護職生活の始まり

高校卒業後、実家が貧乏だった私は奨学金制度と新聞奨学生という2つの奨学金制度を利用しながら情報系の専門学校に進学しました。

早朝と夕方に新聞配達の仕事をこなし、その合間に学校を通う日々は想像以上に過酷で、就職活動を行う時間の確保もままならない程でした。

そうこうしているうちに年月が過ぎ、卒業を来月に控えた2月です。

この頃になると、とにかく内定が欲しく職種問わず時間を見つけては面接を受けていました。

結果、たまたま面接を受けた介護会社から内定を頂くことができたのです。

介護に関しては無資格で不安もありました。

しかし無職で卒業だけはしたくない思いが強く、私は単身上京し、デイサービスの世界へと足を踏み入れたのです。

株式会社系介護事業所の落とし穴

資格がないまま飛び込んだ介護の世界で過ごす日々は思いのほか楽しく、最初に配属された職場の人達も優しい方ばかりで気持ちよく仕事ができました。

ですが、株式会社系の介護施設ゆえの事情が私を苦しめることになりました。

グループ内での人員調整目的の異動は予告なく行われ、売り上げの悪い施設は次々と閉鎖→統合されていきます。

人との絆が大事なお仕事にもかかわらず、本社の方針によりそれは何度も引き離されていきます。

そして私の勤めていた事業所もわずか3年で解体されました。

職員や利用者達は近隣の施設に分配されました。

もちろん私も数名の利用者様と一緒に異動の辞令を出され、新しい事業所に配属されました。

異動先での耐えられない人間関係。退職願を出すまで

新しく配属された事業所は、とにかく人が足りておらず、テーブル席の間をケアワーカーが走って往復し介助する野戦病院の様な環境でした。

人間関係もあまり良いとは言えません。

その職場にはパートと正社員の二つの派閥が存在していたのですが、表面上では仲良くしていても裏では互いに陰口を言い合っておりました。

一番堪えたのは利用者が帰った後、職員同士で利用者の陰口を言い合い笑いあってる光景でした。

私は人の陰口というものがあまり得意ではなかったので、異動先に勤め始めてから心を病むまで時間はそうかかりませんでした。

東京に帰る日、張りつめていた糸が切れた瞬間。そして、ニートに…

きっかけは帰省最終日。

東京行きの飛行機を前にした空港でのレストランでの出来事でした。

今思い返しても理由が分からないのですが、気づくと涙がとめどなく溢れだし嗚咽が抑えられなくなりました。

そんな私の姿を見た両親は100円ショップで買った封筒と便箋を手渡し一言

もうやめれ

と退職を薦めてくれました。

もうだめなんだ、心のどこか奥底で張りつめていた糸が一本切れた瞬間でした。

そこから東京に戻り退職届を提出するまで、そう時間はかかりませんでした。

借りていたアパートを解約し実家に帰り、私はニートになったのです。

まとめ

今、私は社会福祉法人系の老健で介護の現場に復職しています。

仕事は大変ですが、定時に上がることができ、休みもしっかりある人並みの暮らしを取り戻すことができました。

職場により労働環境に大きなバラつきこそありますが、介護のお仕事は人から沢山感謝される立派なお仕事です。

やりがいや、やっててよかったと感じる瞬間もたくさんあり、そのおかげで私は介護のお仕事をこうして続けられています。

介護職は、キツイというイメージが強い仕事ですが、良い職場に巡り会えるとやりがいを感じられる素敵なお仕事だということを皆さんにお伝えしたいです。

介護職を目指している方は、ネットにも求人情報などがたくさんあるので、実際によく調べてみて検討することをおすすめします。

 

>> 無資格・未経験からのキャリアアップなら⇒⇒介護専門求人サイトかいご畑

-ニートの就職体験談
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

           

あなたにおすすめの記事

関連記事

ギャンブル、中退、自堕落な日々。24歳無職フリーターがホテルの正社員になることができた理由

私は4年制の大学に通っていたのですが、親元を離れアパートで1人暮らしをしていた影響で、悪友などの誘いに乗るようになり、徐々に自堕落な生活に落ちぶれてしまいました。 その結果、大学を中退し、アルバイトで …

超ブラック消費者金融の外交員を27歳で退職し、運送系営業の管理職に再就職するまで

私は現在39歳男性で運送業の営業職(管理職)として仕事についております。 私が現在の職につくまでの間に一度転職を経験しております。 目次 超ブラックだった消費者金融の取り立て係 専門学校を卒業して初め …

26歳職歴なしだった私が不動産業に就職し、第一線で働けている話

私は17歳の頃から交際していた人と同棲して、結婚をすることになりました。 専業主婦をしていたので仕事をすることのないまま月日が流れていました。 しかし、離婚を考えたときに何もできない自分、社会に出てや …

大学の事務職を48歳で退職し、一年後晴れて警備事務の正社員として再就職

福島県に住む49歳、女性です。 事務の仕事を長く続けておりました。 仕事にやりがいを持っておりましたが、家庭の事情により急遽退職せざるを得なくなりました。 1年間無職でしたが、その後無事、再就職するこ …

大学卒業と同時に無職に。29歳無職から製造会社事務に正社員として就職できるまで

私は大学で経営学や経済について学びましたが、就活がうまくいかず新卒での就職ができませんでした。 卒業後はフリーター状態となり職を転々としつつ一時はニート状態。 資格取得などを経てなんとか29歳のときに …

バブルが崩壊し35歳でリストラされ無職に。1年間の転職活動から再就職できるまで!

40歳、男性です。 私は、大学を東京の大学を卒業してからそのまま東京で証券会社に就職しました。 当時はバブルの時代だったので、公務員よりも一般企業のほうが人気があり、みんな一般の会社に就職していました …

25歳で大手ブラック企業を退職し、零細ホワイト企業の燃料系営業に再就職

35歳になる女性です。 氷河期真っ只中に新卒となり、最初に就職した先は大手教育出版社でした。 一時はテレビCMなどもしており、名前は聞いたことがあるという人も少なくないと思います。 しかしそこは強烈な …

異性交流で上手くいった!26歳男で社会経験ゼロだった私が塗料調色工場へ就職できた理由

私は現在43歳男性で、26歳の時に塗料調色会社に初めて就職した話をします。 私はおかげさまで大学卒業までのキャリアはストレートでしたが、残念ながら大学現役時代の就職活動においてついに内定を取ることなく …

パワハラで無職になるも、野村克也監督の言葉に助けられ29歳無職から観光系企業に再就職できました

私は29歳のとき観光系企業の事務職に正社員として採用されました。 無職からの就活を進めていたときの話をします。 目次 先輩のパワハラで精神的に滅入り28歳で無職になる 25歳から28歳までは派遣会社で …

お祈りメールで疲弊していた25歳職歴なし無職が職業訓練校に通いITベンチャー企業に就職することになったきっかけ

僕が25歳でIT企業の正社員に就職した話をします。 そもそも何故無職になったのか。 それは大学時代の就職活動の失敗がありました。大学時代はアルバイトに明け暮れて勉強等は一切しない日々で、気が付けば大学 …