ニートの就職体験談

人間不信で35歳ニートだった私が両親の本音を聞き事務職に就職できた話

投稿日:2017年3月28日 更新日:

当時28歳の私は会社勤めで事務の仕事をしていて、特に目立つ事もなく平穏な日々を過ごしていました。

そう、あの事件が起こるまでは。

財布泥棒の犯人に仕立て上げられ自主退職することに

ある日、会社で専務の財布が盗まれて大騒ぎになる事件がありました。

そして、同僚の仲の良い女性から思いもよらない言葉が発せられたのです。

その女性は私の事を指を指して財布を盗んだのを見たと言うのです。

私は何の事かわからずに否定しましたが、その女性が私の鞄を勝手に開けて中から何と専務の財布が出て来たのです。

もちろん本当に私は盗っていなかったので、はめれたんだと思います。

内気だった私は自分が盗ってしまったと認めてしまい、専務に謝罪をして会社を自主退職という形にして辞めました。

あんなに仲が良かったと思っていた同僚に裏切られ、会社のみんなから冷たい目で見られて、私は精神を病んでしまい部屋に引きこもる言わばニートになったのでした。

ただ無の日々、人間不信の5年のひきこもりニート生活

そして私は家の外に出る事はなくなりました。

父親も母親も私を気遣ってか何も言わずに見守ってくれました。

あの仕事場での一件から社会という組織や他人というか人が怖くなり、何もする気にもなれず常に体がダルいという状態でした。

1日の大半は何をするわけではなく、ぼーっとしたりパソコンでネットサーフィンをしたりと過ごしていました。

母親が私の部屋に朝と昼と夜の3食の食事を運んでくれて、それを食べていたので食事には困る事もありませんでした。

最初の頃は母親がドア越しに話かけてくれたりとしていましたが、ある時から一切返事も返さずにいて次第に会話もなくなりました。

寝ては起きて与えられた食事を食べて1日感情の起伏もまったくなく、なんで生きているんだろうとも思える日々でした。

それがいつの間にか5年も経っていたのです。

5年のニート生活で初めて知った両親の本音

そんな生活が5年続き、ある日の事です。

ドアの向こうでなにやら、両親が怒鳴り合っているのが聞こえてきたのです。

その内容は、私の事で両親が精神的に追い詰められてるのがわかるような話でした。

母親も父親も泣きながら怒鳴り合っているのがわかりました。

今まで私に気を遣ってか、見守りながら何一つ何も言わなかった5年間の両親の本音を聞きました。

私は心の中で自分を殴りました。

自分の事しか考えてなくて、私を抱えて両親がこんなに苦労していたなんて考えていなかった自分に物凄く腹が立ったのです。

そして、私はこんなに今まで暖かく見守ってきてくれた素敵な両親に、これ以上迷惑をかけたくないとニート生活を脱出する事を心に決めたのです。

同じ境遇者の体験談を参考にして真似てみた

しかし、0の状態の私は何からどうしていいのかがわかりませんでした。

そこで私と同じ様にニートから就職をしようとしている人の体験談などを片っ端から読ませて頂き参考にさせてもらいました。

私はそれを読んで、やはり同じ境遇の人の話は本当にタメになるんだなと思いました。

その中で、1番心に刺さった言葉がありました。

それは「駄目で当たり前であって自分が変わろうとしている事が重要なんだ」という誰かが書いていた言葉でした。

そして私は、一緒になって就職先を探してくれるからおすすめという、ハローワークに出向いて就職の相談をする事にしたのです。

私が参考にさせて頂いた方達はハローワークで仕事を探したというのが多かったです。

ハローワークはニートの人が仕事を探すのに相談に来る事例が多いらしく、職員の人も慣れているみたいです。

そしてハローワークでは職員さんが私の経歴やニートになった経緯などを親身に聞いてくれて、何日かに渡って通い一緒に仕事を探してくれました。

一生懸命探してくれた甲斐があってか、自宅から近くにある小さい簡単な事務作業の会社に就職する事が出来たのです。

まとめ

そして私は就職して3年が経ちました。

就職したばかりは、色々と気を遣ったり周りを気にしながら仕事をしていましたがある時に気付いたのです。

人は自分が思うほどこちらの事を何とも思っていないという事です。

それに気付いてからは仕事だけではなく、人生を生きやすくなったように思います。

あの時ハローワークに相談して正解だったと思います。

ニートの人の就活相談に慣れているのか、見つけてくれた就職先が私に合った職場だったからです。

私が働き始めてからは両親も明るくなり、今では笑いながら話せる仲です。

ニート生活から脱出できて本当に良かったです。

何か変えるのは難しい事ですが、少しでもこちらが動けばそれに合わせて小さくか大きくかはわかりませんが周りが動く事もあります。

勇気を持って少しずつでも動いてみてください。

何か変わるかもしれませんよ?以上が私のお話になります。

-ニートの就職体験談
-, , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

           

あなたにおすすめの記事

関連記事

元カノの結婚で就職を決意!27歳無職から地域密着型の学習塾に正社員として就職できるまで

私が27歳で塾の教室運営職に正社員として就職できた話をします。大学を卒業した後、最初2年だけ教材出版の会社で営業として働いたのですが、すぐに嫌になってやめてしまいました。 辞めた後は海外をフラフラした …

会社の業績不振により38歳で退職し、システムエンジニアとして再就職できるまで

私は30代後半より無職の期間を挟み、転職した経験があります。 現在はシステム開発会社の正社員としてシステム開発エンジニアの業務を行っております。 現在までその間、二社への転職をしました。 そんな私のこ …

一度は心が折れた私が、27歳で無職からソフトウェア制作会社に再就職できるまで

私は現在35歳の男性です。 現在の仕事はソフトウェアの制作業で、職種はエンジニアとして働いています。 私は24歳から26歳までの空白の期間、つまり無職の状態から その後27歳で再就職することになった、 …

就職氷河期は辛い!25歳無職が運良く中途で自動車メーカーに就職できるまで

私は現在43歳の男性で、現在でも25歳の時に中途入社をする事が出来た自動車メーカーの会社で働いています。 結婚して子供も出来たので幸せな家庭を築いていますが、当時は就職氷河期の影響を受けて辛く感じる事 …

母が倒れて止むを得ず退職。そして26歳でニートから販売・接客業(アルバイト)に就職した話

私は現在、29歳で、去年可愛い我が子を出産した一児の母です。 現在は子育てに奮闘し、主婦をしていますが、再就職先で出逢った彼と結婚して今の幸せを手に入れました。 目次就職1年目で母が倒れ、退職死にたい …

生活費だけ稼ぐ25歳職歴なしフリーターが事務職(人事労務)へ就職できたわけ

私は大学を卒業後、約2年ほど一人暮らしのフリーターをして生活をしていました。 しかし、25歳から本格的に就職活動を始め事務職(人事労務)に就職することができました。 私が25歳の職歴なしから、どのよう …

新卒で入った会社がブラック!?25歳無職から過去のバイト経験を活かして塾講師の正社員に就職できた

僕が25歳で塾講師として正社員に就くことができた時の話をします。 今になって考えてみると、僕は学歴もそれほどなかったので、いきなり正社員に採用されるというのも難しかったと思います。 しかし、大学時代に …

保育士から1年のニート期間を経て販売業に転職!その道のりとは?

『終身雇用』という、死ぬまで同じ会社に勤め上げる事こそ立派な社会人だという考えは時代と共に変化してきました。 現在では『自分のやりたい事を仕事にする』『合わなければ転職する』『スキルアップの為に転職す …

絵描きの夢に破れた私が30歳職歴なしでパソコン教室に就職するまで

私は20代の頃はずっと夢を追い続け、就職活動はおろか、就職するための準備さえも一切してきませんでした。 30代になり自分の夢は叶わないんだとやっと自覚した時にはやや手遅れで、なかなか希望する職種に就く …

ストレスが重なり32歳無職に。あるきっかけで医療事務正社員として再就職できるまで

私は当時32歳・女性で中小企業の事務業を退職し無職になりました。 しばらくは無職ニートをしながら、ハローワークに通い職探しの日々を送っていました。 最終的には医療事務の学校へ通い、資格取得し再就職する …