ニートの就職体験談

なんとなく入った会社はブラック。3年間の引きこもりと簿記取得を経て26歳でIT会社の経理として再就職!

投稿日:2019年9月25日 更新日:

私は現在40代の男性です。

高校大学と音楽活動にすべてを捧げて、勉強をほとんどしてこなかったので、大学卒業が近くなり、周りの友達が就職活動を始めていた時期でさえも毎日、一人で酒を飲む日々を過ごしていました。

大学卒業後、就職した会社はブラック企業。入社2ヶ月で辞める

そんな私も親からの執拗な圧力で大学卒業と同時(22歳)に従業員が30名くらいの包装資材の会社に何とか就職することができました。

自分のやりたいこともわからず、何となく就職してしまったこの会社、勤務時間も長く残業代も出ないという、今でいう「ブラック企業」なのですが、その当時はそんな言葉もなく毎日泣きながら会社に行っていたのを覚えています。

もちろん、興味の無い分野の職種、興味のない営業という仕事なわけですから、営業実績が上がるわけがありません。

営業実績が上がらないと、上司に付き添われ、いわゆる「飛び込み営業」をさせられるわけですが、そこでも上司からの「お前みたいな営業できないやつはじめて見た。」や「営業成績が上がらないなら給料をもらうな」など、ひどい言葉を浴びせられ、入社2か月ほどで出社できなくなりました。

3年の引きこもり生活。父の入院で再就職を決意

幸いにして実家に住んでいたこと、父や母が仕事をしていたので、生活に困らなかったことで私は22歳から25歳まで約3年間を引きこもって生活していました。

1週間に1度ハローワークの仕事紹介のサイトを見るくらいで、後はゲームをして、酒を飲んでテレビを見て過ごしていました。

そんな私が再度就職しようと思ったきっかけが、父が原因不明のめまいで救急車で運ばれ入院することになった時です。

いつものように部屋で酒を飲んで、酔いつぶれていると、母が私の部屋をノックして、父が倒れているから手伝ってほしい、と言いました。

比較的、健康な父が急に倒れて救急車で運ばれるなんて、私には信じがたいことでした。

その時、私は考えたのです。「今は実家なので、住むところ、食べ物などに何も苦労していないけど、この状態は長くは続かないんだな~」と。

そして、誰のためでもなく、本当に自分がやりたいことを考え始めました。

ネットで見つけた日商簿記に興味を持って取得してみる

学生時代に打ち込んだ音楽活動は、自分に実力が無いことをわかっていましたし、営業の仕事は自分には合わないという事もわかりました。

自分は、小さな細かい仕事をコツコツと積み上げるような仕事が向いているのではないかと考えた私は、ネットで他人とあまり会話することなく、コツコツと地道にできる仕事は無いかと検索しました。

その時見つけたのが「日商簿記」の資格です。

はじめは簿記って何?というところから始めましたが、日商簿記3級から初めて2級の資格を取ることができました。(この時はまだ引きこもり中です。)

そしてハローワークのサイトで必要資格「日商簿記2級」で検索して片っ端から応募書類を郵送し始めました。(このころから家とハローワークだけ外出できるようになりました。)

応募した会社の反応と言えば、ほとんどが「残念ですが・・」という反応でした。

しかし、私は何かわからないけど、良い就職先が見つかるような気がしていました。

自分の経歴から見れば、3流大学卒で入社した会社を2か月で退職して、その後3年間引きこもりで経理の経験がゼロですから、人事担当者としては採用しようと思うはずがないのですが、その時はうまくいくような気がしていました。

すべて面接で正直に話した結果、26歳でIT会社の経理に再就職!

そのうち1社だけ、面接をしてもいいよ、という会社がありました。

そこは、実家から通勤するのには遠すぎて、その会社に就職するには一人暮らしをするしかありませんでした。

そこで、私は実家を出る決意をしました。

その会社で面接を受けた際に、大学で音楽に打ち込み、勉強をほとんどしなかったこと、就職先をよく考えないで就職した結果、2か月で退職したこと、3年間引きこもっていたことなどをすべて面接官に正直に話しました。

正直に話したのが良かったのか、私は26歳でIT会社の経理の仕事に再就職することができました。

現在もその会社でお世話になっているのですが、この年になって思うのは、みんなどこかで挫折を味わってきているんだという事です。

他人から見ると、うまくいってるように見える人でも、よくよく話を聴くと、大学入試に失敗して、とか、親の離婚で親戚の家で育てられて、などそういった話が出てくるものです。

今は引きこもっていて辛いかもしれませんが、まずは自分の出来ることを始めてみてはいかがでしょうか。

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