100社応募するも採用されなかった。26歳無職女が紹介予定派遣を使い未経験の事務職に就職できた話

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私は26歳の時に、前職を勢いで退職し、無職になりました。女性です。

前職はNPO法人の事務職員で、事務仕事をしていましたが介護の仕事も多く、事務の経験は無いに等しい状態でした。

そんな私が、紹介予定派遣で事務職に就職することができた体験をお話します。

障害者支援のNPO法人を勢いで退職し無職になる

私は大学を卒業してから約4年半、障害者支援のNPO法人で事務職員として勤めてきました。

事務職員とは名ばかりで、介護派遣のコーディネーターもしていた為、折からのヘルパー不足で、介護実務をこなすことが多く事務仕事の割合は少ない、介護実務中心の仕事でした。

働き手の離職率は非常に高く、私が入社して1年で先輩は全員退職しました。

体力的にも精神的にも負担が大きく、生涯仕事をしたいと思っていた私としては、この仕事を一生続けていくことは難しいと感じ、退職し転職しようと思い至りました。

そんな時、同僚が退職することになり、リーダーだった私は退職しにくい状態となったのですが、次のリーダーとなれるような人材が育った頃に退職を申し出ました。

リーダーだったこともあり、引き止めにもあい退職時期についてはなかなか決まりませんでした。

そんな中で、ふとある日、「いつ辞めたいの?」と聞かれたその一声をきっかけに、「3ヶ月後の7月でお願いします」と答えました。

この時、3ヶ月には何の根拠もありませんでしたし、転職活動なんて全然していませんでした。

でも、今しかない!と勢いで答えて、結果退職することができました。

100社応募するも転職活動に苦戦、長引く無職期間

退職前に転職活動も少し行いましたが、緊急の仕事も多かったので思うように転職活動ができず、結局退職までに次の仕事を見つけることはできませんでした。

退職するまで毎日働き詰めだったので、退職してすぐの頃は旅行をして1ヶ月ほどはのんびりと過ごしました。

2ヶ月目からリクルートやDODAの転職エージェントに登録し、ハローワークでも事務職の仕事を紹介してもらい面接に行きました。

他、とらばーゆなどの事務職の求人が多いサイトで自ら応募もしました。

でも、就職活動を始めて数ヶ月しても全然手応えが掴めませんでした。

就職活動をして初めてわかったのですが、事務職は求人倍率が高く、ある面接に行った時は、私の他にも何人もの応募者が殺到していました。

面接官の方が100名の方から応募があったとおっしゃっていました。

応募だけなら100社くらいは応募しました。

面接にも何度となく足を運びましたが採用されることはなく、無職になって5ヶ月が経ち、もうすぐ失業保険も支給されなくなる時期となっていました。

来る日も来る日も不採用通知を受け取り、自分は誰にも必要とされない無能な人間なんだと自分を責めたり、無くなっていく貯金額を目の当たりにたりしてして、もう私は一生自立生活はできないのだと絶望し、子どもみたいに号泣してしまうことがありました。

無職期間が長くなればなるほど、焦りが募り転職活動を続けることが精神的にしんどくなってしまいました。

派遣サービスを活用!紹介予定派遣で事務職として採用される!

身も心もボロボロになった私は、未経験の就職を支援してくれる就職SHOPに行き、相談をしました。

とにかく精神的に打ちのめされていたので、1人で悩むのでは無く、誰かに相談したいのと、就職がうまくいかない原因を掴んで流れを変えたいという一心でした。

その就職SHOPのアドバイザーさんに、これまで全く就職できる手応えを感じられていないことをお伝えすると、「今は不況でどの職種でも就職は厳しい。そんな中であなたが目指している事務職は求人倍率が高く、さらに厳しい。この時期でなければ、もっと簡単に就職できていたと思う。あまり自分を責めすぎないでくださいね。」と声をかけてくださいました。

人の優しさに触れ、また、自分を必要以上に責めるのは止めようと気持ちを立て直すことができました。

そして、正社員・事務職での応募を続けてきましたが、紹介予定派遣という、派遣から正社員になれる方法も視野に入れることにして、リクルートスタッフィングとスタッフサービスに登録をしました。

リクルートスタッフィングでは、ビジネスマナーや電話応対などの無料講座が充実していたので、無職の間に受けておきました。

また、スタッフサービスでは毎日多くの仕事を紹介していただき、ついに、紹介予定派遣で事務職として採用が決まりました。

現在はここで無事、派遣から正社員へ採用され、10年勤務しています。

無職からの就職活動で学んだこと

無職期間が長いと、生活費で貯金額がどんどん消え、焦りが募ります。

就職活動はただでさえ、精神的にしんどいのに、お金の心配もしなければならず、これは精神的にかなり良くありませんでした。

できることなら、前職を辞める前に次の仕事を見つけておく方が良いと思います。

また、私は勢いで退職時期を決めてしまいましたが、退職時期も非常に重要で、転職活動の期間も十分に確保しておいた方が良いと思いますし、

私のように不況の時期に退職するのではなく、転職に有利な時期を選ぶことも大切です。

不利な時期に転職活動をすると、次の仕事を妥協して選ばなければならない可能性もあるので、より良い仕事を見つけたいのであれば、一度転職エージェントに退職時期を相談してみると良いと思いました。

加えて、私と同じく事務職・未経験の方で、事務職に応募する方は事務職の求人倍率は非常に高いことを肝に銘じてください。

そして、不採用が重なっても、くじけない心の強さが必要です。それだけ、事務職に就職するということは簡単ではありません。

くじけそうになったら、1人で悩まず多くの人に助けを求め、相談してください。

まとめ

就職活動は想像する以上にエネルギーが必要です。

無職期間中は焦ることも多いかと思いますが、できるだけたくさんの方と話し、自分がくじけない環境を作って諦めずに就職を勝ち取ることが大切です。

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