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私は現在29歳の男です。
警察官として働いています。
ここでは自動車ディーラーとして働いていた私がどのようにして警察官にまでなったのかをお話したいと思います。
自動車ディーラーに就職するも上司から罵倒される毎日
地方から都心部の大学に進学しそのままその街の自動車ディーラーに就職したのですが、社長が変わり朝8時から夜11時近くまで毎日仕事の連続に加え、そのころ異動であたった上司に毎日罵倒されていました。
あるとき店長から自分の顧客の件でとがめられた時、それを近くで聞いていたその上司にその内容を更に激しく罵倒されました。
自分の中で泣くのを必死に堪えていたのですが、それが終わりその場を離れた途端に涙と引付けが止らなくなり、2時間位自分の車の中で泣いていました。
その後泣き腫らした目でひたすら市内を走り回り、気が付いたら埠頭に車を停めていました。
このまま真っ直ぐ突っ込めば・・・などと思っていたのですが、そのとき地元の友人からたまたま連絡が入りはっと我に返りました。
転職を決めた2つのきっかけ
友人と話しているうちに、自分は都会には向かない、地元に帰ろうと思って一ヵ月後に会社を辞めたのが転職の一つ目のきっかけでした。
地元の実家に帰り最初2ヶ月くらいは地元でぶらぶらしていました。
そうやっているうちに自分の今までの常に何かに追い詰められていた感が少しづつ消えていき、物事に関しても前向きにとらえられるようになりました。
しかし、やはり2ヶ月無職と言うのは実家とはいえ、経済的に苦しいものがあり、アルバイトを始めることにしました。
その頃にたまたま会った別の同級生から、地元に帰ってきたのなら警察官を受けてみたらどうだ?と言われたのです。
これが二つ目の転職のきっかけでした。
私は柔道をやっていたので確かに警察官ならそれが活かせるのではないかと思ったことと、前職の自動車ディーラーというものは仕事の割りに給料はどちらかというと安い方で、特に新車販売の手数料は何百万の車をうっても一台数千円程度でした。
それに比べると警察はなんだかんだで公務員です。
そしてなにより年齢的にまだ挑戦できるというのも背中を後押ししてくれました。
それなら目指してみようかなと思いアルバイトをしつつ警察試験の準備をすることにしました。
徹底的に行った警察試験への準備
学生時代にも一度軽い気持ちでほとんど勉強をせずに試験を受けて、一次試験はパスできたことはあったのですが、それでも参考書などを買って一次試験の勉強はそれなりに行いました。
それに加えて私はハローワークなどで行われている面接練習などを利用して面談に関しても徹底的に準備を行いました。
警察は結構きつめの質問を行うことが多いので、この面接対策というのは非常に役に立ったと思います。
また警察も含めて公務員試験を受ける時はその職についた先輩や知人などがいたらその人に話を聞くと言うことも絶対にやっておいた方がいいと思います。
その経緯があり、自分は無事警察官となって今も交番勤務を行っています。
ただ、今となっては結果オーライですが、無職中の転職活動と言うのは今思えばなかなか危なかった事もあったと思います。
その最たるものがお金です。
私は実家に戻ったとはいえ、警察官以外の企業を受ける時には面接会場までの交通費などが意外とかさみ、警察試験に関しても私の県は前日入りしないといけないくらい交通の便が悪い場所にあったため、宿泊費用なども結構かかった事を覚えています。
無職となって転職活動をするのであれば、少なくとも半年くらいは生活できる+転職にかかる経費分くらいの貯金はしてから辞めるべきだと思います。
まとめ
最後に、私はとにかく何でも一人で解決しようと以前は動いていました。
もちろん最後に決めるのは自分ですが、一方で人間一人が出来ることはたかが知れています。
私も周りの人がいなければ警察官にもなれず、会社も辞めていなかっただろうし、それどころかもうこの世にはいなかったのではないかとすら思うことがあります。
いざというときはどんな手を使ってでも周りの人に助けを求めるということが、人生においても、転職においても非常に重要なことではないでしょうか。