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私は人付き合いが苦手で、高校を卒業した後に行った医療系の専門学校では、人間関係が辛く、3ヶ月ほどで中退してしまいました。
ストレスで薄毛になった事もあり、余計に人と関わるのが苦手になった私は引きこもりのようになりました。
ですが、30代になった頃、これからの人生を考えるとさすがに就職をしなくてはいけないと思い始めたのです。
ここでは、私が18歳から引きこもり、どのようにして30歳で就職できたのかの話をしたいと思います。
18歳から引きこもり生活がずっと続いた
私は18歳で専門学校を中退すると、M字型脱毛症というタイプの薄毛になり、ますます引きこもりになりました。
当時はネットが普及したころで、チャットをしたりオンラインゲームをしたりして遊んでいました。
一人だけ家に訪ねてくれる友達がいて、たまにその友達とカラオケに行くことはありました。
恋人がほしいなとか考える事もありましたが、薄毛に悩んでいたことと、もともと人間関係が苦手なことから、ずっと部屋に居つづけました。
20代後半から少しずつバイトに行く
引きこもり生活も、20代前半までは結構それなりに楽しかったのです。
ネットで見るサイトはどれも新鮮でしたし、お笑いが好きだったので、お笑い動画などを見ていても飽きませんでした。
ですが、20代後半になってくると大体の趣味に飽きて、引きこもり生活も辛くなってきました。
そしてその頃、何とか薄毛治療もうまく行き、社会復帰のリハビリとして日雇いのアルバイトにいくようになりました。
日雇いのアルバイトは結構雑な扱われ方をされますし、力仕事だったので大変でした。
しかし、バイト先で友達になれた人もいて、そんなに世の中で働くのも悪くないなと感じるようになりました。
いまさら恋人ができるかどうかはわからないと思いつつも、少し恋愛などにも興味を持つようになり、たまにバイトへ行く生活が続くように。
あるときは、コールセンターのお仕事に行く事もありました。
結構女性の方が多く、最初は緊張しましたが、数人の女性と仲良くなる事ができ、仕事が楽しくなりました。
コールセンターのバイトは結構時給は良かったですし、人間関係も良い感じで働けていました。
電話で営業するような仕事内容で、それが精神的に辛くて数ヶ月ほどしか続きませんでした。
ですが、いろいろなバイトをしてるうちに、働く事に慣れてくる感覚はありました。
働けば好きなゲームが買えたりパソコンを買えたので、働くのも悪くないと考えるようになりました。
30歳でプラスチック工場の作業員(正社員)として就職
30歳になったころ、もうそろそろちゃんとした仕事に就かなければ、という焦りはありました。
まずは兄に勧められて、ハローワークにいきました。
さまざまなお仕事があり、自分がどれに向いてるかも分かりませんでした。
しかし、そんな私に相談員の方がお勧めしてくれた仕事は、
プラスチック工場の作業員でした。
正社員としての募集をしていたので、若干プレッシャーでしたが、チャレンジしてみる事にしました。
面接の予約はハローワークからしてくれました。
面接当日は、スーツを着て行きました。
面接担当の工場長の方は優しい雰囲気で接してくれたので、安心して面接を受ける事ができました。
軽く数学の筆記テストのような事もしましたが、普通に高校に通ってた人なら簡単に解ける位のテストなので問題ないとありませんでした。
そして意外にもあっさり採用されることに!
職歴もたいした学歴もなかった私ですが、工場勤務の正社員になる事ができたのです。
実際働いてみると、優しい人が多くて、働いてても苦ではありません。
むしろ楽しいくらいです。
休憩時間は趣味の話をしたり、楽しく過ごせていますし、仕事もちょうど良いくらいのしんどさで続けていけるので良かったです。
私は現在も、そのプラスチック工場の作業員として働いています。
職歴がない人でも工場なら受かりやすいと思うのでおすすめです。
まとめ
職歴がない無職の人はとりあえず日雇いのアルバイトなどで働くのが良いと思います。
日雇いの力仕事でしたら、試験もないところがほとんどだと思うので採用してくれやすいでしょう。
そして仕事、社会生活に慣れてきたら、ハローワークやネットの求人サイトで就職先を探すのが良いと思います。
30代くらいでも、就職できるところはありますので、あきらめないで頑張る事が大切だと思います。
特に工場系なら30代以上の無職の方でも受かりやすいのでおすすめします。
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