おばさんの一言で火がついた!21歳無職だった私がバイトから始めて医療事務の正社員に就職することができた話

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当時の私は18歳・女性。

高校を卒業して印刷会社の一般事務として就職したものの、一年もしないうちに会社を辞めてしまいました。

思っていた会社と違って、実際に働いたら魅力のない会社だったことに気づいてしまったからでした。

せっかくの就職活動や研修も残念な形となり、その後の就職活動の時にはなかなか正社員として雇ってもらえず、30も40も面接を受けても落ち続け、現実の厳しさに後から気づいても遅く、すっかり無職になってしまいました。

無職になってからの生活は身も心も貧しい状態に

会社を辞めてから、3か月は失業保険をもらいながら生活していました。少ないお金でも無いよりマシだったので、まだ心には余裕がありました。

職業安定所で仕事を探せば、すぐにでも次の仕事が見つかるだろうと安易な気持ちでいました。

私の中では働く気はマンマンにあったので誰よりも真面目に就職活動をし、熱心に仕事を探している方でした。しかし、いざ、面接を受けても就職した経験も少なくなかなか雇ってもらえず日に日に焦っていました。

家に帰ると家族に「いい加減、早く働いてもらわないと困る」と言われてしまい、気持ち的にもどんどん焦っていきました。

失業保険の給付が終わったころに、次の就職先が決まるだろうと思っていたのに、現実はまったく決まらず無職のまま月日が流れました。

初めの勢いはすっかり衰えて、このままずっと就職できない状態だったらどうしようと気持ちも落ち込んでいきました。

就職しよう!と思ったきっかけは知り合いのオバサン

毎日、就職活動をすると家族に伝えて、朝から家を出て、職安で仕事探ししてもなかなかいいところが決まらず、プラプラと歩いていたら、たまたま昔の知り合いのオバサンに出会いました。

今、何をしているのかと聞かれ、現状を説明したところ、急にスイッチが入ったように説教になりました。

何度と家族からも説教を受けていたので、またかと思いながら聞き流していたのですが、そのオバサンは「人間は働かないとダメになる」と言ったのです。

働かないといけないことは頭では分かっていたのですが、イマイチ理由がピンときていなかったのですが、その言葉は私の心に突き刺さるものがありました。

そうか、人間は働かないとダメになるのか!

すごく納得できる言葉に、やっと落ち込んで後ろ向きになっていた気持ちが動き始めました。

正社員への道に近づくためのバイト

オバサンの話を聞いて、自分は何としてでも働かないと!と思い、作戦を立てることにしました。

とにかく、休むより働き始めた方がいいと思い、最初から正社員を狙うのではなく、とりあえずはアルバイトから始めよう!と思い、受かるバイトをなんでもいいから探しました。

その時のアルバイトは飲食で、正社員とはまったく関係ないクレ-プやたこ焼きなどの販売のアルバイトでした。

アルバイトでも10件ほど面接を受け、やっと決まったのが飲食でしたが、選んでいる暇はなかったのでとりあえずそのバイトを続けました。

仕事を続けているうちに、自分は本当は何の仕事がしたいのか、今の現状に納得いかない部分はなにかなどを考えているうちに、おのずとしたいことが浮かんできました。

私が求めたものは、長く仕事を続けられるもの、給料が安定していること、アルバイトではなく正社員がいいこと、サ-ビス業が好きなこと、勉強ができるところがいい、などでした。

そうやって考えているうちに資格を取りたいという流れになり、アルバイトをしながら資格を取れる医療事務の学校に半年通うことになり、そこでしっかりと試験を受けて一発合格で資格を取らせてもらいました。

無職から正社員になって気づいた大切だったこと

私は正社員から無職になり、また無職から正社員になりましたが、その道のりがとても長く、日にちもすごくかかりました。

高校卒業してなにも経験のない自分を会社は雇ってくれていたのに、その時は自分の自力で受かったのだからとおごりがあったのだと思います。

実際に働いても、まだ未経験の無力な自分にお金を払ってもらっていたのに、1年も我慢できずに辞めてしまった自分を、再就職ができた時にやっと未熟だったことに気づきました。

実際に無職から就職活動して、どの会社にも「なぜ辞めましたか」や「経験が少ないからね~」など言われました。

当時の私は何も考えることができませんでしたが、今思うと、実務経験は再就職に本当に大切だなと思います。

そして、せっかく入った会社を安易にやめてしまったことにも、今思うと我慢が足りない人間だったなと反省します。

もう少し実務経験を積む意味で我慢すれば、もっとスム-ズに再就職できていたのでは?と思います。

まとめ

自分が無職から正社員になるために苦労がかかった経験から、再就職するためにも実務経験が大切だったなと思います。

その時はそれなりに理由があって会社を辞めたいと思っても、次の再就職のための計画はまったく考えず、失業保険が終わるまでに決まっているだろうと安易に考えすぎていました。

人を雇う側の人間の気持ちを考えて動けば、もっとスム-ズに転職できていたのではと思いました。

また、就職ナビサイトの評価などの意見はすごく参考になるので、目を通しておくと今後の役に立つ重要なサイトだなと思いました。

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