海外放浪から一転!高卒25歳職歴なしが公務員になることができた理由

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私は25歳まで海外でバックパッカーをして世界を放浪していました。

日本に帰国してから就職について真面目に考えだし、とりあえず通い始めたパソコンスクールで、ある女性と出会いました。

就職のきっかけは彼女の存在でした。

この人を幸せにしたい!」と一念発起し、公務員試験を受けて合格。

20代後半で初めて、自由人を脱却して一社会人として働きはじめました。

その就職活動の過程をお話したいと思います。

25歳で日本に帰国後、好きな女性のために就職することを決意

20歳を過ぎても就職のことなど考えもせず、自分が見たい場所を見ようと、海外を渡り歩いて放浪していました。

1日100円くらいの安いメシを食べては、寝て起きてムダに歩いての繰り返し。

その頃、日本にいる友人たちはとっくに就職して結婚している人もいました。

海外にいるときも日本人とは接点がありました。

しかし、そこでの会話は「帰ってからどうする?」的な楽観的なことで、誰も焦ってはいませんでした。

海外とはそういう場所だったのです。

中には私の生活スタイルに辛辣な意見を言う人もいて、「そんなんじゃ生きていけない!」と叱咤されることもありました。

彼の言葉が強く耳に残ったこともあり、25歳で日本に帰ってから「とりあえず就職のためにパソコンでも習うか」と思ってスクールに通いました。

そこで、好きな女性ができ、その人を見ているうちに、「この人と一緒に生活するためには、自分が働かなきゃ!」と思い、真剣に就職することにしました。

就職しようと思ったのはたったそれだけの理由です。

仕事に対する希望や適性などは考えていませんでした。

自分探しはたっぷりやってきたので、バックパックのノリで職場を放浪してやろうくらいの気持ちです。

コンビニでバイトをしつつ公務員試験に向けて必死に勉強

遊牧民だった私を正社員で採用する企業はどこにもありません。

数社受けましたが、バイトでも落ちてしまい、生活はキリキリまい。

そんな中、ハローワークで紹介してもらったコンビニバイトを続けながら、社員として生活できるような仕事につきたいと思い勉強を始めました。

彼女を幸せにするためには、放浪人生とは真逆の堅い仕事につかなければと思い、地元の地方公務員の試験を受けることにしました。

1日5時間勉強して、お金がないために公務員受験のための学校は聴講生として週2回程度通うだけ。

それでも必死で勉強し夜はバイト、と忙しい日々を送りました。

1年間の勉強の末、公務員試験に合格

あの仕事がいい、あの仕事が向いてる、などは一切考えていません。

考えないほうが楽に一歩を踏み出せるからです。

一流企業に勤めようとしたらそれはハードルが高くて大変です。

とにかく、真人間になって彼女を振り向かせたいという思いで勉強しました。

そして、1年後の春には試験を突破して公務員になることができたのです。

どんな仕事に就くかは結果論であって、仕事=人間への愛情と言ってよいと思います。

この仕事でこんな人と関わりたいとか、あの場所に行けばあの人に会えるとか。

色んな理由がありますが、仕事をすることは人と関わることで、人への愛情がどんな適性や困難もひっくり返すパワーがあるのです。

一歩を踏み出す勇気はいらない

仕事とか就職とかいうと、いかにもリクルートスーツを着て、企業に勤めて希望を胸に仕事するという印象でした。

しかし、仕事とは人と関わることであって、アルバイトでも派遣でもいいから、ちょっと外へ出ればみんな普通に働いているのです。

誰も特殊な人間などいません。

みんな姿かたちの変わらない同じ人間です。

その同じ人たちが普通にしていることが、自分だけできないということはないのです。

長く続くかどうかは、適性や能力なども関わってくるでしょう。

しかし、働くことは決して敷居の高いことではなく、それに一歩を踏み出すような勇気も必要ありません。

普通にほかの人がやっていることと同じように、普通に履歴書を出してみて、職場を放浪でもしようではありませんか。

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