私は現在39歳(男性)です。
今から15年ほど前になりますが、私が25歳無職から正社員になれた体験をお話します。
無職からの就活では、採用面接などで、社会と関わるために、無職中にがんばって打ち込んでいたことをアピールするといいと思います。
そういったことも含め、私の体験談が何かのお役に立てば幸いです。
目次
23歳で大学卒業後、公務員試験に失敗し無職へ
1年浪人して大学に入学したので、23歳の時に大学を卒業しました。
在学中から公務員試験の勉強を続けていて、民間企業に就職するつもりはありませんでしたので、就活は一切しませんでした。
大学4年の時と卒業した年に受けた公務員試験は不合格でした。
民間企業に就職しようかどうか迷いましたが、やはりもう一度受験したいと思い、もう1年勉強する道を選びました。
25歳の夏に受けた試験では、筆記試験である1次試験に合格することができました。
しかし、面接試験である2次試験で不合格になってしまいました。
今回で最後の挑戦と決めていたので、この時のショックはかなり大きく、その齢で白髪が生えてきてしまうほどでした。
25歳で無職になり、出版社で働くことを決意
25歳の夏に完全な無職になった私は、民間企業に就職することを決意しました。
なりたかった公務員になる夢は叶いませんでしたが、何よりも、手元にあまりお金がない状態だったので、否が応でも働かざるを得ませんでした。
ですので、無職になってショックはショックでしたが、落ち込んでいた時間はあまりなく、早々に頭を切り替えました。
そしてこの時、初めて転職サイトというものに登録しました。
それがリクナビNEXTでした。
ずっと本を読むことが好きでしたので、出版社に就職できたらいいなと漠然と思いながらリクナビNEXTで求人を探していました。
25歳無職がリクナビNEXTでついに正社員として就職できた!
25歳の夏から、毎日求人をチェックするようになり、1ヶ月で2社に応募しました。
どちらも出版社で、職種は編集でした。
今考えると、少なすぎる応募数だと思いますが、当時は企業に応募すること自体が初めてでしたので、恐る恐る応募という感じでした。
すると、応募先の企業からメールの返信があり、履歴書と職務経歴書を送って欲しいと言われました。
しかし履歴書は書けても、職歴がなかったので職務経歴書は書けません。
その旨を企業に連絡すると、履歴書だけで良いことになりました。
そのあと履歴書を書き、2社に送りました。
しかし、結果はどちらも書類選考で落とされてしまいました。
それを受けて、職歴なしで編集というのは難しいのかも知れないなと思い、職種を事務に切り替えてみることにしたのです。
その後も毎日リクナビNEXTで求人をチェックしていると、良さげな出版社の案件があり、募集している職種が事務でした。
さっそく応募すると企業から面接に来て欲しいとメールの返信が!
それまで、就職についてはうまく行かないことが続いていましたので、この時ばかりは嬉しくてやる気が出てきました。
面接は2回あり、1回目は1人で、2回目は最終面接ということで3人で受けました。
採用するのは1名ということでしたが、見事に私が採用になり正社員としての就職を決めることができました。
まとめ
25歳無職というのは相当不利だと思っていました。
なので、面接では公務員試験の勉強を3年間続けてきた根気や粘り強さだったり、自分の長所である素直さなどをアピールすることを心がけました。
それがどの程度、面接官に伝わったのかは分かりません。
しかし、無職の自分でも採用されましたので、たとえ25歳で無職だとしても諦めることはないと思います。
就活中は、好きな女性アーティストがラジオで言っていた、「今あるつらさは、これからの自分の人生に絶対に無駄じゃない。」という言葉を思い出してがんばっていました。
そのように、何か支えになる言葉などがあると、辛い時も乗り越えられると思います。
皆さんの就活の参考になれば幸いです。