「君は向いてない」24歳で無職を経験するも、職業体験を通して製造会社に再就職できるまでの話

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私は大学卒業後に就職した団体の事務職が合わず、1年ほどで退職し無職になった経験があります。

そこから次の仕事を見つけるまでにどんな活動をしたかを紹介したいと思います。

もし同じ境遇でお困りの方がおられましたら、参考にしていただければと思っております。

「君は向いてない」新卒で入社した会社を辞め、いきなり24歳無職へ転落

 大学4年での就活中、たまたま見つけた団体職員の事務職に応募し内定をいただいたので、卒業後すぐに就職出来ました。

当時は安泰なところに就職出来て良かったと思い、これで自分の人生は順風満帆と有頂天になっていました。

ところが、いざ就職してみると自分が出来るような仕事内容ではなく、いきなり難しい内容の業務をいくつもこなさないといけない状況に陥りました。

何とか頑張って食らいついていこうとしましたが、なかなか追い付かず、ミスも連発してしまい、とうとう「君はこの職種は向いていない。まだ若いから自分の合った職業を見つけなさい。」と上から言われ、1年ほどで辞めてしまいました

今考えると自分の棚卸もしないで何となく応募したことが失敗の原因だったと思います。

ハローワークで見つけた職業体験プログラムに応募してみる

 最初の一週間は仕事から解放された事もあって長い休みを満喫していましたが、1か月も経つと自分が無職でブラブラしている事が情けなくなってきました。

ハローワークに出向き求人探索機を叩くだけの毎日。

後は何もすることなく日が過ぎていくだけという状況が続いたある日、ハローワークの掲示板で「若者向け職業体験プログラム」という張り紙を見つけました。

興味が湧いたので窓口で詳細を聞くと、就業するかどうかは関係なく2週間ほど職業体験をするという内容でした。

特に何をしていいか分からない25歳以下の若者対象で支度金も出るという事だったので、当時24歳の私は藁をもすがる思いでこのプログラムに参加しました。

職業体験を通して製造会社での就職が決まる!

いよいよ職業体験当日。

私が派遣されたのは製造会社でした。

事務職とは真逆の現場作業工の仕事

大学在学中は全く眼中になかった職種だったので戸惑いはありましたが、いざやってみると体を動かす楽しさや物を作る楽しさを実感する事が出来ました。

自分の作業が進むにつれ、各パーツが組み合わさり一つの製品になっていく。

前職では味わう事が出来なかった達成感を味わい、表情もいきいきしていきました。

更に私を含め3人が派遣されたので、共に力を合わせ仕事していく楽しさを学ばせてもらいました。

そんなある日、所属長からいきなり呼ばれました。

何か間違いをしたのかと不安になりながら話を聞くと「君の自宅近くにうちの関連企業があることが分かった。もし良かったら紹介をしたいのだが、話だけでも聞いてみないか。」と就職先を斡旋したいという思いがけない話だったので、喜んで受けることにしました。

面接当日、私の仕事ぶりが先方にも伝わっており、その場で内定をもらいました。

実は幼いころから知っている企業で、小学校の時工場見学に行った事もありましたが、全く自分の選択肢にない所だったので就職を考えていませんでした。

かなり遠回りしましたが、思いがけない出会いに感謝し喜んで就職する事にしました。

 今考えると、大学時代にもっとたくさんのアルバイトを経験し、自分の向き不向きをしっかり分析すべきだったと思います。

そのため、最初の就職は失敗したと思います。

そして、どんな些細な情報でもいいので就職に向けた情報をしっかり仕入れ実行すれば、道は必ず開けることも分かりました。

今はインターネットの時代なので、検索すればいくらでも情報は出てきますし、ハローワークでも積極的に再就職支援に向けた活動をおこなっていますので、まずは動いてみることから始めてもいいかもしれません。

特に、今何をしたらいいか分からない場合は、とりあえず外に出てみるといいと思います。

情報は思わぬところに転がっているのは確かです。

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