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27歳、女性です。
退職後、約1年の派遣期間を経て、未経験の金融業界にカスタマーサービス正社員として再就職しました。
なぜ1年間派遣として働いたのか?どのようにして未経験の金融業界に再就職できたのか?についてお話します。
男性社会の社風に限界を感じ退職を決意
前職の仕事がハードで体調を崩してしまったこと、また前業界で自分がプロフェッショナルになってずっと働くのは難しいと考えたのが、退職の主な理由でした。
男性社会で営業として働いていましたが、男性社会ならではのルールや、女性活躍推進とは言いながら、女性をおもてなし要員として扱う会社の風土に限界を感じていました。
それでも、男性と同じように仕事は任されていたので、連日続く残業に体が参ってしまい、ストレスで心臓や胃に不調をきたすようになりました。
さらに、理系の業界だったこともあり、この仕事で文系の自分がプロフェッショナルになれるかと言われた時に、そこまでモチベーションを保ちきれない部分があり、このような状況なら仕事を変えた方がいいのかもしれないと思って仕事を退職することを決断しました。
失業保険をもらいながら自分を見つめ直す
無職になってしばらくは、失業保険での生活をしていました。
今までできなかった旅行や勉強をしながら、自分自身を見つめなおし、自分に向いていることは何か、自分がもっと学びたいことは何かということを改めて考え直すようになりました。
仕事をはじめてから感じることのなかった季節ごとの自然の美しさや、人のやさしさに改めて感動を受けるようになり、自分の感情が正常に戻ってきたことを感じました。
この時初めて、仕事をしていた時、どれだけ自分が追い詰められて生活をしていたのかということに気づいたのです。
無職になって3カ月後、失業保険をもらえる範囲で派遣の仕事を始めました。
仕事がないと生活が余計に不規則になってしまうことがあったため、生活のリズムを取り戻して、時間を有効に使えるようにというのが一番の理由でした。
女性の多いこじんまりとした職場でしたが、とても居心地がよく、こういう働き方もあるんだということを感じながら過ごしました。
その中で、以前から興味のあった金融の資格を取ることもしました。
自分に合っていた金融業界で正社員として再就職に成功
派遣の仕事を始めて半年たったころ、失業保険ももらえなくなるタイミングで、仕事探しを始めました。
資格の勉強をしたり、自分と向き合う中で、自分が興味があり向いているのは金融の仕事かもしれないと思うようになり、金融業界での仕事を探すようになりました。
金融で正社員というのはとても門が狭く、保険や証券の営業がほとんどでしたが、営業ではなくバックオフィスで働きたいという思いが強かったので、そういう仕事を探し続けました。
そして結局、金融業界のカスタマーサービス職で正社員の枠を見つけることができ、未経験ではありましたが、今までの業務経験や資格取得をアピールして、無事、正社員として雇用していただくことができるようになりました。
無職期間があるというのは、一般的にはあまりよく思われませんが、私は全く無駄だったとは思いません。
逆に自分の人生にとって、この年齢で自由な時間を持てるというのはとても有意義な時間でした。
無職期間は転職活動で指摘されがちですが、私はフルタイムではありませんが派遣で働いていたため、完全な無職ではなかったのが、就活においてもとてもよかったと感じたところです。
また、資格をとっていたことも有利に影響しました。
無職期間を過ごすとはいえ、そこで何か資格をとったり、勉強したり、自分を磨いたりすることが大事だと感じます。
まとめ
自分の人生、後悔したくないというのが、すべての人の思いだと思います。
無職期間は思い切り楽しみ、だけど、その中でも、自分のスキルや知識を磨いておくことで、再就職は必ずできるものだということを感じます。