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私は30代の男性会社員ですが、25歳の頃ニートをしていました。
まさかニートになるとは学生の頃には想像していませんでしたが、人生何が起こるかわからないものです。
ですがその後紆余曲折ありながら、工場で正社員として採用され社会復帰することができました。私が25歳で製造業に正社員として就職できた話をします。
大学を卒業し就職したがニートに!
学生時代までは順調でした。大学進学をし、留年をすることもなく無事に卒業することができました。就職活動も特に苦労することはなく、中堅IT企業でエンジニアとして採用されることができました。
ですがIT業界は長時間労働の企業が多く、私が入社した会社も例外ではありませんでした。3か月の研修が終わり部署に配属されたものの、プロジェクトの進行が上手くいっておらず、いきなり長時間労働を余儀なくされたのです。
まさか最初に入った会社でこんなに働かされることになるとは…。当時もネットは普及していたので「エンジニアはきつい」ということは情報としては知っていましたが、世間知らずの新卒の私にはリアリティを持って受け止めることはできませんでした。
結局ついていけず、一年程度で退職してしまいました。当時は都内で働いていましたが、疲れ切っていましたので田舎の実家に帰ることにしました。
当時は本当に人生終わったと思っていましたので、気分はまるで敗残兵のようでした。
ニートとフリーターを転々!だが転職サイトに登録したことが転機に
とりあえずどこでもいいから働かなければ、と思いバイトを探し始めましたが、当時はやる気もなくバイトすら落とされる日々。なんとか採用されたバイトも長続きせず、ニートとフリーター生活を行き来していました。
「せっかく大学まで出たのに…」そう考え絶望していた日々でした。特に短期離職は不利だと聞いていましたので、もはや人生は終わりだと思い込んでいました。
実際に私の大学時代の同期でも、私のようにすぐに新卒で入った会社を辞めてしまい、その後ニートやフリーターをしている人は結構います。
転機となったのは、転職サイトでした。歳も25歳になっていましたので、「そろそろ流石に就職しないとまずいな…」とネットで就職情報を調べていた時のことです。
リクナビNEXTがあるサイトで紹介されていましたので、登録してみることにしました。リクナビNEXTはグッドポイント診断という自分の強みを診断できる機能がありますので、自信のないニートの方でも取り柄を見つけるのに役立つと思います。
リクナビNEXTの求人を見ていると、結構「第二新卒歓迎」の求人が多くあることに気付きました。サイト内のコラムなどを見ても、結構私のように新卒で入った会社を短期で辞めたものの、頑張って再就職し働いている人たちがいることもわかりました。
当時の私は「新卒で入った会社をすぐに辞めたら、社会不適合者扱いされて二度と再就職できない」くらいに思っていましたが、案外そうでもないということが分かりました。
この転職サイト登録が転機となり、再就職活動のために動いていくことになります。
求人をチェックしつつ、工業系の職業訓練に通い社会復帰を目指した
ただ当時は生活がダラけてしまっていたこともあり、社会復帰のためにはちょっとリハビリが必要かなと感じていました。
そこで職業訓練校に通うことを検討しました。ハローワークで募集が出ていたので検討したのですが、授業料などはほぼ無料で通えるのです。
色々なコースがありましたが、仕事が多い工業系の職業訓練に通うことにしました。
ただ当時は就職市場の状況が若干上向いてきたこともあり、訓練校に通いながらも転職サイトで常に求人をチェックしていました。
ハローワークなどもチェックしていましたが、転職サイトに比べると給料が低い会社が多かったです。並行して気になった企業に応募していき、いくつかの企業では2次選考などに進めることも増えてきました。
当時は短期離職は著しく不利になると思っていましたが、20代だとまだまだ若いので、若いと言うだけで有利なのですね。
実際ハローワークに出ていた求人ではいくつか内定を得ることができました。ただやはり給料が低い企業が多い傾向にあるのと、ブラック企業が多いと聞いていましたので入社には踏み切れませんでした。
25歳ニートがついに就職!ダメ元でどんどん受けたほうがいい
そんな中、リクナビNEXTで見つけたある製造業の企業を見つけました。
仕事内容は大卒でもまずは工場の現場からという会社でしたが、給料がそこそこ良かったのでダメ元で受けてみることにしました。
そこは中小企業で、書類選考を通れば一次面接、その後役員面接を通れば内定という流れでした。大企業などですと三次面接や四次面接まであるケースもありますが、中小企業だと比較的採用フローは短いケースが多いようです。
正直、短期離職が原因で落ちるかと思っていましたが、特に面接では気にされることもなく、無事に内定を得ることができました。
経歴も会社によっては特に気にしない会社もあるということがわかりました。
やはり自分で動いて調べてみることが重要だと思います。
そこの会社で今も働いていますが、本当に当時勇気を出して一歩踏み出しておいて良かったです。
まとめ
ニート期間が長引いてしまうと、社会復帰するのが怖くなってしまう方が多いと思います。ネットなどでは「ニートは就職できない!」なんて散々なことが言われる傾向にあります。
ただ若ければ今は仕事はたくさんありますし、やはり自分で動いて仕事を探してみないことには実際のところはわかりません。
職を転々としていたりブランクがあったとしても、結局それで採用するかどうかを決めるのは企業側だからです。特に今は若者人材は貴重になっていますからね。
今ニートで「これから先どうしよう」と悩んでいるのであれば、まず一歩からでもいいので再就職のために動き出してみませんか?ダメ元でもいいので動き出せば、今よりも状況は良くなっていくはずです。