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はじめまして。現在32歳の会社員です。
現在は重機メーカーの事務として関東にある会社で正社員として働いています。
その前までは30歳から31歳まで1年半ほど無職で生活していました。
無職になったきっかけ
都内の四年生大学を卒業後、新卒で金融機関に就職しました。
もともと金融機関で働きたかったわけでもなく、6月頃にやっと内定をもらえた唯一の会社だったため、そのまま就職しました。
仕事は思っていた以上に嫌な仕事で、保険の窓口営業や、テレアポ営業、訪問営業までいろいろとやらされ、接客も個人的にはかなり神経を使い毎日つらかったです。
ずっと転職を考えていたものの、当時友人たちが内定を2つ3つ貰うなかで、ここしか受からなかった自分は他に行くとこもないだろうと、暗い日々を過ごしていました。
そんな矢先、突発性難聴を発症し、いい機会なので、思い切って会社も辞めました。
それが28の時で、3か月頑張って退職金で生活しつつ一度IT企業の事務に転職したのですが、会社で不祥事を起こした社員がおり、人間関係が悪化し2年で退職しました。
そこからが1年半の無食生活の始まりでした。
地元でだらだら生活。友人からの冷ややかな目で焦り出す
当初、転職は一度成功したし、売り手市場と言われていたので、たかをくくってしばらく自由に過ごすことにしました。
都内に住んでいましたが、そのころは地元に帰り、半年ほど婚活でもしながら就活もしようくらいのぬるい考えでいました。
しかし、そうした怠惰な生活はあっという間に1年という時間を吸い取っていき、気づいたら31歳を迎えていたのです。
自分でも、実家にいるとお金もあまり使わず、だらだらは過ごしているものの遊んでいる実感もないので焦ることも罪悪感もなかったのですが、久々に会う友人たちも、だんだんと冷ややかな目で見るように変わっていきました。
転職エージェント、ハローワークの講座に登録
そこからやっと焦り始め、まずは転職エージェントを利用してみました。
ところが、1年のブランクがあるうえ、たいしたスキルもないため、書類でことごとく落ち、エージェントの方にも、簿記などの事務スキルを付ける講座などを進められる始末です。
あわててハローワークの講座に登録し、マイクロソフトを一通り習うことにしました。
その間も、焦りながら転職サイトでめぼしい仕事に応募するも10社以上落ち続け、正社員で雇用される難しさを痛感し泣きそうでした。
派遣社員に目をつけ、面談をすることに
そこで目についたのが派遣社員です。
私は金融機関の経験から、営業は絶対に避けたいと思っており、欲を言えば接客もしたくなかったのでまずは事務職で探しました。
最初は土日休みなども希望していましたが、背に腹はかえられませんので、休みもランダムで、とにかく事務を念頭に探しました。
そこでヒットしたのが、派遣会社に正社員として雇われ、事務として派遣されるという雇用形態での働き方です。
当初、派遣社員なんてすぐに切られてしまうだろうと避けていたのですが、大量採用ということもあり唯一ひっかかりそうな会社でした。
思い切って応募してみると、とんとん拍子に話がすすみ、まずは面談という形になりました。
派遣先の重機メーカーで半年後、正社員になる
普通の会社のように、試験と面接をおこなうのではなく、面談をして希望する仕事に合いそうな派遣先があれば、まずは試用期間を設け働くというものでした。
とにかくすぐに働けるようだったので、そのままその会社に決めることにしました。
始めてみると、最初の一週間は合同で研修を行い、事務作業やアクセスの使い方などを学びました。
そして、一定のスキルが身についた時点で派遣先に配属になりました。
その派遣先が重機メーカーの事務だったのですが、働き始めて問題が無ければ派遣会社では3か月ほどで正社員登録になり、無事半年で正社員になりました。
試用期間といっても、3か月までは時給制で、それ以降は給与も正社員と変わらないため、なんら不便はありませんでした。
現在、月2回土曜日出社がありますが、なんとか1年近く働くことができています。
私の勤める派遣会社はずっと派遣として働くこともできますが、多くは派遣先に就職するため、私もこの会社での正社員雇用を目指して日々頑張っています。
この経験を通じて学んだことは、周囲と比べて焦ることも大事だということです。
一番大きかったのは、エージェントさんの冷ややかな対応でしょうか。大人として呆れられているのが伝わり、とても焦りました。
派遣社員というと正社員より簡単に切られるイメージがありますが、最近は派遣会社で正社員として働くことができると初めて知りました。
面接のハードルが低く、ブランクが長い人も多くいたので、面接に自信がない人でも入社しやすい印象なので、とりあえずブランクを長引かせたくないという人も一度応募してみるといいのではないでしょうか。