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私は26歳~29歳の間、中古車販売の会社で働いていました。もともと自動車が好きで自動車関係の仕事に就きたいと思い、新車ディーラーを約4年程経験した後、中古車販売の会社に転職しました。ちなみに整備士ではなく、営業の方になります。
しかし、当時の私は考えも浅く、少しでも嫌な事があれば別の会社に行けばいいという安易な考えでした。
実際、1社目(新車ディーラー)から2社目(中古車販売)に移る時も、店長やマネージャーとの人間関係が嫌で簡単に転職してしまったし、その2社目に関しても人間関係は問題なかったのですが、年間休日がかなり少なく、またハローワークの求人票には「ボーナス有り」と記載があったのに、2年目になってもボーナスが出なかったので嫌になって辞めました。
自分を含めて3人しかいない会社に転職する
3社目に関しては自動車の鈑金塗装の工場でした。
と言いますのも、2社目の際にお世話になった上司の知り合いの会社で、人がいなくて困ってるから転職を考えてるなら行ってあげてほしいとその上司に言われ、技術的な経験はなかったのですが、手に職を付けたいとも考えたのでその会社に行くことにしました。
ところが入社してみてびっくりしたのですが、その会社は従業員は私を含めて3人しかおらず、社長ともう一人職人の男性がいるのみの会社でした。
後から聞いた話なんですが、今まで何人もの人が入ってきてはいるものの、ほとんどが1年以内に辞めてるとのことだったのです。実際に入社してわかったのてすが、仕事がきついというよりも、社長のやり方がめちゃくちゃだったのです。
素人から早い段階で一人前に育てようと思う気持ちはわかるのですが、「この間は息を止めて仕事しろ」とか、100度近くまで温度の上がっている材料を早く運べとか、車検切れのトラックを運転させたりとかかなり横暴なやり方でした。
そのやり方について行けず、辞める人が続出していたのです。
実際に私も1年で辞めました。実際に辞める事になる決定的な出来事が暴力でした。
社長と殴り合いの喧嘩になり、30歳で会社を辞める
取引先であった某自動車販売店に車を作業済の車を納車しに行った時の事です。
修理代の事など何も知らない私が言われるがままその販売店まで車を持って行き、その店の店長に伝票(請求書)を渡した際、「何だこれ?言ってた金額と違うじゃないか」と、その伝票を破り捨てられてしまいました。
会社に戻り、その事を社長に報告すると社長が激昂し、「ふざけるな、お前何て話したんだ?」と問い詰められました。問い詰められるも何も自分は言われた通り納車しに行っただけなのです。
それをあたかも私の説明が悪いかのようにでっち上げられ、挙句の果てに殴り合いの喧嘩になりました。そんな事があったので当然、次の日からその会社には行かなくなりました。この時ちょうど30歳でした。
全く未経験の業界、携帯電話会社の面接を受ける
30歳にして急遽、無職になった私はどうしようかとあれこれ考えました。
自動車は好きだけど、自動車業界ではろくな経験がないし、そもそも若者の自動車離れで車自体、あまり売れなくなってきていたので、今までは趣味の延長でやっていたような仕事でしたが、趣味と仕事は分けようと思い、全く違う業界(携帯電話業界)に行く事にしました。ハローワークにも通いましたが、自分の希望するような条件に合う会社はあまりなく、そのままズルズルと3ヶ月が経ちました。
ちょうどその頃、リクナビNEXTに登録していた事もあり、大阪市にある自分の希望にかなり近い、携帯電話販売会社があったので面接に行く事にしました。履歴書と職務経歴書をきっちりと揃えて行き、今までの営業経験上、人と話をする事は全く苦ではなかったので、面接もそつなくこなす事ができました。
すると、採否連絡は1週間後にするという事だった先方から翌日に連絡が入り、内定を頂きました。第一印象等も良かったとお褒めの言葉も頂きました。
この転職を通じて感じた大事な事は、こちらができる対応(履歴書など)に関しては間を空けず迅速に、面接はリラックスしてよく見せようとしない、ありのままを話す、といった事だと思います。