ニートをしている人の中には、もう人生は詰んでいると思って、何もする気が起きなくなっている人も多いのではないでしょうか。
たしかにニートの人生は非常に厳しいものがありますが、詰んでいるというほど出口がないわけではありません。
頑張り次第で、就職することで社会復帰することも可能です。
本記事では、自分の人生はもう詰んでいると落ち込んでいるニートに向けて、どうすればニートから抜け出せるのかをご紹介します。
目次
選ばなければニートでも就職先はいくらでもある
ニートはどの職場からも煙たがられて就職できないと思い込んでいませんでしょうか?
そんなことは全くなく、とにかく人出が足りずに困っている会社は世の中にたくさんあります。
飲食業界、介護業界、建築業界、運送業界などニュースでもよく取り上げられている業界はもちろんのこと、他の業界でも求人倍率は1倍を超えていることが多く、人手が足りていません。
少子高齢化が今後ますます進んでいきますので、より人手不足が深刻化するのは目に見えています。
こうした状況ですので、ニートでも就職することは十分に可能です。
ただし、ある程度の悪条件は甘んじて受け入れなければなりません。
職歴がない、あるいは空白期間が長いことを理由として、企業側はニートに対して新卒程度かもっと下の条件を提示されることが多いでしょう。
低賃金であったり、休みが少なかったり、労働時間が長かったりすることがほとんどです。
それは職務経験が無いので仕方ない事だと諦めて、まずは就職することが大切です。
ある程度職務経験を積めば、ニートではなく普通の社会人として転職することができます。
そうすれば、待遇もかなり向上しますので、転職まで我慢は必要になります。
ニートは資格を取得して一発逆転
資格の勉強をしている人の中には、長い間合格することができずに年を重ねていった人も珍しくありません。
特に難関資格と言われる弁護士や公認会計士、司法書士、税理士などの受験者は、20代の若い人だけでなく、30代や40代の受験者もそれほど珍しくありません。
難関資格は一旦合格してしまえば、就職先には困りません。
多くは弁護士事務所や会計士事務所といった同じ資格を持った人たちの集団に入る事になりますが、そこで経験を積んで独立開業することもできます。
他の仕事と比べても年収は格段に高くなりますので、まさに一発逆転と言ってよいでしょう。
ただし、難関資格であるだけあって、合格率は非常に低いです。
独学では難しい資格もあるので、予備校代も馬鹿になりません。
勉強時間も非常に長くかかりますので、就職するよりも根気が必要です。
あきらめずに続けることが大切
就職するにせよ、資格を取得するにせよ、平坦な道のりではありません。
一人きりで人知れず努力を続けていかなくてはなりませんので、途中で挫けそうになることもあるでしょう。
しかし、そこで挫けてしまってはニートからの脱出はできません。
最も大切なことはあきらめないことです。
就職であれば、ニートだと書類選考がなかなか通らず、就職活動が長期化することも珍しくありません。
1年以上就職活動を続けることは珍しくありませんし、その間、100社以上に履歴書を送付している人もいます。
資格試験であれば、勉強時間が年単位であることは珍しくありませんし、試験が年に一回のことも多いので、一度失敗してしまうとチャンスは一年後になってしまいます。
そうした状況になっても、あきらめることなく、自分のペースで前に進むことが大切です。
あきらめればその時点で終わってしまいますが、続ける限りは就職や合格の可能性は残ります。
もちろん、なぜ失敗したのかといった反省はしつつも、失敗に対していつまでもクヨクヨせずに、明るい未来に向かって前に進みましょう。
まとめ
ニートになっても人生は積んでいません。
努力次第で社会復帰することは十分に可能ですので、あきらめずに前に進みましょう。