ニートでも国家公務員になれる?試験の難易度、メリット・デメリットは?

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ニートをしている人の中には国家公務員に興味を持っている人もいることでしょう。

しかし、実際に国家公務員になるにはどうすればよいのか、をちゃんと知っている人は少ないかもしれません。

そこで、本記事では、ニート状態から国家公務員になる方法、難易度、メリットデメリットをご紹介します。

国家公務員試験とは?

国家公務員の試験は、総合職や一般職、各種専門職に分かれています。

そのように分類された試験は誰でも受けることができるわけではなく、院卒、大卒、高卒、社会人経験者といったように受験資格も分かれています。

まず、ペーパーテストの一次試験があります。

一次試験に合格すると、面接や性格検査の二次試験に進むことができます。

一次と二次、それぞれの得点をトータルして、試験合格が決まります。

さらに合格後、官庁訪問をします。

各省庁で面接を受けて合格することで、ようやく公務員になることができます。

国家公務員試験を受験するには年齢制限があります。

ほとんどの職種が30歳を上限としており、参議院総合職(27歳)や国立国会図書館勤務(29歳)など一部では年齢制限が違います。

また、社会人採用もあり、40歳を上限としていますが、それ相応の社会人経験を問われますので、ニートにとっては試験を受けるよりも難関になります。

なお、年齢は採用年の41日時点の年齢です。

そのため、受験時に30歳でも翌年の41日までに31歳になると受験できません。

国家公務員試験の難易度は?難しい?

国家公務員試験は非常に難易度が高いです。

試験自体が難しいこともさることながら、人気が高く倍率が10倍を超えることも珍しくありません。

国家公務員試験は非常に範囲が広いことが特徴です。

科目数が多く、基礎能力試験では、文章理解や判断・数的推理、自然・人文・社会など、専門試験では経済理論、財政学、憲法、民放など、幅広い分野から出題されます。

一般的に、国家公務員試験の勉強時間は1,000時間から1,500時間かかると言われています。

期間で言えば半年から1年程度となります。

もちろん、基礎的な素養があれば勉強時間は短くなりますし、基礎学力が無ければ、より勉強時間は長くなります。

加えて、二次試験の面接の必要になります。

ニートは人との関わりが少なくコミュニケーションを苦手としていることが多いので、特に対策が必要になります。

志望理由や空白期間の説明といったありきたりな質問への対策はもちろんのこと、省庁が行っている施策への理解も欠かすことができません。

国家公務員になることのメリット・デメリット

国家公務員になる、あるいは試験を受けるうえでメリットもデメリットもありますので、よく吟味して受験するか決めましょう。

まずはメリットをご紹介します。

メリット

1つ目のメリットは安定している事です。

国家公務員は一度採用されてしまえば、リストラされることはありません。

給与面も大きく上下することがないので、非常に安定しています。

2つ目は年功序列であることです。

勤続年数に合わせた給与をもらうことができるので、たとえ仕事ができなくても、それなりの給与をもらうことができます。

3つ目は、福利厚生がしっかりとしていることです。

給与はそれほど高くありませんが、福利厚生が充実しているので快適に生活することができます。

デメリット

続いて、デメリットを紹介します。

1つ目は、時間がかかることです。

試験の勉強は半年から1年かかります。

合格してからもさらに数か月かかりますので、就職まで12年以上は少なくともかかります。

不合格でまた翌年受けるとなれば、さらに1年追加されます。

2つ目は、キャリアアップしにくいことです。

総合職(キャリア)と一般職(ノンキャリア)では出世の道筋が全く違いますので、たとえ実力があったとしても、一般職が総合職を超えて出世することはありません。

まとめ

ニートでも国家公務員を目指すことはできますが、年齢制限に注意しましょう。

また、国家公務員にもメリット、デメリットがありますので、それを踏まえた上で、受験するのか決めましょう。

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