ニートにおすすめの資格

ニートが運転免許を取得する2つのメリットと就職可能になる業界3つ

投稿日:2017年7月17日 更新日:

ニートの中には、自動車免許を持っていない人も多いのではないでしょうか。

持っていなくても生活できますし、就職活動を行うことも可能です。

しかし、自動車免許を持っていると、就職活動において様々なメリットがありますので、取得しておいて損することはありません。

本記事では、ニートが自動車免許を取得することで得られるメリットや、免許があることで就職できる業界等をご紹介します。

目次

ニートが運転免許を取得する2つのメリット

自動車免許を取得することで、就職活動には様々なメリットがあります。

メリットの1つ目は、勤務先の範囲が広がることです。

免許を持っていない場合、自宅から電車やバス、自転車等で通いやすい場所から仕事を選ぶことになるでしょう。

それはそれで問題ありませんが、もし、公共交通機関等で通いにくい郊外の工場やショッピングモールで好条件の求人が見つかったとしても、通勤が難しいために諦めなければなりません。

免許を持っていれば、交通機関の制約を受けることなく、求人を選ぶことができます。

就職活動の際、ニートは書類選考で落とされやすいため、多くの求人に応募することになります。

選択肢が増えることは大きなメリットです。

2つ目は、応募可能な求人が増えることです。

求人を見てみると、必須の資格が書いてあることがあります。

そこには大抵、普通自動車免許と書いてあります。

営業や工場では自動車を使うことも珍しくなく、免許を持っていないと応募すらできないこともあります。

もちろん、タクシーやトラックの運転手にも応募できません。

都内であれば交通網がしっかりしているので、免許を持っていなくてもそれほど影響がないかもしれませんが、地方に行けば大都市でも免許を必須にしている求人が数多くあります。

また、免許は取得して当たり前、という風潮もあります。

自動車の運転をしない仕事であっても、免許すら持っていないのかと呆れる人事担当者もいます。

多くの求人に応募できるスタートラインに立つためにも、免許は必須と言えるでしょう。

運転免許を持っていると就職可能な業界3つ

免許取得によって、就職可能になる業界、職種を3つご紹介します。

1. タクシー業界

まずは、タクシー業界です。

タクシー業界は常に人手不足に喘いでおり、就職しやすい業界です。

基本給+歩合制という給与形態であることが多く、頑張り次第ではかなり稼ぐことができる仕事です。

また、客との軽いコミュニケーションはあるものの、一人での仕事なので気が楽です。

客を乗せて運賃をもらう仕事では、普通免許に加えて、第二種普通自動車免許が必要です。

第二種は客を乗せて自動車を走らせるために必要で、普通免許取得から3年以上経過している必要があります。

第二種の取得では、会社が受講料等を負担してくれることもありますので、確認しましょう。

2. 営業職

2つ目は、営業職です。

普通の営業にしても、ルート営業にしても、商品を持って多くの客先を回っていくには、自動車が必須になります。

特に地方では、交通機関が発達していないため、自動車が運転できなければまともに営業することができません。

コミュニケーション能力が必要な仕事ですが、ルート営業ならば、一定の客先を訪問する程度ですので、コミュニケーションが苦手なニートでも対応可能です。

こちらは普通免許だけでも問題ありませんので、免許取得後すぐに就職することができます。

3. 中小企業の事務

3つ目は、中小企業の事務職です。

事務職と言うと内勤のイメージがありますが、それは大手企業の場合です。

中小企業の場合は、何でも屋といった側面がありますので、ちょっとした仕入れや官公庁への申請、重役の送り迎えなど様々な場面で自動車を運転する機会があります。

多種多様な業務を行いますが、それぞれ専門性を問われるわけではないので、職歴なしのニートでも対応できる業務です。

こちらも営業職と同様、地方において、特に免許の取得が求められます。

また、普通免許だけで充分であることも営業職と同様です。

まとめ

自動車免許を取得すれば、就職活動の幅が広がりますので、ニートからの脱出の可能性が高まります。

すぐにでも自動車免許を取得しましょう。

-ニートにおすすめの資格

執筆者:

関連記事

仕事にもつながる!ニートにおすすめの勉強3つ

ニートから一歩踏み出す方法のひとつは、勉強に打ち込んで資格を取ることです。 私もニート中に簿記を勉強していました。 現実逃避と言われようが、人生に絶望していた私のかすかな希望が勉強でした。 そして社会 …

ニートからフィナンシャルプランナーになるには?資格の取り方や気になる待遇を紹介

フィナンシャルプランナーはよく聞く言葉ですが、何をやっているか知らない人も多いと思います。 しかし、ニートでも簡単に取れる資格ですし、保険や証券、不動産など様々な業界の就職に役に立ちます。 本記事では …

ニートがガイドヘルパーになるための資格取得や待遇を紹介

ガイドヘルパーに興味を持っているニートの方も多いと思います。 今後、高齢者が増える中で、ますます需要が高まる仕事です。 本記事では、ガイドヘルパーの業務内容や資格取得の方法、待遇などをご説明します。 …

ニートは資格を取得してから就職するべき?資格取得のメリット6つ

資格取得してからニート生活を終わらせ、就職したいと考えている人もいるのではないでしょうか。 資格を取ってからでは遅いという趣旨の議題はここでは置いておきます。 ここでは、ニート期間に資格を取得すること …

ニートがSPIを勉強するメリットとは?SPIの概要やメリットを解説します。

求人票などを見ていると、選考方法にSPIと書いているものがあります。 SPIとは何だろう、と気になったニートの方も多いでしょう。 大手企業を中心にSPIを入社試験に取り入れていますし、アルバイトでも受 …

就職に有利な資格を取得してニートから脱却する方法

ニートの中には、いきなり就職は難しいので、まずは資格を取って就職活動を有利に進めたいと考えている人もいるのではないでしょうか。 しかし、具体的にどんな資格を取ればよいのか、よくわからないと悩んでいる人 …

ニートから中小企業診断士になるためには?業務内容や試験内容を紹介

中小企業診断士に興味を持っているニートの方も多いと思います。 国家資格ということもあり人気が高いですが、取得の難しい資格でもあります。 本記事では、中小企業診断士の業務内容や試験内容、資格取得後の仕事 …

ニートが社会保険労務士の資格でつける仕事とは?資格の取り方や、気になる待遇を紹介!

社会保険労務士に興味を持っているニートの方も多いと思います。 実際、私もニート時代に社会保険労務士についてよく調べました。 ここでは社会保険労務士の仕事、資格の取り方、どんな仕事があるのかをご紹介しま …

まだこれから!20代ニートからの就職に有利な資格

20代ニートが就職するには、資格を持っていると有利です。 なぜなら、資格は「この分野に対して勉強してきました」と客観的に証明できるものだからです。 特に20代ニートで長期的に働きたいと考えている場合、 …

ニートがエクセルの資格を持っていると便利?

エクセルとはマイクロソフトオフィスの表計算ソフトで、主に関数を用いた計算を組み込んだ表の作成やデータ整理、そのデータを利用したグラフ作成など行う事ができます。 文章作成が主となるワードと違い、エクセル …