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ニートの中にはかつて大企業に勤めていた人もいることでしょう。
ところが、急なリストラに遭って、予期せずニートになってしまった人もいます。
そうした人が気になるのは、リストラによって経歴に傷がついたのではないか、ということです。
大企業からリストラされると、無能扱いされて再就職が厳しくなるのではないかと、不安に思う人がほとんどです。
本記事では、大企業をリストラされた後に再就職することは厳しいのか、再就職の流れやすべきこと、心構え等をご紹介します。
大企業をリストラされた後に再就職することは厳しいのか
近年、業績悪化のために大企業がリストラを行うことは一般的になりました。
盤石な経営をしていると思われていた大企業が潰れてしまう、上場廃止になってしまうことも珍しくありません。
そういった状況下ですので、大企業をリストラされたからといって、本人に非があるとは限りませんし、それだけで履歴書や職務経歴書を突き返されることはありません。
結局は、本人の年齢やそれまでの職務が重要視されますので、他の転職者たちと条件は変わりません。
再就職の流れ
再就職をするためには、まずハローワークに行きましょう。
ハローワークで求職の申し込みをすることで、雇用保険を受給することができます。就職活動中は当然無休になります。
雇用保険を受給できれば、お金のことを心配せずに就職活動を行うことができます。
また、通常、雇用保険の支給までに3か月の待機期間がありますが、リストラであれば給付制限なくすぐに支給されます。
そのままハローワークに掲載されている求人票を見て求職活動を行ってもよいですが、より幅広い職種、会社を紹介している転職サイトを利用することをおすすめします。
特に、再就職したい業界や職種が決まっている場合は、その業界や職種の求人を専門に集めている転職サイトがあるかもしれません。
どの転職サイトも登録、利用は無料になっていますので、まずは登録して求人を覗いてみるのが良いでしょう。
再就職の心構え
大企業をリストラされた人だと、就職活動と言えば新卒採用の時に経験しただけという人がほとんどかもしれません。
再就職活動は、新卒採用に比べて非常に厳しい環境ですし、アピールすることも違いますので、しっかりと心構えをしておきましょう。
まず、再就職活動で大切なのは、今までの経験です。
どんな立場でどんな仕事をこなしてきたのか、その仕事を通してどのように会社に貢献することができたのか、といったことがアピールすべきことになります。
学歴や資格も考慮には入るものの、職歴の方が大切になります。
ですので、今まで書いたことがないであろう職務経歴書の作成をしっかりと行いましょう。
次に、待遇についてです。
転職するからには待遇の向上あるいは維持をしたいものですが、現実的には給与や福利厚生といった待遇面は落ちてしまうことが一般的です。
そのことを知っておかないと、なかなか応募したい求人が見つからず、無駄に時間が過ぎ去ってしまいます。
どの部分が妥協できて、どの部分が譲れないのか、といった優先順位を付けておきましょう。
最後に、落ちることが当たり前ということを覚えておきましょう。
いくら大企業での勤務経験者でも、再就職活動ではそう簡単に内定をもらうことはできません。
応募した企業の基準に合わなければ、書類選考が通らないこともよくありますので、面接にも進めず連戦連敗といったことも珍しくありません。
そのことを知らないと、どんどんと自信を失ってしまい、就職活動を行う気力がなくなってしまいます。
ですので、選考に落ちることが当たり前だと認識しておきましょう。
まとめ
再就職活動においては、大企業をリストラされたからといって不利なことはありませんが、大企業に勤めていたことがそれほど有利に働くこともありません。
本記事で紹介した心構えを参考にして、再就職に臨んでください。