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ニートの中には、コンビニの店長になりたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
様々な商品を取り扱う店を運営していくことはやりがいがありますし、コンビニという誰にもでも身近な店は需要も高いです。
加えて、よく見る仕事なので、自分でもできそうだと感じるので、コンビニの店長になりたいと考える人は案外多いものです。
しかし、コンビニの店長になるにはどうしたらよいのかを知っている人は少ないです。
本記事では、ニートからコンビニの店長になるにはどうしたらよいのか、店長になった場合の仕事や待遇についてご紹介します。
ニートからコンビニ店長になる2つの方法
店長になるには、二つの道筋があります。
1つ目は、コンビニを運営している会社の正社員になる方法。
2つ目は、お金を貯めてフランチャイズで出店する方法です。
ニートのほとんどはお金がないですし、店舗を運営するノウハウもないので、コンビニを運営している会社の正社員になる方法がよいでしょう。
ニートがいきなり正社員になるのは難しいです。
ですので、最初のステップとして、コンビニでアルバイトを始めましょう。
その際、本部が直接運営する直営店を選ぶようにしましょう。
直営店は本社の社員が店長をしているため、接客等の規則は厳しい傾向にありますが、後々、正社員となる時には、ここでのアルバイト経験は大きな武器となります。
働きぶりがよければ、正社員である店長からの推薦を受けることができる可能性もあります。
どれだけシフトに入るかにもよりますが、半年から一年、アルバイトをすれば、一通りのことをできるようになりますし、コンビニ運営に必要なことも理解できるでしょう。
そうしたら、店長である正社員に相談の上、本部の正社員への就職活動を行います。
コンビニの正社員は人の出入りが激しいので比較的就職しやすいです。
しかも、直営店でのアルバイト経験があれば即戦力として期待されますし、店長からの推薦があれば、ほぼ確実に正社員として採用されるでしょう。
本部の正社員になると、現場で働きながら、店長になるために必要な知識を得るための講習を受けることが一般的です。
半年ほどすると、副店長に抜擢されます。
店長や店舗経営相談員(OFC)の元で、店舗運営について現場で学んでいきます。
経験を積んで社内審査を通過すれば、晴れてコンビニの店長になることができます。
コンビニ店長の仕事内容や待遇
店長の仕事は、精算作業、アルバイト管理、発注業務が主となります。
精算作業は売上金のチェック、売上日報の作成、本部への送金などです。
コンビニとはいえ、一日の売り上げは数十万円になりますので、精算業務はアルバイトに任せることはできません。
そのため、毎日、店長が精算業務のために顔を出していることがほとんどです。
アルバイト管理は、アルバイトの採用、シフト決めなどです。
ここが上手くいかないと、店長自らシフトに入らなければなりませんので、労働時間が飛躍的に増えてしまいます。
年末年始やお盆などはシフトが埋まりにくく、店長が泣く泣くシフトに入っていることは珍しくありません。
発注業務も大変重要な仕事で、発注し過ぎればロスになってしまいますし、少なければ販売機会を失ってしまいます。
ただ、これは必ずしも店長がやることではなく、古株のアルバイトが担当していることも多いです。
その他、アルバイトと同様に、レジ打ち、検品、品出し、清掃等を行います。
店長の収入は額面で20万円代であることがほとんどです。
年齢や経験を考慮して昇給もありますが、それほど多くはなりません。
前述したとおり、店長であろうとも、アルバイト管理が上手くいかなければ、自らシフトに入らなければなりません。
正社員での店長は管理職扱いなので残業代が出ないことがほとんどですので、時給換算するとアルバイトよりも低くなってしまうこともあります。
3~5年程度店長を経験して、販売ノルマも達成していると、店舗経営相談員(OFC)に昇格することが多いです。
店舗経営相談員になると、長時間労働から解放されますし、収入も上がります。
まとめ
コンビニの店長になるためのステップと、仕事内容、待遇をご紹介しました。
コンビニの店長は非常に大変な仕事ではありますが、店舗経営の経験によって経営感覚を養うことができる仕事でもあります。
興味を持ったニートは、まずアルバイトから始めてみましょう。