転職活動時でのIT系ブラック企業の見分け方

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ブラック企業とは、主に、労働基準法を守っていない会社のことをいいます。

せっかく転職するのであれば、無給労働やパワハラが横行しているような会社には、入社したくないですよね。

しかし、求人には時期的な縁がありますし、杞憂で見送ってしまうのは勿体ない求人もあるでしょう。

という訳で、ここでは、自力で出来る範囲でのIT系ブラック企業の見分け方について解説していきます。


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1. 厚生労働省が発表しているブラック企業リストを見てみる

厚生労働省が公式ホームページに、労働基準法関連で違反した企業を載せています。

労働基準法関連に違反してしまったということは、管理が行き届いていない可能性もありますよね。

こちらはまだ公表されだしてまだ間もないですが、1度チェックしておくと良いでしょう。

厚生労働省資料:http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/dl/170510-01.pdf

2. 良いことばかり書きすぎている求人先は、とことん調べる

何か記載漏れがあり、良いことばかり連なってしまっている求人も、中にはあります。

例えば、本当は何か資格が要るのにそれが記載されていなかったり、給与も残業代込みで記載されていたりです。

これが故意でなければ良いのですが、故意であった場合、入社しても信用して会社へ勤めることが難しくなってしまいます。

また、「タダほど高いものはない」の理屈でいうと、パッと見で「怪しい・リスキー」と疑念を抱くのは当然です。

なので、「おや?」と思うことがある求人先があれば、とことん調べてみることをお勧めします。

自分が見付けたところ以外での求人掲載内容や、会社のホームページなど、自分が思い付く限り調べてみて、信用できそうな材料があれば、ただの記載漏れの可能性が高いです。

3. 面接の時点で不明瞭な点を質問してみる

求人情報や自力で事前に調べた情報で分からなければ、面接の際に聞いてみましょう。

転職するのであれば、これから先の社会生活はその会社で送るわけです。

その点を理解してくれている会社であれば、はぐらかさず、嫌な顔をせず、説明をしてくれるはずです。

しかし、ふわっとした中身や現実味のない回答であったり、怪訝な表情を浮かべられたりした場合は、ブラック企業である可能性が高いでしょう。

もしブラック企業でなかったとしても、入社後その会社の人たちと反りが合うかも心配ですよね。

入社すれば面接官とも顔を合わせた際に軽く話をする機会もあるかもしれません。

きっとその際には良い話のネタになるので、面接終了前に分からないままにせず聞いてみるのが良いでしょう。

4. いくつか目星を付けた企業へ面接に行ってみる

人は盲目的になると、危険なものだろうが何だろうが、一番星が光っているように素晴らしく見えてしまうこともあります。

なので、自分の中でのデータが少ない以上は、色んな企業へ面接に赴き、色んな雰囲気を考察してみると良いと思います。

3で挙げた質問においても、1社だけだと、もし仮に突っぱねられたり、はぐらかされた場合に不安ばかり抱いてしまうかもしれません。

ここでの肝は「1社だけではない」という心のゆとりです。

また、良い企業と出会える可能性も増えるので一石二鳥の方法といえるでしょう。

まとめ

ブラック企業という概念は多岐に渡っており、全てが全て自分にとって良い会社を見分けるというのは、困難な場合が多いです。

フレネミーのように友達の仮面を被った敵が近くに居る場合もあるのに、全く顔も知らない新しい会社の新しい部署の人たちが善良かまでは見分けるのは難しいことです。

しかし、ある程度は自分の力で見分けることが出来るよう打開していくことが、転職活動において必要なことだといえるでしょう。

この記事が、IT系ブラック企業を転職段階で見分けたいと考えている人の参考になれば、嬉しいです。


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