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ニートから脱出しようと就職活動を行っても、不採用となるケースが多いですよね。
学生時代は就職をサポートしてくれる先生や相談できる友人がいますが、ニートになると交流も少なくなるので、相談できる人もいない場合が多いです。
なので、「自分の何が悪かったのか分からない」と悩み、就職活動を断念し、ニートに戻る人も多いです。
そこで、ニートが不採用になりやすい4つのケースと、対処法についてお伝えしていきます。
1. 社会人としてのマナーが身についていない
これはニートに限らず、就職活動を行っている人全てに言えることです。
面接の時間を守る、服装はスーツなどキッチリしたものを着る、履歴書は丁寧に記入する、挨拶は大きな声でハッキリとする、といったことです。
当たり前なことと思われがちですが、意外とできない人が多いです。
とはいえ、社会と関わりの薄かったニートがマナーを身につけるのは大変です。
そこで活用するのが、ハローワークです。
ハローワークでは仕事の紹介の他、履歴書の書き方や模擬面接を行います。
無料で利用できるので、面接のマナーを身につけたい人はオススメです。
2. ニートであった理由を説明できない
これは採用担当者が最も気にする部分です。
「何故ニートだったのか」と聞かれると、しどろもどろになりがちです。
すると採用担当者も不安になり、不採用にする場合が多いです。
この質問に対する対処法として、「正直に話す」ことです。
「何故ニートになったのか」「働こうと思ったきっかけは何なのか」「何故この会社で働こうと思ったのか」といったことを明確に説明しましょう。
採用者は素直な人を好みます。
これから頑張っていこうという姿勢を見せることで、好印象を持たれますよ。
3. 職歴が全くない
「これから頑張っていこう」という姿勢を見せても、今まで働いたことがない人が仕事をできるか、不安ですよね。
将来は長期的に働くことを視野に入れているのであれば、まずは単発のアルバイトから始めることをオススメします。
単発バイトのメリットとして、「気軽に取り組める」ということです。
長期の場合、多くの仕事内容を覚えなければいけないので、大変です。
その点単発バイトであれば、簡単な仕事が多いので、気を張らずに働くことができます。
また「長時間働くことに不安」という人にも、単発バイトはオススメです。
自分がどの位働くことができるのかを把握する為にも、まずは単発バイトに取り組んでみましょう。
4. 資格がない
これは特に30代のニートが気をつけることです。
採用者は「使える人材」を求めます。
働く意欲があっても、仕事に活かせる資格がないと採用されにくいです。
資格を取りたいと考えている人は、職業訓練制度を利用しましょう。
これもハローワークで使える制度の1つで、資格を得る為の講義や実技を無料で受けることができます。
また介護の分野で働きたいと考えている人は、働きながら資格を取ることも可能です。
介護職は無資格でも働くことができます。
3年以上働き、介護職員実務者研修を受講すると、介護福祉士の国家試験を受験する資格を得ることができます。
この制度のメリットとして、研修を受ける費用は職場が負担してくれるということです。
なので、経済的負担を心配する必要はありません。
加えて介護福祉士を取得すれば、昇給や昇進も可能です。
スキルアップを考えている人には、オススメです。
まとめ
いかがでしょうか。
ニートは他の人に比べて、就職活動が難しいのが現状です。
しかし様々な制度の活用や、周囲のサポートを得ることで、採用されることができます。
就職活動をする上で大切なのは、「焦らないこと」です。
将来自分がどのような生活を送りたいのかを視野に入れ、自分がやりたい仕事が何なのかを考えながら就職活動を行ってください。