うつ病・ニートで、働きたいけど働けない。そんな人はどうすればいい?

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うつ病で働きたいけど働けない、ニートで収入がなく家族に負い目を感じるという人は少なくありません。

私もニート時代は軽いうつ状態で、働いている今でもうつ気分になることがあります。

うつ病のような病気は周囲になかなか理解してもらい辛く、それが収入の無いニート状態となると、その生きづらさは想像を絶するものでしょう。

ここでは、どうすればうつ病と付き合いながら働くことができるのか、一緒に考えていきましょう。


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ニートだけど働きたい!自分に合った仕事を明確にしよう

現在、うつ病状態でニートだけどこれから働きたいという方は、どのような職種が向いているのでしょうか。

得意分野や能力は人それぞれ違いますので、一概にこの仕事が向いているとは言えません。

しかし、自分にどのような仕事が向いているか、あるいは向いていないかを考えていくことは大切です。

中には、前職と同じような仕事をしてみたものの、うまくいかずに辞めてしまった、完治したと思っていたうつ病が再発したというケースもあります。

心身が不安定な状態ですので、職種選びは慎重に検討しましょう。

場合によっては、自分がこれまで考えていなかった仕事についても検討してみる必要があるかもしれません。

うつに悩んでいる方は、周りと比べられるような仕事ではなく、自分のペースでできる仕事を選ぶ人が多いようです。

例えば工場での単純作業、ポスティング、在宅ワークのような仕事は、比較的自分のペースで進めやすい仕事なので、うつ病で悩む方には向いているかもしれません。

私の場合、ニートを脱出しようと裏方の仕事を選んだつもりが、かえってうつ病が悪化したこともありました。

掃除の仕事では買い物客に話しかけられることが多くて戸惑ったり、事務の仕事は小さな職場で電話応対に追われるなど、働く環境によってはプレッシャーがかかります。

仕事内容そのものだけでなく、働く環境は実際にどうなのか、慎重に判断してほしいと思います。

注意が必要な仕事は、高いコミュニケーション力や判断力が必要だったり、プレッシャーの大きな仕事です。

職場にもよりますが、営業や販売、管理職などは少しハードルが高いかもしれません。

また、正社員はアルバイトや派遣よりも仕事の責任が重いため、まずはアルバイトから仕事を始めて、働くことに少しずつ慣れていくというのもおすすめです。

私の場合は日雇いのバイトから始め、週3日・1日5時間程度のバイトへと徐々に働く時間を増やしていきました。

2年もかかりましたが、最終的にフルタイムで働けるようになりました。

うつ病で悩むニートの仕事の探し方は?

うつ病でニート生活を余儀なくされ、ブランクが長くなると、就職活動をするとき大きな不安があると思います。

自分だけの力で就職活動をするのは、一般の人でもかなりのエネルギーを必要とします。

仕事探しは自分一人でするよりも、なるべく支援してもらえるところで探すのがおすすめです。

例えばハローワークには、うつ病の人の就労を支援するプログラムがあり、働きたい人それぞれの特性や経験に合った求人を紹介してくれます。

私は就職の際にサポートステーションを利用しましたが、精神的なケアをしてもらいながら、面接の練習や履歴書の書き方などもアドバイスを受けました。

人と話すことで、うつ気分も和らぎ、就職に向けて前向きな気持ちになれたと思います。

うつ病の回復は自分の焦りを許すことから

「早く働かなければ」と焦る気持ちがあるかもしれません。

うつ病の回復は焦ってはいけないとよく言われます。

それは間違いではありませんが、焦らなくていいと言われるほど、かえって余計に焦ってしまうこともあります。

私も親に就職を急かされることはありませんでしたが、現実に就職しなければならないことは分かっていました。

そう考えると余計に焦ってしまい、動けなくなる自分がいたのです。

そんな自分を否定するのではなく、まずは受け入れることが大切だと思います。

あえてその焦りを許すのです。

自分の焦りを許すことで、無用なストレスや焦りは少し和らぐはずです。

働きたい気持ちは分かりますが、まずは心も体も健康でいることが一番大切です。

自宅で過ごしているときは、生活リズムを改善し体力をつけておくことをおすすめします。

軽い散歩や家事をしたりと、メリハリのある日常生活を送るといいでしょう。

病院に通っているのであれば、主治医としっかり相談しながら回復に努めましょう。

まとめ

周りに申し訳ない、人に迷惑をかけるから自分で何とかしようと考えていませんか?

このつらい状況から抜け出すには、人に迷惑をかけるつもりで誰かの助けを借りてもいいのではないでしょうか。

困ったときはお互い様です。

私も親をはじめとして、多くの人に迷惑をかけました。

手を差し伸べてくれる人には、ありがたく助けを求めてほしいと思います。

自分がかけた迷惑は、余裕ができたときに恩返しをすればいいのです。

 

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