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私がニートをしていた頃の話です。
求人誌や求人サイトで仕事を探していると、土木作業員の求人をよく見かけました。
土木作業員という仕事はいわゆるガテン系で、屈強な体つきをした男性が働いているイメージがあり、ニートで体力のない自分には務まらないと敬遠していました。
しかし、現在では土木作業員のような肉体労働系の仕事に対する考え方が変わってきています。
この記事では、土木作業員のメリット、デメリットを紹介し、実際にニートが就職できるのか説明したいと思います。
土木作業員とは
土木作業員は、土木工事現場で働くスタッフです。
工事の種類は、道路工事、河川工事、ダム工事、建設現場、橋梁工事などがあります。
土砂の掘削、資材の運搬、重機の運転などがあります。
機械で出来る箇所は機械で、それ以外は人の手によって作業します。
ニートが土木作業員になるメリット
未経験でも大丈夫
初めから専門的な業務を任されることはありません。
中途採用が多い
30代だと若い部類に入ります。
豊富な仕事内容
土木工事の仕事は様々な仕事があります。
パワーショベルやクレーンなどの運転免許や資格を取ることで、その仕事を任される可能性があります。
作業が形として残る
自分たちが作り上げた道路や建物は、いつまでも残ります。
とても達成感がある仕事です。
賃金が高い
地域や仕事内容にもよりますが日給で7000円~15000円あたりが相場のようです。
60歳以上でも働ける
定年制の有無にかかわらず、60歳以上でも働いている人が多いです。
65歳は若いと言われる時代ですから、手に職付けておけば定年後の仕事には困りません。
転職に活かせる
仮に将来転職することになっても、一定期間土木作業員として働けば、その経験は体力や忍耐力のアピールになります。
ニートが土木作業員になった時のデメリット
体力勝負
とにかく、重いものを持ち上げて運んだり、力を入れて作業する仕事ですから、体力的にきついです。
暑い日も寒い日も外で働き続けなければいけないので、体力の消耗も激しいでしょう。
スタッフは十人十色
仲間意識が強い人もいれば、寡黙な人、我が強い人、優しい人など様々です。
例え喋るのが苦手でも、言われた仕事を積極的にこなしていれば、次第に認められるでしょう。
危険がつきまとう
重機との接触、資材が上から落ちてくるなど、常に危険がつきまといます。
また、昼以降は集中力も落ちてくるので、注意散漫になります。
また、夏場の熱中症にも注意しなければなりません。
自分の身は自分で守れるように常に自分の身と周りの環境に気を配る必要があります。
雨の日は仕事がない
雨天時は作業が中止となります。
働いていないので、給料も発生しません。
しかし、トンネルなど屋内で作業可能で危険性がなければ、雨天でも仕事をする現場もあります。
ニートが土木作業員として就職するには
土木作業員として就職するには、求人サイトや求人誌を利用し、働きたい職場に応募します。
ホームページなどがあれば目を通しておくとよいでしょう。
研修や資格取得制度や休日、残業手当を明記しているような、社員教育に力を入れている会社がおすすめです。
採用面接では、ニートの人は体力面やコミュニケーション能力をアピールしても、説得力がないように感じられてしまいます。
具体的なエピソードや、一念発起して頑張りたいという熱意を伝えることが、採用に繋がる重要なポイントになるでしょう。
まとめ
土木業界は、少子高齢化の影響もあり、人材不足です。
また東京オリンピックによる需要もあり、求人数は増加しています。
年齢問わず未経験でもチャレンジする機会は十分にあります。
体力がないニートにとって肉体労働は天敵のようなものです。
しかし、キャリアアップの道がある土木業界は、夢も希望もない職種ではありません。
闇雲に働くのではなく、将来を見据えた働き方を考え、実行しましょう。
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