ニートの就職体験談

デイサービスの仕事を辞めた私が9ヶ月のニート期間ののち介護現場に復職するまでの話

投稿日:2017年3月21日 更新日:

北海道出身の私は専門学校卒業後、単身上京し都内のデイサービスに就職しました。

元々私は自分の意思で東京に来た訳ではなかったので、3年勤務した後に試験を受ける事ができる介護福祉士資格取得を目標に頑張ってきました。

ですが人手不足によるハードな勤務内容や、ストレスやコミュニケーション不足による職員同士の派閥や陰口に疲れ果ててしまい、試験を2か月後に控える12月に当時の職場を退職してしまいました。

それでも、自分が積み上げてきたものを無かったことにしたくなかったので、試験までの2か月間を勉強に費やしました。

結果は見事、介護福祉士の試験に合格し、その後、両親の強い薦めもあり、幼少期を過ごした地元の田舎町へ引っ越すことになりました。

その頃はまだ自分がそこから9か月もの間、無職として過ごすだなんて思ってもいませんでした。

実家で暮らし始め、そしてニートに・・

最初はすぐにでも介護の仕事を見つけ就職するつもりでした。

しかし、地元の求人を見て愕然としました。

私は田舎における介護職求人の現状をなめてかかっていたのです。

まず、正社員の求人がほとんどなく大抵が臨時雇用枠

驚くべきは給与額、東京で働いていた頃より半分近く少ないのが当たり前というレベルです。

とにかく何とか仕事を見つけなければと思い求人応募をしようと行動しますが、それを阻んだのは他でもない両親でした。

私の両親はどちらかといえば過保護な教育方針で、前職で私が追い詰められていたことをかなり心配しておりました。

すぐ就職しなくていいから雇用保険分休んで欲しい。

それが二人の主張でした。

面接用の写真を撮りにスーパーに行こうとしたところ、車で追いかけ止められることもありました。

そんなことを経験するうちに働こうという気力が徐々に薄らいでいきました。

自分のお金を払わず食べれるご飯は美味しく、みるみるうちに太っていきました。

元々インドア派の私は家から出る事も少なくなりました。

そして、気づくと私はニートになっていたのです。

職業訓練で得たもの・学んだこと

雇用保険を継続して受給するには、ハローワークに就職活動をしている実績を報告しなければなりません。

そんな中で、ハローワークが誘致した職業訓練に参加することで、期間中の報告が免除されるという説明を相談員にしてもらい職業訓練への参加を決めました。

参加した理由は単に暇だったからです。

家にいてもやる事もなく、時間を潰す趣味もない私にとって、余りある膨大な時間はただただ苦痛でしかありませんでした。

だからこそ、その隙間を埋める方法が見つかった、それだけの事実が当時の私にとっては希望の一筋の光のように見えました。

なんせ、一日一日に意味が持てる。

何か自分のために行動できたと実感できるのですから。

こうして私は職業訓練に4か月ほど通い、WordとExcelに関連する資格という武器を手に入れる事ができたのです。

一歩ずつ前へ、一人暮らしを決心

そうこうしているうちにタイムリミットは徐々に迫っていました。

東京にいたころの所得での市税と年金を毎月貯金を切り崩し払っていた結果、ついに帰郷した頃より預金残高が半分ほどしかなくなってしまったのです。

地元にいても腐るだけなのは目に見えていました。

それにこのまま貯金がつきてしまえば、都会で就職するための費用すらなくなってしまいます。

追い詰められた私は札幌に単身で引っ越すことを決めました。

預金残高を切り崩す期限ある暮らしで、求職活動に発破をかけて、もう一度チャンスを掴むために。

就職エージェントとの出会い、そして復職へ・・

札幌へ引っ越したところでそう簡単に求職活動がうまくいく訳もなく、しばらくは求人誌を眺めつつため息をつく日々が続きました。

ある日ネットサーフィンをしてる際に、北海道の介護職専門の転職エージェント会社さんの広告を見つけ電話しました。

エージェントさんは私の求める条件や年収などカウンセリングしたうえで、求人には載っていない裏事情や職場の人間関係など様々な情報を開示してくれ、面接機会の仲介や同伴までしてくれました。

結果、9か月のブランクがあり、デイサービスしか経験してない私が正社員で老健の現場に復帰することができたのです。

体はもちろんなまっていました。

体力なんか全然追いつきません。

それでも指導してくれる先輩方や利用者さんの笑顔などに助けられ、今も仕事を続けられています。

転職エージェントさんとの出会いのおかげで、私は人生をやり直すことができました。

まとめ

世間一般的に介護のお仕事は【きつい・汚い・給料が少ない】なんてイメージがつきまとっています。

ですがこの仕事を4年ちょっと経験した身としては

・きつい仕事は他にもあるし、職場選びさえ間違わなければ定時に帰ることも可

・きたない事はせいぜい排泄介助ぐらい。汚くない業務のが圧倒的に多い

・給料はピンキリ、資格をとって良い職場と巡り合えば余裕で自活できる分は貰える

などと現実とイメージでは、色々ギャップがあると感じています。

介護のお仕事は人手不足で、無資格で働いている人もたくさんいます。

それこそ、ホールを見守ってくれているだけで助かるのが正直な声だったりします。

介護のお仕事は自分が助けるだけでなく、利用者さんに精神的に助けられる事も沢山あります。

ありがとう」なんて言葉こんなに沢山言ってくれる職種はそうそうないと思うんです。

この記事を読んでいるニート扱いされてるあなただって、必ず誰かの役に立てる。

介護の職場はそんなあなたの力添えを待っているはずです。

-ニートの就職体験談
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

           

あなたにおすすめの記事

関連記事

アピール書類の一文が決め手に!26歳無職が航空宇宙向け精密部品工場の正社員として再就職できた話

現在の私は31歳既婚(男性)で、正社員として工場に勤務しています。 今回は私が26歳無職から、航空宇宙向け精密部品工場の検査課に正社員として就くことができた話をしたいと思います。 目次18歳で高校卒業 …

きっかけは弁当配達!27歳職歴なしだった僕が医療事務として病院に就職した話

僕は大学卒業後、就職が決まらずニートになりました。 3、4年の間はそのまま別に就職しなくてもいいかと思い、バイトをしていました。 しかし、やはりこのままではダメだと思い、就職活動を行いました。 その時 …

大学卒業と同時に無職に。29歳無職から製造会社事務に正社員として就職できるまで

私は大学で経営学や経済について学びましたが、就活がうまくいかず新卒での就職ができませんでした。 卒業後はフリーター状態となり職を転々としつつ一時はニート状態。 資格取得などを経てなんとか29歳のときに …

30歳でコンビニバイトを辞め無職になった私が製線会社に就職することになるまで

私は現在32歳の男です。 二年前の30歳の時、私は勤めていたコンビニエンスストアの建て替えの影響で無職となりました。 それから無職の期間を経て正社員になったので、その経緯をお話ししたいと思います。 目 …

35歳で大手ネット回線企業を退職し、正社員のWebディレクターとして再就職できました

私は30歳からインターネット回線の大手企業で働いていました。 家電量販店などでインターネット回線を推奨する業務のマネージャーにまでなりましたが、ある時を境に、その企業が自社で販売せずに卸売をする様にな …

20代の引きこもりから就職できた成功体験談まとめ

本サイトの就職体験談の中から、20代で引きこもりから脱出して就職することができた成功体験談をまとめてご紹介しています。 いま現在引きこもりで悩んでいる方に少しでも役に立てば嬉しいです。   …

ニートからバーテンダーに!?32歳職歴なしの初就職先はBARのマスターだった

私は現在33歳の男です。 自分で言うのも何ですが、私は怠惰な人間でした。 今の仕事が決まるまでの私は、何かを継続出来た試しがなく、何かを最後まで成し遂げたこともありませんでした。 目次18歳で工業高校 …

新卒を辞めてから17年ぶりの正社員。39歳無職から事務の正社員に就職できるまで

新卒で入った会社を8カ月で辞めて無職になって以来、17年程アルバイトと派遣をかけもちして生活していました。 収入は正社員並みでしたが、元々自分に自信が無いため、正社員でなければまともじゃないという考え …

23歳で体調を崩して3年ニートの後、未経験歓迎の工場に正社員として就職するまで

経歴 18~23 フリーター 復職から5年前のできごと 23~25歳までの無職 26歳から正社員 目次フリーターをしつつ役者を目指すも、23歳で体調を崩して無職に何も生産しない日々に罪悪感を抱いた無職 …

パチンコ漬けの3年間。ニート生活に限界を感じ、25歳無職から大学職員へ正社員登用!

私(男)は22歳で大学での就職活動に失敗した後、パチンコ店に通い詰めるニート生活を3年間送っておりました。 私の就職活動時には、不景気も相まって学生にとってはなかなか思うように就職先が決まらない時代で …