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私は現在30歳のSEです。26歳までは無職で特になにもしない生活を送っていました。
私が無職になった理由は大学での挫折です。高校までは比較的優等生として生きてきた私は大学までは順調に進みました。
しかし、大学では学習のレベルについていくことができず、学年でも最下位レベルの成績となってしまいました。また、大学から1人暮らしを始めた影響か、自分の好き勝手な生活を選ぶようになり、次第に勉強も疎かになっていきました。結果として大学を卒業することもできず、無職としての生活が始まることになりました。
大学を卒業できず無職に。外に出るのが怖くなる
無職になってからは毎日同じような生活が続きました。
外に出て仕事をすることはほとんどなく、クラウドソーシングを利用した仕事がメインになりました。そのため、人との接触はほとんどなくなり、次第に外に出ることも怖くなってしまいました。年に2回は実家に帰っていたのですが、両親とも気まずい関係になってしまい、どことなく暗い気持ちになってしまっていました。
両親には新しい職場などを紹介されるのですが、自分に合った仕事でないと断り、結果として無職の生活は3年ほど続きました。
それではなぜ就職することができたのか。それは、自分の好きなことを仕事にしようと決意したことにあります。
自然と身についたPCスキルを活用して2社目で採用!
自宅でPCばかり操作していた私は、自然とPCのスキルが身に付き、プログラミングの知識も独学ながらある程度まで獲得していました。
ある日、経済的に困窮し始めた私は、いい加減まともな職に就こうと正社員として登用してくれる会社を探すことにしました。人と話すのが得意でなかった私は、まずパソコン関係の職から探し、最終的にSEの仕事をしようと決意します。
テレビなどで何社も面接に落ちた話を聞いていた私は、年齢のこともあり、そう簡単に職場が見つかるとは思いませんでした。しかし、ふたを開けてみるとそんなことはありませんでした。IT関係の企業は求人が非常に多く、多少のスキルを持っていれば就ける会社の幅はぐんと広がります。私は最初の企業こそ面接に落ちたものの、2つ目の企業で無事採用されることになりました。
無職からの就活は失敗を恐れないことが大切
無職からの就活で大切なことは、まず恐れずに立ち向かうということです。
私は無職になってから、失敗を恐れて行動することに躊躇していました。しかし、躊躇していては何も進めることができません。実際私はそのために2年もの間、無職として過ごしてしまいました。
私も実際、最初の企業からの面接で不採用となりました。その時はとても落ち込みましたし、もうやめたいとも思いました。
しかし、不採用となった企業と再び関係を持つ可能性はどのくらいあるでしょうか。失敗したとしてそれを笑う人もいませんし、それを知る人と会うこともないでしょう。つまり、何回失敗してもそれを恥じることは何もないということになります。
そう考えると次も頑張ってやろうと思うようになりました。その結果、次の企業では採用を勝ち取ることができました。
現在私はSEとしてそれなりの生活を送っています。もちろん精神的、肉体的に苦痛になることもありますが、それでも無職のころと比べると、生活は安定していますし、何より社会の役に立っていると思うだけで頑張れる気がします。
新卒の正社員と比較すると年齢の差もありますので、人一倍頑張らなければなりません。しかし、私は大学生と無職を合わせると約8年間、努力をすることなく生きてきた経緯があります。
その分頑張らなければならないのは当然ですし、今は頑張ることがとても楽しくなってきています。人より遅咲きの社会人にはなりましたが、何歳になっても遅すぎることはありません。まずは1歩前へ踏み出してみると良いと思います。