ニートの就職体験談

25歳で大手ブラック企業を退職し、零細ホワイト企業の燃料系営業に再就職

投稿日:2017年10月3日 更新日:

35歳になる女性です。

氷河期真っ只中に新卒となり、最初に就職した先は大手教育出版社でした。

一時はテレビCMなどもしており、名前は聞いたことがあるという人も少なくないと思います。

しかしそこは強烈なブラック企業で、最初の半年で同期が全員やめてしまいました。

私はなんとか頑張ったものの一年目で退職し、以後しばらく実家で無職生活をしていました。

その後零細企業に就職し現在に至っています。

新卒で超絶ブラック企業に就職。最初の半年で同期が全員辞める

その会社がブラックであることは、就職前から知ってはいたのです。

動機のほとんどもそうでした。

でも、名前はよく知られた大手だったし、ほかに正社員で採用されることもなかったので、その会社で働くことにしました。

私の場合、親が年配なのでフリーターや派遣は許されない雰囲気があったのです。

年配の親は労働環境がよかった昔のイメージがあるので、保険も年金もない非正規は問題外といった感じでした。

とにかく正社員になるために就職した会社ですが、半年も経たずに同期が全員やめてしまいました。

その支部には私も含めて8人新人がいたのですが、一年持ったのは私だけです。

とにかく営業ノルマがきつく、その日飛込みで契約が取れないと、朝礼などで「ツメ」られるのです。

社内では「激ヅメ」という言葉も使っていましたが、いわゆるモラハラであると今は思います。

ノルマを果たせず激ヅメにも耐えられず、一人残った私は結局ウツになりました。

診断が下ったわけではないのですが、眠れない、食欲がない、時々突然泣き出すなど、今思えばかなり危ない状態であったと思います。

ある日突然、会社に行けなくなった

それでも自分では辞めるつもりはありませんでした。

何より「とにかく三年続けなければ」という親の言葉が重かったのです。

私自身、たった一年で辞めてしまっては、今後の転職活動にも差しさわりが出ると考えていました。

しかしあるときから、会社に行くことができなくなってしまったのです。

甘えだという人もいるでしょうし、実際この経験がなかったら私も人に同様の言葉をかけるかもしれません。

しかし本当に朝起きられず、着替えても出社できない状態が続きました。

会社に行くことができても、営業に出た先で客先に入れず、本屋で時間をつぶすといった体たらくに陥ってしまいました。

結局退社し、家にいたのですが、居心地のよいものではありませんでした。

仕事に行け、正社員の仕事を見つけろとの圧力があるからです。

しばらくはゆっくりしたかったのですが、そんなわけにもいかず落ち着かない日々でした。

しかしおかしなことに、私はそのときバイトを探そうとはしなかったのです。

なぜか自分でも、どうあってもまた正社員として復職しなければと考えていました。

転職エージェントとの出会いが転機に!

そんな私に活力をくれたのはネットです。

ネットで、今は昔のように労働市場がよくないことを改めて自覚しました。

親の世代のような甘い考えでは、仕事はできないことを現実として認めたのです。

それからはバイトでもなんでもやっぱり働きたいと思うようになりました。

自立したいとは以前から考えていましたし、そのためにはやはり仕事は必要だと思ったからです。

以前は避けていた派遣にも関心を持ち、エージェントに登録し、いくつかの派遣先で仕事をさせてもらいました。

転機は、派遣先の営業さんから転職エージェントの話を聞いた時です。

同系列で正社員の斡旋をする事業があり、そちらに応募してみないかといわれたのです。

それは燃料系の営業職でした。

前職と同じ営業でしたが、私には渡りに船でした。

実際に経験してわかった転職エージェントの利点

結果、転職エージェントの紹介で再就職を決めたのですが、良かった点がいくつもあります。

ひとつは、エージェントには独自の情報があることです。

派遣の営業とも連動している転職エージェントには、地域の中小、零細企業とのコネが豊富にありました。

また、派遣などで社員が出入りしているため、会社の雰囲気も事前に知ることができたのです。

私が紹介されたのは、以前勤めていたような大手企業ではありません。

社員20名ほどの会社で、支社などひとつもないような規模ですが、残業もほとんどなく社内の雰囲気もおっとりしています。

私は営業職ですが、ルート営業なのでノルマもなく、もちろん「激ヅメ」などきいたこともありません。

規模の大きさだけが会社を測るものではないと、改めて感じています。

また、転職の際には自分だけでがんばるのではなく、転職エージェントのようなサービスを利用するのもひとつの手かと思います。

客観的に自分を見てくれて、売り込みもしてくれるので、面接も気持ちを楽にして臨むこととができます。

 

こちらの記事もおすすめ

>> ブラック塾講師バイトを辞めて無職に…それでも27歳でホワイト企業に正社員として就職できました!

>> ニートがホワイト企業に就職する方法とは?ホワイト企業の特徴3つ

-ニートの就職体験談
-, ,

執筆者:

           

あなたにおすすめの記事

関連記事

海外放浪から一転!高卒25歳職歴なしが公務員になることができた理由

私は25歳まで海外でバックパッカーをして世界を放浪していました。 日本に帰国してから就職について真面目に考えだし、とりあえず通い始めたパソコンスクールで、ある女性と出会いました。 就職のきっかけは彼女 …

28歳無職のPC未経験者がIT企業にシステムエンジニアとして就職するまで

私は現在28歳のシステムエンジニアの卵です。 以前は卵ですらない無職でした。無職になった経緯としては、前職の営業職で無理をしたため精神的な病気になってしまいました。 その後は精神的な病気と付き合いつつ …

26歳で一部上場企業をやめて脱サラ。無職のアルバイトから病院介護士に再就職するまで

私は大学の商学部を出て、一部上場企業に就職しました。 アルバイト経験は豊富で、どの仕事にも対応できるスキルを身に着けているつもりでしたが、現実は違っていました。 アルバイトはあまりし過ぎると自分のため …

介護職に嫌気がさし28歳で無職に…29歳で就職フェスタをきっかけに正社員採用される!

私は大学を卒業して就職をしたのですが、人間関係や会社の組織体制に不満があり20代の頃に転職を多く経験してきました。 一度は無職の時代も経験することになり、その頃から無事に正社員として就職できた経緯など …

32歳で大手運送会社を途中退職。無職を経て施工管理会社に再就職した話

私は現在34歳の男性で、建設などの施工管理をする職種に就いています。 以前は大手運送会社の正社員として働いていましたが、30歳の頃、時代の流れにより会社方針も変化していく中、自分の考える方向性との違い …

高校中退から27歳でニートを脱出。職歴なしから就職をして統括マネージャーになるまで

私は40歳の男性です。 私は、高校を中退してからニート生活を続けていました。 ニートと言っても一口では語ることはできません。 一人一人にそれぞれの事情があるはずです。 私の場合は「うつ病」でした。 目 …

30件応募で連絡ゼロ!25歳完全な無職状態から総務事務の正社員へ就職を成し遂げた方法

僕が25歳で一度も正社員経験が無く無職の時に正社員(業種はサービス業で職種は総務事務職・総務部配属)として就職できた話を明記していきます。 目次大学4年時点で内定0。肩身の狭い実家暮らしリクナビNEX …

26歳無職がイラレとフォトショに出会い、27歳で広告会社のデザイナー(正社員)に就職できました

私は26歳で広告会社に正社員として入社することが出来ました。主な仕事は広告やポスターのデザインをする事です。 この仕事に就くことによって毎日を楽しく有意義に過ごしております。 どうやって正社員に就くこ …

ヒモニートだった29歳無職が出版社にギリギリ就職できた話

29だった頃にギリギリ就職できた経験があったので、現在ニートの人にもまだ諦めないで就職活動して欲しいと思います。 目次医療関係の人材派遣を退職し、ヒモニートになるまで「今日中に出ていって」ヒモニート、 …

親友の結婚式にニートじゃ恥ずかしい。26歳無職だった私が経理職の正社員に就職した話

私は現在30代既婚の主婦です。 26歳の時にニートから経理職の正社員として就職したお話をしようと思います。 当時はまさか自分が無職ニートになるなんて考えてもいませんでした。 また無職というと楽をしてい …