ニートの就職体験談

新卒から1年で挫折した25歳無職が物流会社の正社員として就職できた話

投稿日:2017年10月21日 更新日:

私は27歳男性で、現在は物流会社の正社員をしております。

2年前、大学新卒で入社した会社を1年も耐え切れずに辞めてしまい、半年ほど無職でいました。

前職を辞めた経緯と、どのようにして今の会社に入ったかを綴りたいと思います。

理想と現実。居酒屋チェーンのあまりにも長すぎる労働時間

私が大学を出て就職した会社は、都内に何店舗も展開している有名な居酒屋チェーン店でした。

そこは学生のころ通いつめていた店で、店内は綺麗、店員は明るく愛想もよかったので、この会社なら自分も楽しんで働けるかもしれないと思ったことが入社のきっかけでした。

入社すると、すぐに本社の近くにあるホテルで研修が行われました。

同期は沢山いて、研修は1週間ほどでしたが仲良くなりました。

配属先は違うだろうけどお互いに頑張ろうなとよく励ましあったものです。

研修が終わり、配属先の店舗が決まりました。

そこは都内でしたが、私が行ったことのない地方の店です。

店舗から近い社宅を借りて、早速社会人生活がスタートしました。

店には社員は2人しかいませんでした。

基本的にはアルバイトで仕事をまわします。

1人は店長で、もう1人は配属4年目の若手の先輩。

私は基本的に4年目の先輩について教えてもらいました。

私は大学生のころに同じような居酒屋チェーン店でアルバイトをしていたので、ある程度の業務はわかっているつもりでした。

しかし、私が知っていたのはアルバイトの姿で、正社員としての仕事は全く理解していなかったことがすぐに分かりました。

アルバイトのシフト作成・管理、備品や品質管理や求人の書類作成、すぐに移り変わる新メニューの指導、やってることは難しいことではないのですが、とにかく労働時間が長すぎました。

居酒屋なので夕方前にオープンして、帰るのは早朝。

決して朝までやっている店ではありません。

通常では忙しいピーク時を過ぎると通常業務はアルバイトに任せて他のことをやるのですが、人がいなかったり休んだりした場合は社員がカバーしなければなりません。

アルバイトは簡単に休み、教えてもすぐ辞めていくの繰り返し。

残業代は出ない。

休日に店長から呼び出される。

私は半年にして心身ともにボロボロでした。

自分の中で張り詰めた糸が切れたある朝の帰り道

私はバイク通勤でした。

ある朝の帰り道のことです。

明け方のひんやりとした空気の中、眠気でうとうとしながら運転していたら、ハンドルを切ってしまい電信柱にぶつかりそうになりました。

幸い、間一髪で避けたので事故には至りませんでしたが、その瞬間に自分の中で何かが弾け、涙が止まらなくなってしまったのです。

こんなはずじゃなかった。

社会人はこんなに辛いのか。

これを定年まで後40年近くも続けることができるのだろうか。絶対に無理だ。

私は店長に退職届を提出し、2週間後に退職しました。

1年も耐え切れなかったという肩書き、無職の孤独感

店長や先輩社員には散々言われました。

お前はどこに行っても通用しない。入社1年もしていないやつに何がわかるんだ。

私は心身ともに傷ついたまま実家に戻り、無職の生活がスタートしました。

SNSでは友人が仕事終わりに一杯とか会社終わりに先輩とフットサルだとかの投稿がたくさんありましたが、私にはどこか違う世界に住んでいる人のように思えました。

私はほぼ夜勤だったので友達と仕事終わりに一杯とかは時間的に不可能です。

休日もシフト制で、土日祝日に休めることはまず無いので、どこか遊びに行くということもできませんでした。

親と一部の親しい友人からは、しばらくゆっくりするといいと言ってくれましたが、家から出ないで1日ジッとしていると、自分が社会に必要とされていないような孤独感に苛まれておかしくなりそうでした。

工場アルバイトに応募し、最終的には正社員へ!

正社員として働ける気がしない。

そう思った私は、アルバイトを探すことにしました。

前職のせいか人と接するのが億劫になってしまったので、人と顔を合わすことのなさそうな、工場で働くアルバイトに応募しました。

年齢が若かったということもあり、すぐに採用の連絡がきたので、私はアルバイトですが再び働くことになります。

その工場では食品を取り扱っているので冷蔵庫の温度で寒いのですが、基本的に1人でする作業が多く、私にとっては黙々と働けていたので良かったです。

人と接するのは休憩室にいるときだけでしたが、周りのアルバイトや社員の方も良い人たちばかりだったので、自分なりに打ち解けて充実した生活を送れていたような気がします。

そこで働いて1年が過ぎたころでした。

社員の方が、私に正社員にならないかと誘ってきてくれたのです。

まだ若いし、仕事も休むことなくコツコツと真面目に働いてくれているからということでした。

給料も残業代は支払われるし、休日もしっかりともらえる。

職場環境も人間関係も良い、私にとって最高の条件が整っていました。

私は快く誘いを受けて、無事に正社員に昇格。

今では充実した生活を送っています。

まとめ

私が思うことは、職場には合う合わないがあるということです。

一つの会社がダメだからと言って、他の全ての会社が自分に合わないはずがありません。

焦らなくても、休み休みでもいいんです。

転職サイトや転職エージェントを駆使して探せば、きっと自分にあった良い職場が見つかるかと思います。

私のような一度脱落した人間でも戻れたのですから皆さんもきっと大丈夫です。

諦めずに頑張ってください。

-ニートの就職体験談
-, ,

執筆者:

           

あなたにおすすめの記事

関連記事

32歳で大手運送会社を途中退職。無職を経て施工管理会社に再就職した話

私は現在34歳の男性で、建設などの施工管理をする職種に就いています。 以前は大手運送会社の正社員として働いていましたが、30歳の頃、時代の流れにより会社方針も変化していく中、自分の考える方向性との違い …

パワハラ、セクハラのため29歳でニートへ。なんとか脱出して、在宅ワークができるようになりました

私は現在、30歳女性です。 私が正社員で働いていた会社を退職し、ニートになってから、在宅ワークを始めるまでの話をしたいと思います。 目次正社員の事務として働くも、パワハラ・セクハラに悩み退職ニートから …

31歳職歴無しニートがパソコン入力のバイトから会計事務所の正社員になった話

私は現在37歳の男性ですが、31歳まで職歴が無くニート状態でした。 私の家は、とても裕福といえるほどではありませんでした。 しかし、両親共働きで、どちらかというとお金には不自由していない家庭だったと思 …

23歳で大学院を退学をし2年の無職を経て正社員で広報に就職できました

私は27歳の男性で、現在は一部上場企業で事務、広報の仕事に携わっております。 私は大学院を中退し、2年間の無職を経て今の会社に勤めております。 大学院中退後、無職期間を経て、どのように就職することがで …

大病を患い大学中退後、26歳職歴なし無資格の私が介護職員として就職できるまで

私は大学生活6年目で大病を患ってしまい、そこから退学という選択をしました。 当時26歳の男性です。 最終的には介護施設に入社することが出来ました。 ここでは、入社が決まるまでに何度も面接を落とされてし …

職歴なしでも正社員!25歳無職だった私が出版社事務に就職できるまで

私は現在39歳(男性)です。 今から15年ほど前になりますが、私が25歳無職から正社員になれた体験をお話します。 無職からの就活では、採用面接などで、社会と関わるために、無職中にがんばって打ち込んでい …

新卒入社の中堅IT企業に疲弊し1年で退職。25歳無職から工場正社員に就職して逆転!

私は30代の男性会社員ですが、25歳の頃ニートをしていました。 まさかニートになるとは学生の頃には想像していませんでしたが、人生何が起こるかわからないものです。 ですがその後紆余曲折ありながら、工場で …

26歳無職がイラレとフォトショに出会い、27歳で広告会社のデザイナー(正社員)に就職できました

私は26歳で広告会社に正社員として入社することが出来ました。主な仕事は広告やポスターのデザインをする事です。 この仕事に就くことによって毎日を楽しく有意義に過ごしております。 どうやって正社員に就くこ …

地元の電気会社が倒産、25歳で無職に。1年の無職期間から就活を経て社会復帰するまでの記録

私は現在31歳で内装関係材料を扱う商社の営業マンとして働いています。そんな私ですが、25歳の時に一度無職になりました。 今回、無職になった私がどうやって正社員として働くことになったかお話したいと思いま …

デイサービスの仕事を辞めた私が9ヶ月のニート期間ののち介護現場に復職するまでの話

北海道出身の私は専門学校卒業後、単身上京し都内のデイサービスに就職しました。 元々私は自分の意思で東京に来た訳ではなかったので、3年勤務した後に試験を受ける事ができる介護福祉士資格取得を目標に頑張って …