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私は現在32歳の女性です。
今でこそ日々仕事に追われていますが、26歳から28歳までの2年間はニート生活を送っていました。
今回は、私が28歳で外資系アパレル企業に正社員として就職できた話をします。
毎日のように上司のパワハラ。鬱と診断され26歳でニートへ
大学を卒業後、国内アパレル企業の正社員として接客販売の仕事をしていました。
私が配属された店舗には、今考えればパワハラを平気でおこなう上司がおり、私は毎日のようにその上司から怒鳴られていました。
そして、いつの間にかその上司に怒られないために仕事をしているような状況になっていました。
そんな日々が4年ほど続いたある日、私はついに体調を崩しました。
出社しようと思うと、涙が止まらず、会社に行けなくなってしまったのです。
病院で「鬱」と診断され、会社を辞めました。
そして、実家に帰りニート生活を送ることになったのです。
2年間のニート生活の後、外資系アパレル3社の求人へ応募
ニートになってからというもの、私はとても不安な気持ちに苛まれていました。
幸い、傷病手当金をもらえることになりましたし、実家で生活をさせてもらっていたということもあり、なんとか生きてはいけていました。
けれど、自分がいわゆる「レール」から外れてしまったことを恥ずかしく思う気持ちや、両親に申し訳ない気持ち、それに加えて今後また新しい職場で働くことを怖いと思う気持ちで頭がいっぱいでした。
そんな悶々とした日々を送る中で、自分の気持ちを整理してみるという作業を行いました。
今までは周りに流されてただ何となく仕事をしていましたが、
「自分はこれからどのような人生を送りたいのか」
「自分にとって何が一番大切なのか」
「自分が幸せを感じるのはどのような時なのか」
などを深く掘り下げて考えてみることにしたのです。
そこでわかったことは、自分はお金よりも家族や友人たちと一緒にのんびりと過ごす時間の方が大切なのだということでした。
それがわかってから、「ワークライフバランスを実現できる外資系の企業に就職したい」と思い、就活を決意しました。
もともとアパレルしか経験したことがなかったので、外資系アパレルの公式サイトから求人情報を探し、3社に応募しました。
2社から内定をもらい、28歳無職から正社員として就職できた!
就活をするにあたって心の支えになったのが、母からの言葉でした。
母は「自分の思う通りにやったらいい」、「健康が一番だから、焦らなくていい」と言ってくれました。
その言葉を胸に、私は就活に臨みました。
2年間のブランクがあったのでかなり不安だったのですが、以前の経験があったからか書類選考は3社とも通過しました。
面接において私が大切にしたことは、「嘘をつかない」ということでした。
面接では必ず、2年間のニート生活のことを突っ込まれると考えました。
けれど、そこで嘘をついてごまかしたりせずに、正直に「以前の職場で体調を崩して2年間は実家で静養していました。辛い日々でしたが、自分と向き合うことができて、自分がこれから何を大切にして生きていきたいのかということを突き詰めることができたので、私にとっては大切な2年間でした」ということを話しました。
その結果、3社中2社から正社員として内定をいただくことができました。
まとめ
ニート生活をしていた2年間、ずっと不安と闘っていました。
けれど、この2年間があったからこそ、今では他人だけではなく自分にも優しくできるようになったと感じています。
私がニートからの就職で大切にしたことは、「自分の人生は自分だけのものであり、人と同じ人生を歩む必要はない」ということを理解し、「今の自分を受け入れて、正直になること」だったと思います。
あなたも少しでも自分に自信を持てるように、少しでも自分のことが好きになれるようにゆっくりと自分の心を向き合ってみる時間を作ってみてください。
あまり焦らず、型にはまろうと頑張りすぎず、自分にとっての「幸せ」を探してみてください。
同じ境遇にあった者のひとりとして、心から応援しています。