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ニートの多くが働かなければと思いながらも、就職活動に踏み出すことができません。
なぜなら、働くことが恐いからです。
失敗したらどうしよう、うまくやれるはずがない、と考えてしまって身動きが取れなくなってしまい、ニートのままでいつまでも過ごしてしまう人は非常に多いです。
そこで、本記事では、働く自信がないニートに向けて、自信をつけるにはどうすればよいかという観点で、3つの考え方をご紹介したいと思います。
ハードルを下げる
ニートの多くが一般人と同じハードルを見ています。
そのハードルを飛び越えられないと言って、眺めるだけ眺めてため息を吐いている状態です。
そのハードルを飛べ、チャレンジしろとは言いません。
残念ながら、ニートにはそのハードルを飛ぶのは難しいのです。
そこでニートが考えるべきは、ハードルを下げることです。
飛べないハードルを設定しても意味はありません。
飛べそうなハードルだけ意識すればよいのです。
簡単なハードルでもどんどんと飛んでいるうちに、以前は高いと感じていたハードルに近づき、やがて飛べてしまうものです。
就職活動に関して言えば、ニートがいきなり正社員になるというのはかなり高いハードルです。
ですので、契約社員や派遣社員にハードルを下げましょう。
それでも高いならアルバイト、アルバイトでも高いならボランティア、といったように、これなら飛べるかもと思えるハードルまで下げましょう。
そして、ハードルを飛び越えるという成功体験を得てください。
それが自信につながっていきます。
できることを見つけていく
ほとんどのニートがネガティブな思考を持っています。
そのため、自分はあれができない、これができないとマイナスな側面ばかりをクローズアップしてしまい、どんどんと自信を失ってしまいます。
かといって、ポジティブ思考に変えろと言われても、いきなり変えられるものでもありませんし、思考を変えることが負担となって、より自信を失っていくかもしれません。
ですので、もっと簡単なことから始めます。
できないことを見つけるのではなく、できることを見つけましょう。
どんな些細な事でも良いです。
例えば、タッチタイピングができる、エクセルで表を作れるといったことでも十分ですし、もっと言えば、ネット検索ができるといったことも含めても大丈夫です。
能力的な側面だけでなく、体力的にできることも含めましょう。
15分くらいの散歩なら息切れしない、10キロの物を持ち上げられる、といったことからどんどんリストアップしましょう。
さらには、コミュニケーションの面も考えます。
両親と会話をした、友達と電話した、ネット上で注文したなど、日々の生活でできたことを数えましょう。
こうして、できることをリストアップしていくと、意外とできることが多いことに気付きます。
また、自分ができることから考えて、どんな仕事ができるのかわかりますので、自信をもって仕事に臨みやすくなります。
これを数カ月続けていくと、自然とポジティブな思考に変わっていくのもポイントです。できることをリストアップするだけの簡単作業なので、すぐに始めましょう。
責任感を持たない
働く自信がないニートの多くは、自分が受け持つであろう仕事に責任を持ち過ぎている傾向にあります。
責任感を持つことは悪くないのですが、強く持ち過ぎるのもよくありません。
失敗すれば周囲に迷惑をかけてしまうという思いが強くなりすぎて、過度に失敗を恐れてしまいます。
その結果、失敗するくらいなら働かない方がよいという考えになりがちです。
ですので、当面は責任感を持たないことをおすすめします。
どんな仕事であろうと、いきなり入社したばかりの社員が責任を負うことなどあり得ません。
失敗の責任を取るのは上司の仕事です。
報告、連絡、相談が社会人では大事とされますが、なぜ大事なのかを部下の立場で考えると、責任を取るべき人にちゃんと責任を取ってもらうために報告、連絡、相談が必要なのです。
責任を持つのは、自分が昇進して上司の立場になってからで遅くありません。
もちろん、失敗したら反省と改善は行いましょう。
責任は他の人にあると考えれば、失敗を恐れる気持ちが薄くなり、チャレンジする自信もつきます。
失敗は誰でもするものなので、過度に恐れないようにしましょう。
まとめ
以上、働く自信のないニートが自信をつける3つの方法を紹介しました。
自信をつけるというのは一朝一夕にはできないことではありますが、3つの考え方を実践すれば、かなり自信をつけることができます。
ぜひ自信をつけてニート脱出に向かってください。
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