本サイトではアフィリエイト広告を利用しています
ニートの中には、美容師にあこがれている人もいるのではないでしょうか。
ニートから抜け出すなら、ぜひ美容師として働きたいと考えてはいるものの、どうやったら美容師になることができるのか、そもそも美容師はどんな仕事なのか、をよく知らないニートも多いかもしれません。
そこで、本記事では、美容師になってニートから脱出したいと考えている人に向けて、美容師の業務内容や、待遇や労働条件などをご紹介します。
ニートから美容師になるには
美容師になるには、美容師免許が必要になります。
美容師免許は、国家試験に合格する必要があります。
美容師国家試験の合格率はおよそ8割ですので、それほど難しいものではありません。
筆記試験は過去問でしっかり対策すれば十分に合格できますし、実技試験も日頃の反復練習を欠かさなければ、本番でも落ち着いて対処できるでしょう。
しかし、問題は受験資格です。
美容師国家試験を受けるためには、美容専門学校に通わなければなりません。
昼間部や夜間部では2年、通信課では3年通って修了することで受験資格を得ることができます。
ですので、美容師を目指すニートは、まず美容専門学校に入学することから始めましょう。
美容師の業務内容
免許を取得すると、いよいよ就職です。
主な就職先は美容室か、ヘアメイク事務所です。
手に職を持った技術職ですので、就職率も悪くなく、資格取得者のほとんどが就職先を見つけることができます。
国家試験に合格しているので基本的な技術は身に付いていますが、まだまだ現場で通用する技術とは言い難い状況ですので、就職して数年間はアシスタントとして先輩の手伝いをすることが主になります。
業務時間中は、シャンプーや掃除、簡単なカットなどを行い、終業後にカットやカラーリング、パーマなどの練習を行うことが一般的です。
また、休日にも研修を受けることも多いです。
練習を重ねて数年、社内での試験、先輩やオーナーの許可等を経て、ようやく客と1対1の接客をすることができます。
一通りの施術を行うことができるほか、後輩の指導なども担当することがあります。
ヘアメイク事務所でもおおよその流れは一緒です。
最初は先輩のアシスタントとしてヘルプ業務を中心にこなし、1~3年ほど経験を積んだ後に一人前のヘアメイクアーティストとして活動することができます。
美容師の労働条件や待遇
美容室、美容師の数は年々増加しています。
1000円カットなどの安価なサービスを提供している店舗の人気も高いことから、非常に競争が激しい業界になっています。
競争が激しいと経費を削減しようとする傾向が強くなり、最も負担の大きい人件費を削っていきます。
結果として、美容師の年収は、低めになっています。
勤める店舗によって年収は全く異なり、アシスタントでは手取り10万のところもあれば、17万円前後のところもあります。
有名店だからといって給与が高いわけではないので、求人票をよく確認する必要があります。
一人前のスタイリストになると給与は上がり、手取りで20万円程度まで上がることが多いです。
また、個人の売り上げに対して、インセンティブがつくこともあります
勤務時間は基本的には8時間労働なのですが、技術向上のための練習という理由での残業があることが一般的です。
この残業に関しては無給であることがほとんどですので、実質的な勤務時間はもっと長くなります。
アシスタントだけでなく、指導するスタイリストも時間を拘束されることが多いです。
オシャレな印象が強い業界ですが、かなり職人気質な業界でもあります。
そのため、労働条件や待遇が軽視されがちですので、注意する必要があります。
技術さえあれば好待遇を求めて他の美容室を渡り歩くことも可能です。
また、将来的に独立開業することもできますので、将来を見据えて日々働くとよいでしょう。
まとめ
以上、美容師になる方法や業務内容、待遇などについてご紹介しました。
美容師に興味を持った人はまず美容専門学校に入学することから始めましょう。