きついけど給料がいい仕事8つを紹介!【平均年収・必要資格・リスクについても】

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稼げる仕事といえばどんなものがある?と聞かれたら、どのような職業を思い浮かべるでしょうか。政治家、医者、弁護士あたりがスタンダードでしょうか。でも、それ以外にも高収入な職業はたくさん存在します。

高収入を得られる職業は華やかなイメージがある一方で、「大変なんじゃないの?」というイメージもあるのではないでしょうか。

今回は、就職できるまでの道のりや業務内容はきついけど給料がいい、知られざる8つの高収入な職業とその大変な部分を特集していきます。

8.港湾荷役作業員


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港湾荷役作業員は港湾運送事業者に雇用され、船と港の間で荷物の積み卸しや運搬などの作業を行う仕事で、平均年収はおおむね500万円前後で安定して推移しています。

一般に誰でも求人に応募すれば慣れる職業ですが、職業訓練施設を卒業しクレーンやフォークリフトなどの資格を持って就職するパターンもあります。それだけに、玉掛や運転免許など、持っている資格が多ければ多いほどできる仕事も増えますが、その逆もまたしかりということもあるでしょう。

また船舶の合理化のあおりを受け、少数精鋭の熟練作業員に仕事が集中している傾向もあるようで、部長クラスで1000万円ほどの年収になりますが、無資格の新任がいきなり稼げる職業というわけではなくなってきています。

7.発電・変電工

発電・変電工は平たくいえば、電線を架設したり保守したりする仕事です。なるための特別の資格はありませんが、現場レベルでいえば最低でも第二種電気工事士の資格を保有し、電気取扱業務に関わる各種講習を受ける必要性が高くなっています。また運転免許に関しても、オペレーターになるのであれば玉掛けと巻上機の資格は保有必須とされていることが多くあります。

大変なポイントとしては、高所で高圧の電気を扱う仕事ですから、ちょっとしたミスが生命の危機に直結する仕事とも言えるところが上げられるでしょう。

リアルな数字をいうと、年間で10名程度の事故が起き、命を落としてしまう作業員もいるそうです。

6.発破技士

発破技士は火薬類を使って、岩石や構造物を破壊するなど爆破作業を行う仕事のことです。発破技士になるには火薬類取扱保安責任者か、発破技士の資格が必要です。

平均年収は400~600万の間で推移していますが、これは若いうちの給与が低く、勤続年数を重ねていくことで徐々に給与がアップして高収入になっていくピラミッド型の給与形態になっているせいです。しかし、部長クラスだと年収1000万円を超えていくケースも少なくありません。

職場が土木関係ということで給与が上がる前に退職していく若い人も多いので平均年収が下がっているのでしょう。

5.技術士

だいぶ漠然とした呼び名ですが、れっきとした国家資格のひとつです。機械部門、化学部門、建設部門、船舶・海洋部門等々、20に渡る専門の技術部門が設けられ、その合格率は15~20%と、かなりの難関試験になっています。また受験者資格を満たす必要があることも資格取得の難易度を上げている要因のひとつです。

平均年収は500~600万円ですが、これは技術士の資格を持っているだけでは仕事にありつけない現状があるからでしょう。いい企業でキャリアアップできれば専門技術者として高い年収が期待できますが、そうでなければ…お察しの通りです。そのため就職活動や会社内での功績も大事なポイントになってきます。

4.電車運転士

電車運転士の平均年収はおおよそ600~700万円の間を安定して推移しています。車掌との違いは、電車運転士は電車を運転する仕事、車掌は車内放送や安全確認を行う仕事というところでしょう。

よほどの大不況でない限り安定して収入を得られる一方で、ミスが許されない緻密な職業だという点で大変な職業だと言えるでしょう。都市部にもなれば秒単位でダイヤが決まっており、人の命を預かっているという点でも常にストレス下にさらされています。

また職場環境が閉鎖的なことが多く、パワハラや家庭問題を抱えやすいという声も多く聞かれる職業です。

3.不動産鑑定士

平均年収はだいたい700万円前後です。聞き慣れない職種かもしれませんが、実は司法試験、公認会計士試験と並んで、突破するのが難しい資格試験の一つと言われています。

仕事内容はそのまま不動産の鑑定ですが、なにも不動産は都市部の平坦な場所だけにあるとは限りません。深い山奥や、原野の鑑定の依頼も舞い込んでくることがありますから、体力面・精神面ともに、なるのもなった後も大変な職業と言えるでしょう。

また、不動産の売買に関わってくる仕事ですから、売買契約をとりまく交渉の数々に関わるため、高いコミュニケーション能力が求められる仕事でもあります。

2.大学教授

高校生の半数以上が大学へ進学する日本では身近な存在であるためあまり高給取りのイメージはないかもしれませんが、大学教授の平均年収は約1000万円超です。

大学教授はなるまでが大変な職業です。ひとつめは、大学を卒業して博士号を取得後、就職先の大学を探して就職し、助手・講師・准教授を経てなる方法があります。もうひとつは社会人として成功し大学に教授として働かないかとスカウトを受ける方法です。

いずれの方法も、時間がかかりますし、高い専門知識を持って研究をし、論文を書くなどの功績を残していく必要がある点で、大変だと言えるでしょう。

1.パイロット

最後に紹介するのはパイロットです。パイロットの平均年収は約1200万円です。これは医師に次いで年収が高い民間職種です。

パイロットは、なるまでも、なってからも大変な職業です。

まずなるまで。国家資格の「事業用操縦士」を取得しなければなりませんし、運転する航空機の種別ごとに専用の資格を取得しなければなりません。また、無線の免許や航空身体検査も必要になってきます。

また、なった後。資格取得後も、副操縦士になるまで5年、機長になるためにはさらに10年の年月がかかると言われています。

どんな局面に直面しても冷静に判断ができるよう精神的・肉体的にも健康を保ち続ける必要がありますし、語学も堪能でなければなりません。さらに法規の改正などがあれば新しい訓練や試験が追加されていきますから常に勉強し続ける必要もある職業です。

まとめ

いかがだったでしょうか。稼げる仕事であるには稼げるなりに大変なところがたくさんあります。特に資格を保持しているかどうかは年収をアップさせられるかどうかを大きく左右してくる傾向にあります。

資格は持っておくにこしたことはない!という気持ちで資格取得のための勉強を始めてみるのもいいかもしれません。


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